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2006年02月28日

●ジェフ・シンプソンの「ストリップホテルランキング」 Las Vegas Sunから

Las Vegas Sun の記事から

 

 以下のランキングは、施設が客と訪問者に提供するすべての経験に基づいており、どれだけの利益を上げているとか、 どれだけの費用がかかっているとかいうものではない。


【ウルトラ・ハイ・エンド】  ウイン・ ラスベガスベラージオー

 ウィンラスベガスは、敷地にあるゴルフ・クラブ、公的で、私的なスペース、 および優れた建築アーキテクチャによってわずかに優位を得る。

 ベラージオーは、「О」、まばゆいばかりの噴水と最高のポーカールームを持つ。 いずれも世界有数のものである。明らかにラスベガスで最高の2つの施設であり、他の施設との間には、深くて広いギャップがある。

 


【ハイエンド・コンベンション・ホテル】  マンダレイベイとベネシアン

 マンダレイベイが判定勝ち。「ザ・ホテル・アット・マンダレイベイ」 タワーとフォーシーズンズはすばらしいホテルである。そして施設は、 ベネシアンの模倣様式と同じくらい重厚ではないリラックスした南洋のイメージです。

 


【ハイエンド】 ミラージ、シーザーズ・パレス、 MGMグランド

 

 MGMグランドは、超ハイローラー・スイート(ザ・マンション)やショー、 レストランを持っているかもしれないが、その全体の大きさは不利に働く。

 

 最初の現代的メガリゾートであるミラージは、荘厳なリゾート、つまり客が深呼吸をし、 美しい環境の中央でリラックスすることができる種類の場所、素晴らしいサービスを受けることができる場所であり続けます。

 

 強い1枚看板で公演を行なえるパフォーマー、新しいホテルタワー、古典的なベガスの雰囲気を持つ、 すばらしいフォーラムショップ、および中心的なカジノを含めて、シーザーズ・パレスはたくさんの大きい属性を持っています。しかし、 シーザーズの敷地は、あまりにたくさんの拡張とあまりにたくさんのリフォームを繰り返したことにより、クレージー・キルトのような施設配置は、客にフレンドリーではない。

 

【アッパー・ミッドマーケット】  トレジャーアイランド、パリス、モンテカルロ、ラクソー、ニューヨーク・ ニューヨーク、アラジン

 

 トレジャー・アイランドのリモデルは、その醜いテントを除いて、大成功を収めた。

 パリスは2、3の良いレストランとよい立地条件を持っているけれども、アラジンと同様に、 それはチープに建設されていて、チープさが見えています。モンテカルロは一般的な良いリゾートです。それを信じられないほど大きく、 恐ろしくするものは何も無い。


 ラクソーは、街で最も良いイコン建築である(借用ではあるが…)。それは、マンダレイ・ プレイスを通って、マンダレイ・ベイにつながっている。しかし、デザインは特にピラミッドの中で滞在する客にとって否定的側面(お墓) を持っている。ピラミッドの北側の2つのタワーは、うんざりするガラスの箱である。

 

ニューヨーク・ニューヨークの建築はちょっとありきたりであったが、 ホテルのアメニティーはかなり良い。


アラジンは好いロケーションと過小評価されたモールを持っているけれども、 いくつかの重大なデザイン上の問題(アラビア風)は持続します。

 


【ミッドマーケット】  ハラズ、バリーズ、バーバリーコースト、エクスカリバー、フラミンゴ、 スターダスト、リビエラ、 トロピカーナ

 

 このカテゴリーは、実際少々歳を感じさせます。ハラス、エクスカリバー、バーバリーコーストを除いた全ては、 一度はストリップでトップの地位を占めたことがある。

 スターダストは、すでに来年の爆破が決まっている。 エクスカリバーを除くこれらの施設のどれであろうと、10年以内に過去のモノとなってしまっても、私は驚かない。 このカテゴリーにおける傑出したものは、トロピカーナのプールとバーバリーコーストのレストラン、 そしてリビエラのファンキーなコンベンションである。

 


【エコノミー】  サハラ、サーカス・サーカス、インペリアル・パレス、ニュー・ フロンティア 

 

 市場における入門レベルの施設(ダウンタウンとストラトスフィアとともに)

サーカス・サーカスはその他より長持ちするでしょう。 それは企業のフラッグシップとしては少々時代遅れになっているものの、優れたステーキ専門店を持っています。しかし、サーカス・ サーカスとインペリアル・パレスは、ストリップでは一番安っぽい施設です。 サハラは、ちょっとNASCAR感傷主義の古い学校であるし、 ニューフロンティアは爆破を待っています。

 

 「ジェフ・ シンプソンって誰?」と思われた皆さん(知ってる人のほうが珍しいわな 笑)。ジェフ・ シンプソンさんは、ラスベガスサンのビジネス主筆、姉妹誌であるビジネス・ラスベガスの編集長なんだそうです。

 なんとなく納得のいくランキングになっていると思いませんか?(笑)なんとはなしに、 そんな感じかなぁ~とぼんやりと思っていた場所に、ピタリと収まっているようです。

2006年02月27日

●ハラズ・エンターテイメントからのバレンタイデーギフト? Review-Journalから

Las Vegas Review-Journal Inside Gamingの記事から

 ハラズ・エンターテイメントが忠実な顧客におくるバレンタインデーギフトは、 カジノホスト達が まだ練り直すべき"欠陥"がある と言うコンプ・システムとプレイヤーズ・ クラブの変更でした。

 

 ホスト達は、 「現在運用されている変更によって影響される旅行や無料で提供されるものがどのようにコンプされるか明瞭になっているとは程遠い」とハイローラー達に告げている。

 しかしながら、多くのプレイヤーは、 「予測できないテーブルプレーヤーよりより予測できるスロットプレーヤーを好むハラズの戦略(ストラテジー)に適合して、 より高いリミットのプレーヤー不利に、ローローラーに有利に傾くであろう」と言います。

 ハラズエンターテイメントによって、神々しいストリップのイコン(肖像)が引き継がれてから1年も経っておらず、シーザーズ・ パレスの古くからのハイローラー達が不平を言っていることは驚くことではありません。

 「新しいポーカールームは高い賭け金のテーブルゲームのスペースを奪い、下層階級(riffraff)を引き付けた」 と彼らは言います。ハラズは、よりたくさんのスロットマシンを同じ床面積に押し込んでいます。 それはスロットプレーヤーにとっては良いことかもしれません。しかし、ハイローラーは、 「純粋にカジノを楽しもうとするプレヤーに苦痛を与える配置である」と言います。


 ハラズがシーザーズを引き継いで以来、ハイリミット・スロット・エリアに変化が生じています。 かってシーザーズのパレスカジノに設置されていた5ドルフォーチュンを含む5ドルマシンが撤去されてしまったようです。ハラズは、 IGT社によって運用されている広域ジャックポットとライセンスされているマシンをもシーザーズパレスから撤去しました。これにより、 おそらく、マシンからの収益をIGTと分けること無しに、すべての利益をハラズが確保することができるようになります。

 

 さて、2月14日をもって我が家の定宿シーザーズもハラズのプレイヤーズカードシステム「トータルリワーズ」 に統合されました。「統合によってどう変わるか?」については、シーザーズ友の会の皆様にとって重大な関心ごとと思います。 コンプポリシーはゆるくなるのか、きつくなるのか?統合後の情報が入りましたら、ぜひご連絡くださいませ。

 「フォーチュンやメガで人生変わるようなジャックポット当てよう」と甘い考えを持っている我が家は、メガ・ フォーチュンのために毎日ベラージオー通いをしなければならないようです…(笑)

2006年02月25日

●大韓航空がラスベガス直行便を計画 Review-Journalから

Las Vegas Review-Journalの記事から

大韓航空がLVフライトを検討~マッカランとの協議は高度な段階に

 

 南ネバダの旅行業界のハートは、ソウルの規則正しい鼓動(接触)をえるだろう。

 大韓航空社長リー・ジョン・ ヒーは先週コリア・タイムズに、「大韓航空は年末にラスベガス直行便の運行を行なうであろう」 と言った。

 マッカラン国際空港とラスベガス会議来訪者オーソリティ代表は木曜日に、大韓航空とは2年以上前から協議を行なっているが、 現在はより高度な段階であると言った。いかなる合意も調印されていない。

 

 もし協議が成功したら、韓国の国家的キャリアは、 広大にアジアの訪問者増加することを望んでいる都市としての転換期となるだろう。 世界で2番目に大きい貨物キャリアがクラーク郡に国際便を就航させるかもしれないと付け加えた。

 「ソウル・インチョン国際空港は、今でも素晴らしいハブ空港である」とマッカラン市場開発役員であるハリー・カサップは言った。 「空港は現代的で、効率的で、乗客にフレンドリーであり、清潔である。私達が大韓航空とともに調査したすべては、香港、台湾、 中国本土、 および日本からでさえ最大の接続性を見る」。

 

中略

 

 フェニックスを本拠とする大韓航空スポークスマンであるペニー・ファルツアーは、木曜日に「大韓航空は、 ラスベガスへの就航開始日並びに1週間に何往復するかについては、不確定である。」と言った。

 

 カサップは、たぶん301席の777-200が就航するだろうと言った。大韓航空社長のリーは、ビジネス・ ファーストクラスのチケット販売を増進するために、復路ロサンゼルスに立ち寄るかもしれないと言った。

 

後略

 

