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2005年12月05日

●「カジノ・ホテル価格の高騰について」 Las Vegas Review-Journalより

「カジノは自ら値決めしているかもしれない」

Las Vegas Review-Journalから

 

 高値ショック。ゲームアナリスト達は、今仮にそうでなかったとしても、ラスベガスのカジノホテルは、 来年早期に価格の上値抵抗の嵐に突入し始めそうであると言う。問題は、9.11テロ以来、 ホテルと旅行価格が少なく見積もっても8~10%値上がりしていることにあるように見える。比較すると、 ラスベガス宿泊料はそれ以前の最高値から30%も上がっている。

 

 値引きに飢えたバケーション買い物客は、ラスベガスから他へ視線を移しているかもしれない。代わりに、 歓待オペレータがレートを上げることができるように、ラスベガスは価格の軟着陸を試みるかもしれない。

 

 カジノ産業指導者ゲーリー・ラブマンとテリー・ラニは、「カリフォルニアの最近のガソリン価格高騰が彼らのドライブイン・ビジネスに目立つようなダメージ与えた」 とそれぞれ"Nevada Week in Review"において、ミッチ・フォックスとともに11月25日に認めていた。


 ハラズ・エンターテイメントのラブマン会長は、 「それがハリケーンなどの主要な全国家的な問題の後の、国民によるライフスタイルの選択の結果である」と言った。 MGMミラージのラニ会長は、「価格が再び高騰するならそれは再発するであろう」と言った。 このコメントはカジノ産業広報による何ヶ月もの否定の後に行われた。

 
 ウォールーストリート関係筋は、「ラスベガスの住宅価格は、去年の夏に減速しているものの、 相変わらず上昇し続けそうである」と言う。

 南カリフォルニアなどの市場に比べて限りある土地、増加する人口、および魅力的な価格は需要を堅調なまま維持し、 より多くの空気を泡(バブル)にポンプで注入するであろう。

 不動産騰貴は、資産効果を作り出し、人々にもっとたくさん費やすことができると思わせ、ローカルカジノ成長の燃料となる。 あなりすとは、これはボイド・ゲーミング・ コーポレーションステーションカジノにとっては朗報であると言う。
 

 業界筋によると、ボイドゲーミングは、 まもなく発表されるであろうスターダスト再開発計画の一部となる住宅開発とあわせて行うジョイントベンチャー・ パートナーと協議を行っている。現在、世界で3番目大きいゲーミング企業であるボイド社が、 資金繰りを容易にするために63エーカーの敷地の一部を売るということもありえる。

 

 ここのところのガソリン高騰、 ハリケーン被害はラスベガスのカジノ産業にも顕著なダメージを与えているようです。にもかかわらず、 9.11以降ホテル代はもちろんのことラスベガスの物価は上昇し続けているように感じます。

 とくに、日本国内はここ10年はデフレ状態でしたから、余計に強く感じるのかもしれません。

 このダメージを取り返そうとしているのか、 カジノはMGMミラージのようにレストランやショーをはじめとする非ギャンブル部門の収益を上げようとしゃかりきになり、 カジノのシブチンさはますますひどくなっているように感じます。もっと、ジャンジャンJPメロディーを流して欲しいものです。できたら、 我が家に…(笑)