 9月31日をもって、日本航空のラスベガス直行便は運休となりますが、大韓航空がこのアナを埋めてくれるかもしれませんね。

 関空/ロサンゼルス撤退により、日本航空で関空からラスベガスへ行くには成田経由のうえ、 米国内乗り継ぎで2回の乗り継ぎを強いられるようになります。これなら、わざわざ成田にいくまでもなく、 他キャリアを利用すれば乗り継ぎ1回で済みます。

 大韓航空が直行便を飛ばしてくれれば、当然に有力な選択肢となります。エア代も安いですしね。価格を含め、 今後の動きに注目していきたいと思っています。

2006年02月24日

●それでもカジノは閉鎖されなかった Las Vegas Review-Jouranalから

Las Vegas Review-Journalの記事から 関連記事

 

 火曜日の早朝に、 ストリップのハラズの正面に数十名の警官が集合したのを映画の撮影だと思った通行人がいたとしても責められない。しかし、 これはハリウッドではなく、現実だった。

 

 午前0時30分、20階での発砲の報告の後、警察はホテルへ呼び出された。警官が到着したとき、 射殺された被害者と部屋にたてこもった容疑者を発見した。

 

 19、20、21階を避難させた後、警察は銃を持った男に投降を呼びかけた。彼は拒否した。 午前7時にラスベガス警察は部屋を強襲し、カーティス・ボニラ(22歳)を拘束した。

 射殺された被害者は、43歳リノ在住のフィリップ・アンソニー・マクエレス。捜査官は、 今後ボニラと被害者との関連を調査する必要がある。また、ホテルのセキュリティや他の警官たちも撃たれたが、だれも負傷しなかった。

 

 この事件は、近くのホテルからハラズを最小の分離として扱われ、カジノは全く閉鎖されなかった

 

 なんとまぁ、ホテル内で立てこもり事件が発生しているのに、3フロアを閉鎖しただけで、カジノの営業はずっと続けているんですね~ (驚)

 銃社会のアメリカだといっても、銃を持った立てこもり事件が日常茶飯事ではないと思いますけど…。ぶっそうですね。

 ちなみに、犠牲者はお腹を刺されてなくなったそうです。関連記事には、無差別殺人じゃないとの既述がありましたから、 われわれツーリストはそんなに心配する必要はなさそうですけど。

 

2006年02月23日

●Lenny's Las Vegasから3題(2006.Feb.23)

私のお気に入り、Lenny's Las Vegas から

 

1. "Avenue Q" 退去

 ブロード・ウェイでヒットした Avenue Qが5月にウイン・ラスベガスを去る。
 ウイン・ラスベガスの楽しい人形劇のショーである"Avenue Q"はこの通知を受けた。 ブロードウェイからラスベガスに来て8ヶ月にも満たないにもかかわらず、スティーブ・ウインは、コンセントからコードを引き抜いた。 実際上5月の末をもって。それが利益を上げていないというわけではないが、劇場はほとんどの公演において半分も埋まっていなかった。 それは、経済上の問題となった。

 

 ウインは、近々に別のブロードウェイのヒット・ショー"スパマロット"をひっぱってきて、 そのために8000万ドルの費用で新しい劇場を建設しようとしていた…、あるいはそのように報じられた。

 

 "Avenue Q"はここにきてから、たくさんの聴衆を引き付けることができず、 将来的にもそんなにたくさんの人を集められるようではなかった。 高収益をあげられるかどうか解らないようなショーをやっている劇場を持っているのに、さらに8000万ドルを費やすだろうか? ウインが計画している他のことにお金を費やし、新らしいショーには現在の劇場を使った方が良い。理由は理解できるが、 "Avenue Q"がラスベガスで最もすばらしいショーの一つであったことからすると残念である。

 

 それがもたらす疑問は、「どうして一般大衆に受けなかったのか?」ということと 「"ヘアスプレイ"と"スパマロット"の成功の可能性は何なのか?」ということである。"Avenue Q"の失敗の具体的な原因を指で指し示すことは難しいが、ほとんどの人々がそれを聞いたこともなければ、耳にしなかったか、 それが何についてであったかを知っていなかった ことであるかもしれない。同じことは、 "ヘアスプレイ"にも"スパマロット"にも言える。

 大衆は、よく知られていることが好きで、スターの公演(ヘッドライナー)やショーをみるかどうかもそれによる。 見通しの明るいことを聞くこと、自らがショーに行く目的のイメージを聞きたがる。

 

 これは、チケットが100ドルぐらいかもっと高価な価格で運営されている主要なストリップのショーのチケットを購入する際に、 顕著に真実である。第2にほとんどの来訪者は3・4日滞在する。もし彼らが、 短い期間内に一つのショーを見ることを計画するなら、楽しめることが確かだと知りたいか、 あるいは少なくとも確かだと思いたい。私は彼らを責めることはできない。 170万の人口と毎年4000万の来訪者のことを考えると、何か手助けができないだろうか。私は、できるとは思わない。

 

"Avenue Q"終演に関しては、すでに以下の記事を紹介しております。(1) 「"Avenue Q"はなぜ終演するのか? Las Vegas Sun」 (2)「"Avenue Q"@ Wynn 終演決まる Las Vegas Review-Journalから

 が、しかし…「"Avenue Q"がなぜヒットしなかったか?」という疑問について、 ツーリストの視点からの解答としてはレニーさんの解答が的を射ていると思います。

 ツーリストは、評判の良い、皆が褒めているショーを見たがるし、100ドル以上出さなければならないなら、 失敗しないような選択をしたがる。うんうん、そのとおり。そうなると、実際に面白いのかどうかよく解らない"Avenue Q"は必然的に失敗したということになるのでしょうか?

 でも、それはブロードウェイでも変わらないんじゃない?アララララ(汗)

 


2. トロピカーナ転んだ!

 まだ、公式ではないが、別のランドマークがすぐに解体されるかもしれない。アズター・コーポレーション、 トスピカーナを所有する企業は、施設の計画を概説した。2,725部屋のホテル、10万平方フィートのカジノ、 および20万平方フィートの店とレストランを含むであろうメガリゾートに道をあけて爆破されることをトロピカーナに要求している。 12億ドル。唯一の妨げとなっているのは、アズターが全体資金を銀行からの融資でまかなおうとしていることである。私は、 私がモートゲージ社に一発みまわれた以上に、銀行から打撃をうけることを望んでいる。とにかく、私が先に述べたように、 これはまだ公式ではないが、ホテルは4月までの予約しか取っていない。

 

 こちらの話題もすでに、「バイバイトロピカーナ? Las Vegas Review-Journalから」 で紹介させていただいております。

 さて、実際に工事はおこなわれるんでしょうか、どうでしょうか…。

 

 次の話題の「マルディ・グラ Mardi Gras」  というのは、 ランダムハウス英和辞典によると、「告解火曜日 Lent (灰の水曜日Ash Wednesdayに始まり, 復活祭Easterまでの主日(Sunday)を除いた40日間を言う)の始まる直前の日のことで、ごちそうを食べ, お祭り騒ぎをする。アメリカでは南部の各地で祝う。」と書かれておりました。



3. ストリップのマルディ・ グラ

O'sheas さて、またマルディ・グラのときとなった。ハラズ、 オーシーズそしてフラミンゴ・ラスベガスは、2月25日日曜日にストリップで祝宴を行なう。祝宴は、カルナバル・コート、 オーシーズとマルガリータビレの間の野外で行なわれ、午後4時から始まり真夜中まで続く。祭りは、パレードで始まり、 ハラズを出発して、オーシーズを通過してフラミンゴが終点となる。マルディ・グラ・スタイルのパレードは3つのホテルの間で、 デキシー・バンドとハラズとフラミンゴのショーガール、客を迎える女性たち、バトントワラー、 マルガリータビラの竹馬脚をつけた人とともに午後4時から午後8時の間30分ごとに行なわれる。

 

マルガリータ 本当のニュー・オリンズファッションをまとったショーガールと客を迎える女性たちは、 セレモニー・ビーズを観客たちに投げる。景品とカルナバル・コート、オーシーズそしてマルガリータビラでのサザン・ コンフォート・ドリンク・スペシャル(マルディ・グラのためだけに作られた特製カクテル、サザン・コンフォート「ハラケーン」 や「サザン・レモネード」)のクーポンがある。パレードが終わった後、カルナバル・コート、 オーシーズとマルガリータビラでライブのエンターテイメントが続けられる。

 

 なんか楽しそうですね。この時期に帰還していたら、ぜひとも見てみたいイベントです。ブログネタに最適?(笑)本家ニューオリンズでは、街を上げての大騒ぎのようです。

 

 以上でレニーさんのネタは終わりですが、最後に読者から送られたメールの紹介がありました。そこでは、 「このところスロットがきつくなっている」こと。「ハラズがシーザーズを吸収合併してから、 リオのテーブルゲームのミニマムがどんどん上がってきている」ことなんぞが書かれていて、「カジノ統合によってストリップでは、 ローローラーの阻害が始まっているのではないか?」という怒りの声が上がっておりました。

2006年02月20日

●LVの意味は「Leisure to Visitors」 調査結果 Las Vegas Review-Journalから

 わが「ラスいこ」(Las Vegas へ、いっ・こぉ・おぉ!)にピッタリの話題(&アンケート)ということで、 少々長いですが、紹介させていただきます。

 なお(ア)が付いている部分をクリックすると、Review-Journalに掲載されている調査結果グラフが表示されます。

 

Las Vegas Review-Journal の記事から

以下の質問は、 ゲーミングとツアーの地元経営者達にとっては大問題である。

  1. なぜ人々はラスベガスを訪問するか?(ア)
  2. なぜ人々はラスベガスに戻ってくるのか?
  3. ホテルの客室とレストランは、 市場での成長を持続させるにはあまりにも高価になっているか?
  4. 値上がりする旅行コストは消費者を遠ざけるであろうか?

 

 12月と1月にレビュージャーナルのために、 調査会社MRCグループによって実施された全国的な電話アンケートは、いくつかの答えを提供する。

 ラスベガスを訪問する消費者の理由は、発展し続けており、部屋と食事の値上がりはまだ彼らを遠ざけない。しかしながら、 ローカル空港の抑えられた能力は、罪の街を訪れ金を支払うかどうか考えているツーリストにとって阻害要因となる。


第一に、「なぜ観光客が、ラスベガスに群がり続けるか?  」から始めよう。


 訪問者の45%にとって、ラスベガスに来ることの一番の理由はレジャーであった。 14%が会議または営業会議のために町に来て、6% がギャンブルを第1の目的として来た。

 明確にギャンブルのためにラスベガスを訪れる者の数は少数ではあるが、84% の訪問者が滞在中ギャンブルをすると言った。他の人気のあるアクティビティ(ア)は、素晴らしいレストランで食べて(79% )、カウンターで満たされて(64%)、 ストリップ上で観光し(63%)、買い物すること(62%)を含んでいる。 ショーは観光客の45%に人気があり、29% がストリップを離れて観光ツアーに行った。

 

 MRCグループの最高経営責任者であるジム・メディックは、 「多彩な目的における新しい項目がラスベガスにおいて進行中の変化を反映する」と言った。例えば、 MRCの10年前の最初の調査においては、75% がギャンブルを主目的にラスベガスへ旅行するのに対し、5% が会議のために訪れることを示していた。

 「街がゆっくりと全てのエンターテイメントを提供する複合施設へと変わっていくにつれて、 人々のここを訪れる主要な目的もエンターテイメントのためへと変わってきている。」とメディックは言った。 「うれしいことは、まだ訪問客の86%がギャンブルをすることだ。それが、 我々の主要な財源であるから。」

 

 ビル・エアディングトン(ネバダ大学、リノでのギャンブルと商業用のゲームの研究のための研究所の責任者)は付け加えた。 「ラスベガスは違う評判を作り出した。20年前、都市の評判はまだ道徳的に多少疑わしかった。 それは罪の街であり、賭博師のための場所であった。現在は、企業の活躍の場となっている。」

 

 メディックは、「街の多種多様のアトラクションが、 ほとんどの回答において将来の旅行においてラスベガスへ戻ってきたいと言っている者とともに、リピーター客を作り出している。」 と言った。

 「最初に人々が訪れた時に、彼らはベガスでたくさんのいろんなことをしたいと思っている。 しかし、彼らはすべてのことはできないということに気が付く。2度目には、 1回目に見ることが出来なったアトラクションを見て、ピッタリのいくつかのレストランに行くことができる。」とメディックは言った。

 最近2年間に初めてラスベガスを訪れた者のうち、70%が再度訪れたいと言った。 最近2年間に2度ラスベガスを訪れた人は80%に及ぶ、そして彼らの100% が2年間のうちに4回訪れた。過去2年間にラスベガスを10回訪れた回答者の率は、99% とわずかに落ちる。

 メディックは、「50%のリピーター率は旅行業界において"非常に良い"と考えられている。」と言った。

 なぜ何度もラスベガスへ行くのかと尋ねられた回答者は、ほとんどが 「ここでは楽しい時をすごせるから」と言った。レストランの質は2位であった。そして、 コンドミニアムを購入したので、この街へ戻ってくると応えた者もいた。

 

 しかし、何人かの消費者はラスベガスを訪れることを減らそうと計画している。そして、 彼らが来るのを減らす理由は、業界ワッチャーの間ではしばしば大きな懸念とされている:「競争者と価格」である。

 全体の回答者の7.5% が今後数年間にベガスへ来る回数を減らすとしており、その理由は 「ラスベガスは高くなりすぎている」としており、「家に近いインディアン・ カジノでギャンブルをする」からとしている。都市が高価すぎると言った人々は、重要な予算をやっつけるモノ(ア)として、部屋代(32%)、レストラン(23%)、 ショー、およびエンターテインメント(21%)と旅行のコスト(13%)を挙げた。

 

 エアディングトンは、いくつかの力学がラスベガスの高級化を進めていると言った。

 第1に、1989年のミラージのオープンは、企業の合併だけでなく、経営者に目玉商品戦略 (割引価格のレストラン、バフェ、エンターテイメントで顧客をおびき寄せ、カジノ収益を経由して失った利益を取り戻すという戦略) を捨てる気にさせた。

 「その上、市場にビジネス旅行を増やしていくことは、 サイフの紐のゆるい必要経費による客に変え、 レジャー旅行客の見栄消費はよりハイエンドな提供物への追加需要を作り出した。」 とエアディングトンは言った。

 「それらの圧力は合わさって、かつてはとてつもなく安かったストリップの高層階に宿泊する能力を搾り出した。 今でもパーゲン価格を見つけることができるけれども、ラスベガスがフルパワーで動いていて、 統合されたカジノ会社が目玉商品というよりも利益センターとしてずっともっとすべての部門を見ているので、 それはずっと難しくなっている」。

 

 建築計画の新しい波は、たぶんラスベガスの宿泊代を安くはさせない。

 2008年にウイン・ ラスベガスのアンコールとベネシアンに隣接したパラッツォは、 あわせて5,000室以上のハイエンドの客室をストリップに供給する。MGMミラージの7億ドルのシティ・ センタープロジェクトは粋なマンダリン・オリエンタル・ブランドをラスベガスに連れてくるし、 ボイド・ゲーミング・コーポレーションは、 豪華なブティックブランドの経営者と4億ドルのエシュロン・プレイス(スターダストの跡地に2007年中に着工する)と協議中である。

 

 「ラスベガスは、それが所帯収入になる時、ゆっくりと人口統計学的基準のより低い基準を失ってゆく。 もはや誰もここへ来る余裕がなくなったときが、ポイントとなる。」とメディックは言った。 「かつて$50であった部屋は現在100ドルであり、‘私達はもうこれをすることができない。家により近いインディアン・ カジノまたは川船を見に行った方がよいだろうと"と言う人々が出てくるだろう。」

 

 アナリストは、「より高い価格がラスベガスのための悪い前兆ではない」と言った。

 「国中いたるところのカジノの増殖は、少ない予算の旅行者を吸いあげるように運命づけられていた。 ラスベガスに残されている市場は、より豊かである」とEadingtonは言った。「彼らが、五つ星のホテルに泊まり、 ショーと高級な食事をする余裕があるほどの高額所得者は非常に望ましい顧客である」と彼は言った。

 

 メディックは合意する。

 「ある点で、あなたは決して、あなたの市場のどのような一部をも失うことが好ましくないだろうが、 マーケティングの初歩において、特に最も高収益なセグメントに売り込むほうが有利である、 そのセグメントはより高い可処分所得を持つセグメントであるであろう」と彼は言った。

 

 デイビッド・シュワルツ(ネバダ大学、ラスベガスのゲーム研究センターの責任者)は、「より高価な部屋が必ずしも、 顧客がローカルな市場で気づいている価値と同等ではない」と言った。

 「フォーシーズンズの$150の部屋は、コンフォート・インの$75の部屋より2倍の価格でも、 より価値があるように考えられるかもしれない。結局、顧客の選択ということになる。「訪問者は、 より古い施設における実質本位な部屋の代金を払いたいか?あるいは、より派手で、より新しい宿泊施設を望んでいるか?」

 「そして、当分の間、ストリップと都心部からのより低い価格設定されたホテルは、 安い部屋を捜している消費者のニーズを満たすことに役立つであろう」とメディックは言った。

 

 部屋価格の上昇は、今後数年で訪問者ボリュームにおいて、成長を阻害する唯一の要因ではない。

 メディックは、「旅行コスト(13パーセント)を心配した回答者の割合が近年より少し高い」と言った。彼は、 「ガソリン価格の高騰よりむしろ、航空運賃の高騰に責めを帰しており、 マッカラン国際空港の渋滞がラスベガスのカジノに最も大きなダメジを与える可能性がある」と言っている。

 マッカラン役員は、「1月にラッセル・ロード付近のターミナル3をオープンする時に、 2011年には拡張能力の限界に達するであろう」と言った。アイバンパー・バレーの補助的国際空港は、 2017年に開港することはありそうにない。

 マッカランの利用可能容量が漸減する間、ラスベガスへの切符価格は値上げすることができた。

 

 「私達のモデルの中に瑕疵があるならば、それはマッカランの能力である」とメディックは言った。「マッカランは、 市場の需要を満たすためにかなり拡張する必要がある」。「より多くの人々は、ここに来たいであろうし、 これらの飛行機が着陸できる広大な場所とより多くの航空運賃収入が必要であろう。 」

 

 10万円以上の航空運賃を払って、 10時間ものフライト時間をかけて太平洋を飛び越えて訪問する我々日本からのツーリストがアンケート対象となっているわけではありませんので、 ちょっと違和感があるかもしれません。しかしながら、いずれの答えも「そうそうその通り!」というものばかりです。

 ラスベガスの魅力は、もちろんギャンブルも主要な要素の一つではあるものの、そのエンターテイメント性にある。食事、ショー、 ショッピング。

 まさに「わが意を得たり」という気分です。

 

 高級感も「非日常性」をかもし出す重要な背景なんですが、 これ以上ラスベガス価格が上昇するのは避けていただきたいものです。「コンプではまかないきれません、 これはお支払いください」と言われるのは気分の良いものではありませんからねぇ~(汗)

2006年02月18日

●バイバイトロピカーナ? Las Vegas Review-Journalから

Las Vegas Review-Journalの記事から

 

 アズターは再開発計画の詳細を発表したが、しかしまだスケジュールは無い。

 

 アズター社の社長が水曜日に発表した12億ドルの「ノース・サイト」プロジェクトのアウトラインは、 2,725の客室をもつホテル、10万平方フィートのカジノそして20万平方フートの専門店とレストランを含んでいる。しかし、 トロピカーナは、プロジェクトのために場所を空けるために壊される必要がある。ホテルは、4月15日以降の予約を取っていない。

 答えの出ていない疑問は、会社が本当に開発をするのかどうかである。

 

 なんとまぁ、困ったニュースです。開発計画を発表しておきながら、いまだ「実際に行うかどうかは別として…」みたいな内容。ただ、 すでにホテルが予約を取らなくなっており、建築業者に対しての入札なども行っているところを見れば進んでいくのでしょうか?

 

 フーターズに続き、トロピカーナも変われば、新4コーナーもリニューアルですね。

2006年02月17日

●"Avenue Q"はなぜ終演するのか? Las Vegas Sun

 "Avenue Q" @ Wynn の終演が決定したことは昨日ブログで紹介しました が、Las Vegas Sunに関連記事("Avenue Q"のプロデューサーのインタビュー記事)が掲載されていたので紹介します。

 昨日の投稿のコメントに書こうかとも思ったのですが、「なぜ"Avenue Q"が終演しなければならなかったのか」 という分析内容が結構面白いので、ブログ記事として紹介します。

 

Las Vega Sun の記事から

 

 "Avenue Q"がラスベガスでヒットするために必要だったことは、 プールに飛び込む軽業師、サウンドトラックを開放する花火師、アメリカらしさを減らすこと(人種差別よりももっと軽い話題を扱う脚本) そしてたぶん何人かのショーガール。そう、もっとたくさんのショーガール。それがまさに必要なことである。

 しかし、ブロードウェーから直接きたトニー賞受賞ミュージカルは、ラスベガスの主要な生産物を拒否した。そして、スティーブ・ ウインとプロデューサーが期待したウイン・ラスベガス・シアターの1200席よりもはるかに少ないチケットしか売れず、 終了することとなった。

 そして、ウインは今週、あまりうまくいっていない公演を収納し続けるには、 彼の劇場があまりにも貴重な不動産であるとという決定により、アダルト・テーマのパペット・ショーの終演を決めた。

 

 鳴り物入りの9月9日の開演からたった9ヶ月、5月28日に"Avenue Q"が終演することが決められたということは、ストリップ上の劇場で、機能したこと、あるいは機能しなかったことの方が、 ショーに関してどのようなことが言われているかより重要である。

 

 「我々の挑戦の一つは、ラスベガスが国際都市だということだ」"Avenue Q"のプロデューサーであるケビン・マッカラムは、水曜日にニュヨークの事務所との電話によるインタビューの中で言った。

 「ウイン・ラスベガスは特に日本人観光客に人気がある」とマッカラムは強調した。「そして、 "Avenue Q"は非常にアメリカ的な作品である」と彼は言った。 「皮肉とアメリカ的記号に埋め尽くされている」

 「ラスベガスで最も成功しているショーのいくつかは、視覚的であり、英語力を要求しない。シルク・ド・ ソレイユのようなショーと美しいショーガールが出演するショーにおいて、聴衆は聞き取ることを必要としない。」とマッカラムは言った。 「我々は、見るだけの聴衆ではなく、聞き取る聴衆を必要とする。それが、 1週に100万ドルを稼ぐことを妨げたかもしれない」

 公演の88ドルと99ドルのチケットの総売り上げは、劇場を満席にすれば、1週に100万ドルである。最近幕間休憩を取りやめ、 ストリップのファンをとりこむために2,3の歌をやめたラスベガスの公演は、週に50万ドルを稼ぐ。

 「ショーの損益分岐点は、 概算で週に35万ドルである」とマッカラムは言った。「我々は、 財政危機により終演するわけではない。」マッカラムは言った。「われわれは稼いでいる。」

 しかし、ウインの予想からすれば、十分な稼ぎからは遠い。

 「それはニッチ(スキマ)な興行だが、十分にニッチではない。」とストリップ興行者は言った。「"Avenue Q"は、 いつもふさで飾った決定であった - 性に合わない計画的な決定。ニッチ作品であってほしかったけれども、私が望んでいたように、 ならなかった」。

 

 5月にショーを終えることにより、数ヶ月早く公演を終えるために400万ドルから500万ドルを「Avenue Q」 の製作者を支払うことによって、ウィンは、彼が数百万ドルを節約するであろうと言った。

 "Avenue Q"が早めに終演することにより、 ウインはそのスペースをより大きな魅力を持つであろうと期待するブロードウェーのスマッシュヒット「モンティ・ パイソンの"スパムロット"に使わせることができる。

 元の計画では、"スパムロット"の新しい劇場建設により7000万ドルかかり、 ウインがなんとしても避けたかったゴルフコースを削ることになっていた。

 加えて、新しい劇場に場所を譲るためホテルのコンベンション・ オフィースを移動させるのに1000万ドル支払わなければならないところだったとウインは言った。

 

 "Avenue Q"の客の入りが劇場キャパシティの50%しか入っていないという事実を越えて、 "スパムロット"の2月3日開演というスケジュールも"Avenue Q"の終演決定を早めた。

 "Avenue Q"の終演後、劇場は改装され、11月にリハーサルのために「スパムロット」のプロデューサー、マイク・ ニコルスに引き渡される。

 

 「私はウインの欲しいもの(劇場)を持っており、彼は私の欲しいものを持っていた。 私は独占公演権を取り戻したかった。」 マッカラムは言った。

 ウインが"Avenue Q"をブロードウェーからラスベガスに直接ひっぱってきた際に、 他の場所で公演しないという覚書を締結した。

 「今、私は私のショーについて世界中に話すことができる。そこはエキサイティングな場所である。 数日内に正式にロンドンで会社をオープンする。」とマッカラムは言った。

 マッカラムは、ウインが3ヶ月前に、"Avenue Q"のスペースを取り戻す決定をした際に、 ウイン内の別の場所を見つける試みがなされると言った。

 「我々は実際、400席のキャパをもつ劇場のスペースを見つけたが、小さすぎた。我々が必要なのは、 700席から900席だった」と彼は言った。

 「そのような場所を見つけることができないために、彼らは可能な優雅に終演するための動きを始めた。」と言った。

 彼は、適正な公演場所が見つかるなら、公演をラスベガスに残すという可能性を残したままにしておいた。

 「ベガスは、成長可能な市場である。ショーを見てくれた聴衆は熱狂的だった」とマッカラムは言った。

 

 しかし、ウィン・ラスベガスからの"Avenue Q"の早期撤退は、「ブロードウェイ・ウエスト」としてイメージをつくりあげるラスベガスの努力に、 必然的にヒビをいれることになるであろう。

 「ブロードウェイ・ウエスト」 という構想は、近時の「ウイ・ウイル・ロック・ユー」の終演や、昨年の 「フォービドゥン・ラスベガス」の不入りによる失敗、2000年に7ヶ月間パリス・ ラスベガスで公演した後に終わった「ノートルダム・デ・パリス」の財政難によって、 すでに傷がついている。

 昨年末に、ニューヨーク・ポストの批評家はラスベガスにおける"Avenue Q"の不入り問題の背景に関する辛らつな評価を寄せている。「"Q"は、ベガスの聴衆には高級すぎるかもしれない。彼らの好みは、 一般に動物の演技、セリーヌ・ディオン、そしてスロット・マシンである。」と書いている。

 しかしながら、マッカラムは「ブロードウェー・ウエストのコンセプトはまだ有効である。 しかしラスベガスはブロードウェーとは非常に異なっているから、ショーが適応しなければならない。」と信じている。

 「人々の注意持続時間は、ラスベガスにおいてすこぶる短い。」マッカラムは言った。「夕方(イブニング) に可能な限りたくさん見て、 行動するという考え方が存在する。したがって、ショーは、レストラン、クラブ、バー、 スパに勝たなければならない。」

 

 まさに、ウィンが、"Avenue Q"を終演する意図を発表した時に、別のブロードウェイ・ ショーがラスベガスでデビューした。ラクソーの「Hairspray」。マイケル・ジル、プロデューサーはその終演発表によって、 少しも脅威を感じていない。

 「それがうまくいかなかったというのは非常に残念だ。私は、そのショーがとても好きだ。しかし私は、それが指標だとは思わない。 」彼は言った。

 ジルは、"Avenue Q"がたくさんの聴衆を惹きつけられなかった理由の一つは、 人種差別と男性至上主義を含む重い問題と取り組んでいることであると信じている。「豪華で壮大な見せ場(スペクタクル)でない。それは、 ラスベガスにおけるエンターテイメントの定義にまったく合わない。」 と彼は言った。

 

 20年以上もリビエラで公演されている「スプラッシュ」を製作したラスベガスで長くプロデューサーをしているジェフ・ クタッシュは、"Avenue Q"は主に狭い聴衆にアピールすることによって邪魔されたと感じている。

 「ラスベガスにおいて成功するには、幅広い層にアピールしなければならない。」と彼は言った。

 「人々は、ラスベガスへ他では見れないものを見にくるのだ。」とクタッシュはいう。彼の最近の作品、 トップレスの「ヘッドライトと排気管」(ヘッドライト&テイルパイプ)は、スターダストで間もなく公演される。

 「"スプラッシュ"では、我々は、それを新鮮に保ち、リピート可能なビジネスとするために、頻繁に変化させた。」

 「単に、"Avenue Q"は成功するに必要な数の聴衆をひきつけるには難解すぎたということだ。 パペットショーはベガスには合うとは思わない。」と彼は言った。

 クタッシュは、「スパムロット」 にも同様の懸念を抱いている
「それも、難解すぎるあなたがモンティ・パイソンのファンじゃないとしたら、ショーを見にいくかい?」と彼は言った。

 しかしながら、ウインは、「スパムロット」をラスベガスでヒットさせるのに十分な数以上のパイソン・ ファンがいるということに賭けた。

 何が「スパムロット」をラスベガスに、特にウイン・ラスベガスに、よりフィットさせるであろうと信じているのか? と質問されたウインは簡潔に応えた「モンティ・パイソン」と…。

 

 1200万ドルのベガスサイズ版「アベニューQ」を終演させるにもかかわらず、 ウインは作品を失敗であるとは認めなかった。少なくとも毎週の利益が黒ではないにもかかわらず。 彼は、"Avenue Q"がマンダレイ・ベイの広く賞賛されている「マンマ・ミーア」 と同じ数の観客を毎週ひきつけていた事を強調した。

 しかしながら、「マンマ・ミーア」は週8回公演で6400チケットを販売するが、「アベニューQ」 は週10回公演で同じ数にとどく。

 ショーに来る客達が食事とカジノに費やす額という大きな利益をもたらす「アベニューQ」の失敗は、苦痛を伴うものの、 決定を容易にしたとウインは言った。

 「誰が私以上に"Avenue Q"を愛しているか?私は11回も見た。しかし、ビジネスはビジネスだ。それに、 これからは国中の人が"Avenue Q"を見ることができるようになる。」とウインは言った。

 

 ラスベガス内外の人が、何が"Avenue Q"という作品を悪くしたのかを考える中で、 長い間ローカルで広報を行っているフランク・ライバーマンの特異な考えの一つがある。きわどい売込み(マーケティング) によって傷つけられているラスベガスのショーをイメージすることは難しいが、ライバーマンは「アベニューQ」のからかい 「毛むくじゃらのすべて」という広告においてまさにそれが生じていると考えている。

 「それはら、ショーをダーティ(卑猥な)パペットショーのように思わせる。」と彼は言った。

 そして、ラスベガスでにおいて、聴衆はちょっと好色なダーティについては問題にしないが、パペットを使って行うことになると、 明らかに違う。

 

 「ベガスでショーが成功するためには、"Avenue Q"を見たい!と思う客層が狭すぎた」というのが結論でしょうか。 一般の多く人は、ラスベガス以外では見ることが出来ない非日常を求めてやってきているのだから、それに応えなければならない。特に、 アメリカ人以外もマーケティングの対象に入れるなら、英語力が必要なものであってはならない。ということなんでしょうねぇ~。

 ということは、英語力があまりなく、スペクタクル大好きといううちの嫁さんが「見たい!」あるいは「見てもいいなぁ~」 と思うようなものでないとヒットは難しいということなんでしょうか(笑)

 

 記事にも書かれていますが、スパムロット@Wynnもこけるでしょうね(汗)

 私は「モンティ・パイソンの笑」も結構好きなんですが、「モンティ・パイソンってなに?」っていうのが嫁さんの反応ですから(笑) 「しょうむない!」と一笑にふされるのがおちでしょうね。

 昔々、相当昔、私がティーン・エイジャーだったころ、「モンティ・パイソン」を深夜番組でやっていました。 その放送後の余った時間の1コーナーとしてタモリの4ヶ国語マージャン芸などを放映していたのを思い出します。

2006年02月16日

●"Avenue Q" @ Wynn 終演決まる Las Vegas Review-Journalから

Las Vegas Review-Journalの記事から

 

ミュージカルは、ショー「スパムロット」に道をあける。


 「Avenue Q」は、5月28日以降Wynnラスベガスに住所をもたなくなる。パペット・ ミュージカルはラスベガス独占公演を終える。カジノは2007年にモンティ・ パイソンのスパマロットに委託する3番目の劇場建設の必要性が無くなった。

 デザートイン時代から引き継いだゴルフコースの方が、 期待以下の成績のブロードウェー・ミュージカルよりも人気があると判明した。 かつて長期将来を保証していなかったゴルフコースがいまや素晴らしい財産になったことを声明の変化は示唆している。

 

 3番目の劇場は、 元はアンコールと命名された2000部屋の拡張棟と現在のカジノをつなぐエリアに現在劇場に隣接して計画されていた。

 カジノの社長、スティーブ・ウインは火曜日の夕方の声明の中で、「Q」 の終演によってゴルフコースを削減することなしに建築上のゴールを達成することを可能にしたと言った。

「"Avenue Q"をやめることは、関連したファクターを考慮して、非常に難しいことであったが、必要な選択だった。」 とウインは言った。

「それはりっぱにやる」とウィンの広報担当ドニーズ・ランダッツオはゴルフコースに関して言った。「ごく近い未来のために、 それを保持したいと思っている」。

 

 計画の変更は、来年の第1四半期にオープンすることを予定している 「スパムロット」を前倒しさせないであろう。「Avenue Q」 を公演している1,200座席の劇場は一般的なデザインをであるけれども、ロビーエリアは、 はね橋などのテーマの装飾物を追加するために大改造されるであろう。

 

 3つのトニー賞を受賞した"Avenue Q"が全国ツアーに先駆けて、ウインと2004年に契約した時、ニュースとなった。 ショーは、去年8月に開演した。

 プロデューサーは、最近ショーの幕間休憩を取りやめ、彼らが言うところの「ユーザーフレンドリーな」 公演時間にするための努力として90分にトリミングした。そして、今月初旬、 一定の公演について1枚買えば1枚無料チケットを地元住民に提供した。

 

 入りが悪いと評判だった"Avenue Q" ですが、早々に終演が決まってしまいましたね(汗) Wynnと協議していたベット・ミドラー姉御は契約にいたらなかったのでしょうか…残念!

 嫁さんに「"Avenue Q"見る?パペットの…」 とここまで言ったところで「パペットって人形?ダメ」 と即座に拒絶されてしまいました(汗)パペット・マペットとは異なり、ラスベガスを訪れる人たちには人形は受けないのでしょうかねぇ~。

 

 それにしても、Wynn氏の思い入れのあるゴルフコース。大全でも取り上げられていましたが、儲かっているとは思えないのに、 "Avenue Q"よりも人気があるんでしょうかねぇ~(大汗)

●Lenny's Las Vegasから2題(2006.Feb.16)

私のお気に入りLenny's Las Vegas から

 

1. 諸行無常~ラスベガスは、より多くのリゾート、交通、 訪問者で成長し続ける。

 

 通常通り、たくさんのことが我々の街では進んでいる。ビルが取り壊され、 新しいビルが建設される、より多くのメガ・ストアが計画され、いたるところで道路工事が行われ、交通渋滞が起こる、 より重要なことはより多くの訪問者である。

 

 否定的側面としては、ここに移り住む人たちが増え続け、人口を200万人近くまで押し上げている。

 私が1976年にここに来た時、人口はざっと28万人だった。ラスベガスからヘンダーソンへ車で行くのに、 たくさんの砂漠を通っていった。サマリンなんぞは、開発者達の目にさえも止まらなかった。サザン・ハイランドとアンテーム地域は、 あなたがそれに言及したら、「おかしいんじゃない?誰がそんなところに住もうと言うの?」という反応が起こるようなエリアだった。

 

 しかし、時は移り、我々は短期間に世界で最も偉大なものの一つを作り出した。いまだに我々を品がない、 けばけばしいと誹謗する者がいるが、彼らは我々のたくさんの世界的リゾートの一つへ訪れ滞在することを躊躇はしない。

 ローカル・ホテル・カジノでさえ、良く、安い価格で世界中のほとんどの施設よりもよりよいオファを提供している。私は、 ほとんどのラスベガスの住人のように、我々の街を誇りに思っており、これから10年間に計画されているもの(製図版上のもの) は街をより良くしていく。私の今の問題は、より良いライ麦パンを見つけることができるかどうかである。

 

 昨日の交通渋滞のニュース、このところ連日のよう発表されているストリップ開発計画…。 レニーさんもベガスの成長ぶりに改めて感動されたのでしょう。

 昨日もかきましたが、このままいくと道路はパンクしてしまいそうです。 渋滞がおこらない道路行政を切にお願いするところです

 

2. タイタニック展示会@トロピカーナが延長

 タイタニック展示会が3月5日まで延長された。詳細は、原文で。

 

 以前にも展示会の期間延長のニュースをご紹介しております。人気があるんでしょうか。 「呪怨」文化の中で育っている私としては、 怨念が染み付いているような展示物を拝見したいとは思いませんねぇ~(汗)

 そんなことを言っていると、ベガスという土地自体が怨念の塊ような気がします…(怖)毎回、 汗水たらして働いて稼いだお金を吸い上げられて…(笑)

 


3. ニーマンの「ゲーム」

 私のお気に入りのアーティストの一人、リロイ・ニーマンが再びやった。スポーツ・ イベントのもっとも注目すべき部分を絵画に描きだす彼の能力は最もよく知られているが、彼は、ベスト・ポーカー・ プレーヤーの何人かを「ザ・ゲーム」の中に取り込んだ(世界的ポーカー・プレーヤー達は、一か八かのゲームに興じている。)。 ライル・ベルマン、チップ・リーズ、ボビー・ボールドウィン、ドイル・ブランソン、およびチャウ・ジャンを含む。

 

 緊張した無制限ホールデムゲームを共に行っているグループをニーマンがスケッチしている絵画は、 現在ベラージオーのポーカールームに展示されている。

 部屋は、1978年の世界ポーカーシリーズのチャンピオンであり、ミラージ・リゾートの社長兼経営最高責任者であるボビー・ ボールドウィンの名前にちなんで「ボビーズ・ルーム」と呼ばれている。もしあなたが、ポーカー・ファンなら見逃すてはない。

 

 ポーカーファンの皆様、すぐにかけつけなければ!

 


 そのほかには、リック・シュローダー、サラ・ジェシカ・パーカー、リース・ウィザースプーン、ホリー・マリー・コームなどを見出し、 コーチし、プロデュースしたピーター・スクラーが2月26日ネバダ・バレー・シアターで無料講習会を行うという情報、 ホテルのバレに車を預けていたら後部座席の窓を壊されて中につんであったゴルフクラブを盗まれたが、 「車の中に置かれたものについてはホテルは責任を負わない」と言われたというような話が載っていました。

 車の中に盗られるようなものを放置すること自体には問題があると思いますが、 セルフで預けるよりバレに預けたほうが安全なような気が漠然としていました(汗) セルフパーキングエリア内にバレの区域設定がしてあるだけの駐車場もありますから、良く考えてみなくとも、 バレの方が安全だというような根拠は何も無いんですよねぇ~。

 

2006年02月15日

●Las Vegas Review-Journalの記事から3題

1. 南ストリップ:居住者は交通に気をつけてLas Vegas Journalの記事から

 ラスベガス大通り(ストリップ)では開発が進行中である。ブルーダイヤモンド以南のストリップ(旧ベルツ、現ラスベガス・ アウトレット・センターのあたり)において、以前なら30分でいけるところが、1時間30分もかかるようなことが起こっている。

 南ストリップで2つの新しいカジノ、8つの分譲マンションプロジェクトの予定があるが、 開発が始まる前に新しい交通計画を練り直す必要があるのではないかと地元住民から声が上がっている。


 開発により交通渋滞が起こっるであろう箇所の図


 年間ラスベガス滞在期間が20日弱しかない私でさえ、ここのところのラスベガスは、 慢性的に道路渋滞がおこるようになってきたように感じます。以前は、 ラッシュアワーの夕方以降のみストリップをはずれていれば渋滞に巻き込まれるようなことはなかったのですが、周辺道路でも渋滞に遭遇します。 特にストリップを北進する場合は、ラスベガス・アウトレット・センターから踏切までの間でいつも渋滞に巻き込まれます(汗)

 カジノやコンドミニアムの建設ラッシュに伴って、どんどんと成長し続けるラスベガスですが、 道路キャパシティがフルに近づいてきているのでしょうか。これから5年間の間はストリップ周辺で建設ラッシュですから、 われわれツーリストも気持ちよく走れるような道路にして欲しいものです。



2. カジノ開発: ボイドはラスベガス北東について計画を持っているLas Vegas Journalの記事から


 ボイド・ゲーミング社はノース・ラスベガスで40エーカーの土地(場所はこちら) を購入するために3,500万ドルを支払うであろうことを月曜日に発表した。

 

 コースト系にするのかサムズタウン系にするのかまだ決まっていないそうですが、 今後開業していくカジノのタネ地を4箇所も持っているとのこと。ローカルをターゲットとするカジノですが、ベガスの人口増加にともなって、 まだまだ成長していくのでしょうね。

 「ローカルで稼ごう大作戦」を再立案しなければならない日も近いかもしれません…(汗)

 

3. パームスのSweet SuitesLas Vegas Journalの記事から

 パームスは現在新棟(40階建てファンタジー・タワー)を建設中だが、 完成すればスイート部屋を含む347室が新たに加わることになる。 そのうち25階と26階の11室のスイートはエンターテイメントのために作れることになる。

 ハーフコートの堅木床のバスケットボールコート (10,000平方フィートあり、スコアボードとロッカールームさえある) から本物のナイトクラブスタイル(ホテルのghostbarナイトクラブのレプリカ)、 ディスクジョッキーブース、ストリップ・クラブと似ているエロティックなスイート (ストリップ用のポールもある)、普通サイズボウリングレーンのついた部屋さえある。

 

 ヤング・セレブに大人気のパームスですが、次から次へと話題つくりがうまいですねぇ~。 こういったヘンなと言ったら怒られそうですが、おもしろ系の部屋がどれだけ稼動するか(部屋代もべらぼうでしょうから)解りませんが、 こういった部屋を作ったことにより、マスメディアによる広告効果は絶大なものがあるんでしょう。

 オープン当初には訪れたことがありますが、またのぞいてみる必要がありそうですね。 定宿からも近いことですから、GWのTo Doリストに入れておきましょう。

2006年02月14日

●今のところサハラは変わらない Las Vegas Sunの記事から

ラスベガス・サンの記事から

断ることができる申し出:今のところサハラは変わらない

 

 サハラ・ホテル取締役会長アル・ハンメルにとってオフィースにおけるありふれた日である。 それは、歴史あるカジノが間もなく爆破解体されるであろうという従業員と出入り業者に撒かれた噂をぬぐうことを意味している。

 

 「タフにする」ハンメルは言った。「私は事業を運営していこうとしている。金を稼ぎ、従業員を幸せにしようとしている。」

 他のより古いカジノが、潜在的な、または差し迫った再開発が計画を立てるのを議論したのに対して、サハラ (ラスベガスストリップの上の最北端のホテル)は相対的に静かであった。

 再開発についての憶測は空所を満たした。ストリップにおける未曽有の豪華な建築ブームによるものと理解できる。

 今後5年の間に、いくつかのより古いカジノ&ホテルは、新しい高層のリゾートと分譲マンション開発に立て替えられて、 姿を消すであろう。

 

 他の会社が熱心に、より派手な未来のために計画をしている間、サハラ--ストリップ残された少数の独立系施設の、 個人経営のカジノ企業の1つ--は、これまで、施設を買取たいという数百のもうかるオファーを拒絶した。

 「私達は、差し迫って売らなければならないわけではない」とハンメルは言った。「私達は利益を上げていて、順調に進んでいる」。

 ゴードン・ゲーミング・コーポレーション、53歳のサハラを所有する実体は、 興味を持つ購入希望者に高いハードルを設定した。会社は、サハラホテル、ストリップをはさんだ26エーカーの空き地、 ホテルの裏のパラダイスロードをはさんだ11エーカーの駐車場を含んだ概算55エーカーの土地に7億ドル以上の申し出を受けている。

 それは一括取引である。買手が、サハラホテル& カジノを取得せずに空閑地のみを買うことができないことを意味する。「会社は、 優良企業からの条件付き申し出を断った」とハンメルは言った。それは、他のたくさんの無名のオファを断っていることを意味する。

 

中略

 「といっても、適正なプレーヤー、適正な価格、適正なタイミングが揃えば、買収を受けることもありえ、 それは今日の午後かもしれないし、明日かもしれない。」なんてことも言っています。


 以下の記事を要約すると、

  • 7億ドルはちょっと高いんじゃないかい?
  • 取引のうまみは、サハラホテル&カジノではなく、ストリップをはさんだ空き地である。
  • フリーウェイI15から容易にアクセスできるのはアドバンテージであるが、 ストリップの北の端ということから歩行者が少ないということころが弱いところ。そこで、ゼネラル・ モータースと協力して走行レーンをつくり、客が新車を試乗できるようにする。1ヶ月以内にオープンする予定。
  • ストリップの価格が高騰しているのに対して、サハラはテーブルのミニマムが低いこと、 部屋代が安いことによって経営を維持している。昨年の客室稼働率は95%。
  • サハラは従業員は心配する必要は無い。この10年の間に2回も売買されているが、サハラが収益を上げ続けている限り、 誰も建物を爆破したりしない。

 MGMミラージグループのプロジェクト・ シティセンター、ボイドグループのエシュロン・プレイス、ステーショングループのコスモポリタン・ ホテル&カジノなどここ何年かのストリップにおける開発計画は目白押しです。

 そんな中で、ストリップの北の端の方のサーカス・サーカスやサハラは寂しい状況ですね(汗)我が家も、 サハラの前を通るのはI15を使ってからストリップを南下するコースを取る時だけですね。実はまだ一度も入ったことがありません。 あんまり魅力も感じないので…。

 年間客室占有率が95%というのは大したもの。メジャーカジノだけでなく、こういうところにも注目すべきなのかもしれません。

2006年02月13日

●予約確認 on the Web @アメリカウエスト '06May

 '05夏頃のアメリカウエストWEB SITE変更に伴って、日本で発行したクレジットカードを受け付けてくれなくなり、WEB上での予約発券ができなくなってしまいました。 フラットさんの書き込みを受けて、私も日本事務所に電話して確認したところ、「旅行代理店を経由して発券してくれ」 といわれてしまいました。結局、アメックスを通じて、無事にWEB上に表示されていた価格よりも安い価格で予約・ 発券することができました。
(このあたりの顛末は掲示板の過去ログをご参照くださいませ。)

 

 機材変更に伴って事前座席指定がクリアされてしまい、事前座席指定無し客として、チェックインの際に「座席が無い」とえらい目にあいました。以来、WEB上でこまめに座席状況を確認し、 機材変更に即対応できるようにしておりました。搭乗日前夜にも確認するほど慎重に…(笑)

 

 GW帰還まで数ヶ月となりましたので、先日WEB上から予約チェックを行ったところ、 チケット上のPRNコードを入れても予約を見ることができません…(汗)何度やってもダメ。

 そこで、ウメリカウエストにメールを出して「予約が見れないよぉ~」と確認をしました。すると…

 

Unfortunately,your tickets were issued as paper tickets and may not be viewed from our website.  Only reservations that are electronically ticketed may be viewed from AmericaWest.com.

 

という返事。要するに「WEB上で確認できるのはE-Ticketだけで紙のチケットで発券した場合は確認できない」ということです。

 

 え~っ?!機材変更に対応するために予約を確認するためには、アメリカウエストに電話するか、 あるいはアメックスに電話するしかないわけです…(汗)う~ん、面倒。でも、「座席が無い」なんてハメには二度と陥りたくありませんので、 1ヶ月に1度は電話で確認することといたします。 

2006年02月12日

●ストリップ開発:MGMプロジェクトはより高価になる Review-Journalから

Las Vegas Review-Journalの記事から

ストリップ開発:MGMプロジェクトはより高価になる。

 シティセンター・プロジェクトは、 グレイドアップのために20億ドル追加したことにより、70億ドルかかることとなった。

 

 MGMミラージは、そのシティ・センタープロジェクト費用を追加した。すでに、 米国サービス業の歴史において最も大きな私的に資金提供された開発プロジェクトであったものをアップグレードし、 拡張するその計画の一部として、木曜日に20億ドルの追加を発表した。

 「ストリップ開発は、現在、主として、プロジェクトのホテル経営を強化し、新しいモノレール駅を追加し、その居住部分を拡張し、建築品質をアップグレードする計画のため、70億ドルかかると予測される」 とMGMミラージュ社長ジム・ミュレンは言った。「資材と労賃の高騰が費用上昇を招いている」と彼は言った。

 

 水曜日に開催されたMGMミラージ取締役会は、プロジェクトの多くの要素の最終設計を承認した。プロジェクトは、 4000の客室をもつ豪華なホテル& カジノ2つのカジノを持たない400室のブティックホテル470,000平方フィートを超える販売店、食事、およびエンターテインメントのスペース、 そして230万平方フィートの居住用のスペース

 「プロジェクトの値上がりコストは、建築によるものではなく、豪華なホテルをつくり、 販売店経営の範囲と品質を増大させる決定である」とミュレンは言った。

 

「私達は、特に、ラスベガスにおいて、ホテル産業をリードするようになるであろうと信じるセザール・ペリ& アソシエイツのコンポーネントにわくわくしている」と彼は言った。

 セザール・ペリは、ミッドレンジホテル&カジノとして設計された4,000室のホテル&カジノのリード建築家である。 フィラデルフィアのキメル・センターをデサョンしたニューヨークのラファエル・ヴィノリ建築事務所は、 コンドミニアム・ホテル棟を設計した。

 アムステルダムを本拠とするゲンスラーはシティ・センターの設計を監督し、実行する設計会社であり、ペリーニ社は全体建築会社 (ゼネコン)になるであろう。

 2006年中旬の建築開始とともに、取締役会はハード・ オープン日を2009年11月に設定したとムレンは言った。

 

 MGMミラージは、ラスベガスでは初めて、 USグリーン建築審議会からエネルギーと環境デザイン資格を得ることを求めているとムレンは言った。資格は、プロジェクトが、 コミュニティに役立つであろうより高価であるが環境にやさしい建築資材、電気使用量の減少、廃水リサイクル、 および使用を必要としている厳格な建築基準に直面することを要求するであろうと彼は言った。

 拡張計画は、そのコストを増大させることになる改善された車と歩行者の交通経路を含むとムレンは言った。

 モノレール(プロジェクトの中ですべての要素を接続している最先端の人間移動システム)は1億5000万ドルから2億ドルかかるであろうと彼は言った。

 

 ワコビア証券アナリスト ジョン・マルキーは、「プロジェクトの拡張と増大したコストは、ラスベガスで継続している 「マンションブーム」に適合しており、さらなるアップグレードまたはコスト増加があったとしても驚くべきことではない」 と投資者報告において述べた。

 ドイツ銀行アナリストのマーク・ファルコーネは、「設計プロセスはいまだ流動的であり、 将来変化があっても驚くべきことではない」と言った。

 ムレンは、「スケジュールは今後も計画通りに進むであろうが、遅延した場合の予算を入念に調査することができた」と言った。

 

 新しい事業費は、アナリストが5億ドルとも予想するオープン準備費用を含んでおらず、 ベラジオとモンテカルロ間の都市開発のために66エーカーの用地取得費用をも含んでいない。

 世界第2位の規模のカジノ企業であるMGMミラージは、総費用の45億ドルを支出し、 残りの25億ドルは居住用ユニットの販売収入をあてにしている。

 「私達はまた、資本の最も効率的な使用を保証するために潜在的なパートナーシップと他の金融手段を探究し続ける」と彼は言った。

 MGMミラージュ会長テリー・ラニは、「ラスベガスのホテルカジノと高層棟コンドミニアム市場は非常に堅調であり続ける」 と言った。

 「我々の取締役会と経営陣は、シティ・センター・プロジェクトは、 ラスベガスのストリップの新しい種類の経験のための触媒となるであろうと信じており、ラスベガスの見方が永遠に変わる」と彼は言った。

 

 ウォール街は発表された拡張についてより懐疑的であった。ゴールドマン・サックス・アナリスト スティーブ・ケントは、 居住区販売による収益に対するMGMミラージュの見積りは、1平方フィートあたり1,000ドルより高い売り値に基づいており、 「極めて希薄な不動産市場」において攻撃的すぎるよう見ると言った。

 「最近の主要なラスベガスのコンドミニアム開発プロジェクトで目立つものは棚上げされ、 他のものは伝えられるところによれば需要の様子見ということである」とケントは言った。「加えて、我々は分譲マンション (コンドミニアム)部分を将来の部屋供給にみあうコンド・ホテルに移行することを期待し続ける」

 マルキーは、「MGMグランドにおけるシグニチャー・コンド・ホテルにおける販売と値付けトレンドは非常に強く、それはシティ・ センター・プロジェクトに移っていく。」と言うが、ラスベガスにおける分譲マンション市場は急速に冷え込んでいる

 「そうは言っても、ストリップ周辺の資金公募(capitalized builders) が金融市場において成功し続けると信じる」と彼は言った。

 

 MGMミラージュ株は、149万の株の出来高において、木曜日の終値は、24セント、 0.62パーセント下落の38.20ドルで引けた。

 

  一昨日(2月10日)の日経新聞夕刊に掲載されていた小さな記事と同じ内容をLas Vegas Review-Journalで詳細に報じていたので紹介しておきます。

 

 どうも日経新聞のラスベガス関連情報担当記者は、「ラスベガス高級志向路線」を強く打ち出したいようで、何日かまえの記事(紙面の記事はもっと詳細だったのですが…) でWynnのブランド店などを例に出して、「ロサンゼルスのロデオドライブを素通りしてラスベガスに人々が集まっている」 などと書いておりました。それを読んだわれわれ夫婦は、「そんなことないやろ」と二人でツッコミを入れておりました(笑)

 ビア・ベラージオーが出来た際にこのような記事を書かれるのなら「ふむふむ」と納得するのですが、ベラージオーができたのは何年前なんでしょうね…。 「ラスベガス高級志向路線」というのはどうも賛成できません。われわれ夫婦が高級なところに出入りしていないので、 気がついていないだけかもしれませんが(笑)

 それにしても、シティセンター・プロジェクト。当初資金計画の40パーセント増しなんて大丈夫なんでしょうか…。 利用する側としては、豪華、サプライズの非日常的空間を提供していただけるなら文句はございません。もちろん、お安くね…(笑)

2006年02月11日

●ワイヤレス・ハンドヘルド・ギャンブル機器 続報 Review-Jouranalから

 '05年11月の記事「携帯ゲーム機を使ってカジノでプレイ? Las Vegas Sunより」 の続報となります。今回は、Review-Journalの記事ですけど…(笑)

「この手をチェック・アウトしろ!」 Las Vegas Review-Journalの記事から

 シャッフル・マスター社は、ワイアレス・ ハンドヘルド・ギャンブル機器を提供する最初の企業となるため動いている。

 

 ネバダ・ゲーミング・当局がワイヤレス・ハンドヘルド・ ギャンブル機器の使用をコントロールする法案を承認したら、シャッフル・マスター・ゲーミング社は、 競争において飛躍すると期待している。

 

 ラスベガスを本拠とする供給業者は、金融業界のためのモバイルのワイアレス製品のプロバイダーとの協定が、シャッフル・ マスター社が年末までにネバダのカジノにハンドヘルドゲーム機器を提供することを可能にすることができたと水曜日に言った。

 この見込みは、ネバダ・ゲーム・レギュレーターが春までに規制案を承認するかどうかにかかっている。 1月の会議で問題を議論したネバダ・ゲーム・委員会は、 2月23日のカーソンシティのヒアリングにおいて再びこの問題について議論すると期待されている。規制案は、3月23日のラスベガス・ ミーティングのパネルにおける承認をターゲットにしている。


 
 シャッフル・マスター社の社長マーク・ヨセロフは、先月ロンドンで開催された国際ゲーミング・ショーにおいて披露されたワイヤレス・ハンドヘルド・ ゲーミング機器がゲーム研究所承認のために提出されるであろうと言った。

 ソナ・モバイル社と共同開発された機器(携帯情報端末と同じサイズ) は、モバイル・ ゲーミングが許された特別のカジノのワイヤレス・システムを通して、顧客がテーブルゲームに賭けることを可能にする。

 ブラック・ジャックのような伝統的なゲームを含むハンドヘルド機器は、シャッフル・マスター社によってライセンスされたスリー・ カード・ポーカーやレット・イット・ライドなどのゲームを装備することも許される。

 ゲーミング・ショーにおいて、シャッフル・マスター社は出席者とテキサス・ホールデム・ポーカーゲームの模擬ワイヤレス・ ゲームを主催した。

 

 機器は、テーブル・ゲームとスロットマシンに加えて、カジノ顧客がレースとスポーツ・ブックにワイアレスフックアップを通して、 競馬とスポーツ・イベントに賭けることを可能にするであろう。

 「多分、顧客は競馬に賭け、ボタンを押し、それから機器に映されるレースを見ることができる」とヨセロフは言った。 「他のボタンを押すことによって、我々の他のテーブルゲームを楽しむことができる。」

 

 ヨセロフは、「ソナ・モバイル社との関係がハンド・ヘルド機器市場において、競争者に差をつけ、わが社は飛躍するだろう」 と言った。

 「ソニア・モバイル社がすでに金融機関のためのワイヤレスコンセプトを提供していることから、 機器のためのセキュリティ技術はすでに使われている」とヨセロフは言った。

 

 いくつかのゲーム会社が規制案を推進している。ニューヨークを本拠とする金融会社キャンター・フリッツジェラルド・ LPのネバダ支部、カンター G & W。

 カジノでワイアレスゲームを行う最初の企業となるために、国の議員にロビー活動を行った会社は、 その機器と中心的なサーバーシステムを、規則が是認されると同時にゲーム当局に提出するであろう。

 キャンター G&Wの製品は、基金と安全のディーラーによって使われた製品を基礎としている。

 

 昨年11月のインタビューにおいて、キャンターG&Wの広報担当ジョー・アッシャーは、「ネバダにおけるワイヤレス・ ゲーミングの導入の成功は、他のアメリカの管轄区の扉を開けることとなるだろう。」と言った。彼は、 「規則を制定させる会社の努力にもかかわらず、 競争相手がネバダの最も大きなゲーム機器プロバイダーによって発展するであろうことを知っている」と言った。

 ヨセロフは、導入されれば、ハンドヘルド機器を使ったワイヤレス・ゲーミング市場は、 実入りの良いものになるだろうことを信じている。

 「ワイヤレスのカジノとモバイルによる賭けは、 独占製造販売権を持つコンテンツのための別の配信システムをわが社を提供するだけでなく、私達の届く範囲をカジノの他のエリアに、 そして儲かりそうなモバイルのゲーム市場に拡張する」とヨセロフは言った。

 「我々は、世界規模のカジノに重要な製品を提供することを楽しみにしていると共に、モバイル・ ゲームの柔軟性を歓迎する次のゲーマー世代によって利用されると信じている。」


 '05年の11月から一歩前進。いよいよ、規制法案が俎上に上がってきたということでしょうか。これが承認されれば、'06中旬以降 (たぶん年末か?)くらいからカジノにこういった携帯ワイヤレスデバイスによるゲーミング機器を見ることができるようになるかもしれません。

 こういったガジェット好きの私としては動きから目が離せませんが、読者の皆様の多くは、「ふ~ん」程度の関心なんでしょうね(笑)

 紹介されている画像を見てみると、表示が小さそうで、老眼の気がそろそろ出始めている私にとってはつらいかもしれませんね(泣)

 

(注意)記事の画像のイケメン男性は私…ではありません(汗)

2006年02月10日

●まつり、ハバナ・ナイト・クラブ、ラ・ファームなど Review-Journalから

Las Vegas Review-Journal の記事から

 次の2つのラスベガスのショーは、海外から来たものと、ストリップを数マイル移動したものである

 

 【まつり】  

 「筋肉ミュージカル」としても知られている「まつり」が、 3月1日に日本の横浜からリビエラに到着する。これはシルク・ド・ソレイユのショーによく似ているが、カスタマイズされた 「マッスル・シアター」で上演される。

 ショーは、日本のテレビ番組「筋肉番付」からスピンオフ(好評番組のキャスティングなどを受け継いで作った続編番組などをいう) したもので、「ストンプ」風にスタント、アクロバット、および衝撃的な身体の動きを内容とする。トランポリンのアクロバットとイン・ ライン・スケートのソロのショーでオリンピック金メダリストが出演する。

  「マツリ」は、「スプラッシュ」の公演が行われているリビエラの最も大きい劇場で行われ、金曜日の夕方2回公演を除き、 午後のショーとして2ヶ月間予約されている。


 

 【ハバナ・ナイト・ クラブ】 


 スターダスト「ハバナ・ ナイト・クラブ」が土曜日にスターダストで終演した。スポット公演として、現在ストリップで唯一空いているパリス・ ラスベガスで公演を行うかもしれない。

 

 【ラ・ファーム】  


 もう一つの国際的レビュー「ラ・ファーム」@MGMグランドがオーナーが変わった後、 内容が一部変更された。高級なフランスのトップレスのショーは、最初創立者である亡アラン・ ベルナルディンの3人の子供によってラスベガスに来た。

 バーナーディン家は最近ショーをベルギー実業家フィリップ・ロメによって率いらるグループに売却した。これまでに、彼は、 ナンバーの間数の間で12の俗悪な「十二宮」変遷のいくつかをカットし、「飛行」(揺れ動き、上下する)を止め、 「上に私を着席させなさい」(古くからやっている群衆を喜ばせる椅子の上でボブ・フォッシー・ スタイルをした5人の女性がポージングする)を戻した。

 ショーがストリップにきて5年年目になる5月までに、新しいメンバーが来るかもしれない。 変わっていないものはより重要であるかもしれない。「ラ・ファーム」は、 パリのクレージーホースサロンのオリジナルや他のツアー公演のメンバーを交代させる。それは、ライセンスされて、「アメリカ化される」 作品にはならないであろう。


後略

 

 ×全のフォーラムで話題になっていた「まつり」の記事ですね。「筋肉番付」自体見たことがないので、 まったく話題についていけません(笑)そんなに、シルク・ド・ソレイユに似ているの?

 記事にも書いてありましたが、パリスと協議をしているミュージカル「プロデューサー」はもうちょっと時間がかかるようですね。 その間、ハバナ・ナイト・クラブっていうわけですが、これってどんなショーなんでしょ?パリスなら、我が家の常宿と同じハラズ・ エンターテイメントですので、このショーはコンプ対象ですね(嬉)GWは自腹(私の自腹 泣) でスプレー@ラクソーを見ようかと思っているのですが、ハバナがまだやっていたら、これでもいいかな?って、内容も知らないのに(汗)

 ラ・ファーム@MGMはもう5年なんですね。ショーのオーナーが変わったっていうのがピンときませんでしたが、 ショーの内容も多少変わっているみたいですね。

2006年02月09日

●Lenny's Las Vegasから3題(2006.Feb.9)

私のお気に入り、Lenny's Las Vegas から

 

1. 真心と花 ロマンチックから楽しみまで、 バレンタインの特別な催し

 バレンタインデーの前の1週間とラスベガスは、あなたがどのようにすごすことを選択しているか確かめたい。私は、 馬を選んで馬車に乗る、ゴンドラでのクルーズ、生演奏と素晴らしい夕食とともに、レイク・ラスベガス・リゾートがモンテラゴで提供するモノが好きだ。 ロマンチックな夕べにそれ以上の何を望むって言うんだ?

 馬と馬車に乗ることから出発できる(もし、家族で利用するなら、馬車の乗車賃は大人10ドル、子供5ドル)。それから、レイク・ ラスベガスの夕焼けの中をセーリングできる、その間ゴンドラの船頭はあなたと恋人のために恋歌(セレナーデ)を歌う。 ゴンドラの予約は、 877-4GONDOLAまで電話を。電話番号は8桁だけど、ちゃんとつながります。

 そこから、ちょっと車でワインヤード・レストランへ行く。そこであなた達は、ハープとフルートの生演奏を聴きながら、 キャンドルの灯かりの下で、4コースディナーをいただくことができる。これは150ドルかかるが、その価値はある。予約は、 (702)567-9410に電話してください。

 もし、彼女の胸にガツンとこなければ、あなたは間違った女性と一緒にいることになる。

 

2. Z Pleazure

 一方、バレンタインデーもう少し扇情的なものがよろしければ、ニューヨーク・ ニューヨークのセクシー・ショー「ズマニティ」は「Z PleaZureパッケージ」を提供する。 スペシャルデーパッケージは、2月中提供されている。、ズマニティのフレミアムチケット2枚、 お土産用グラス2つとショーの際のカクテル飲み放題、スパデラックスルームへのアップグレード、50ドルアッパーのベッドでの朝食、 スパ利用権2人分、を含む350ドル分のパッケージが、あなた方カップルには159ドルのみである。2月28日までに予約して、 3月31日までに利用しなければならない。なかなか良い取引のように聞こえるし、楽しみもたくさんありそうだ。予約は、 866-815-4365に電話してください。

 

3. KRAVE NAKED HEARTS

 さて、もしあなたがこのバレンタインデーに、楽しくエッチになりたいなら、クレイブ・ナイトクラブの「裸の心(Naked Hearts)」イベントに参加したいかもしれない。「Naked herats」はラスベガスのショー、セリーヌ・ディオンのA New Day、チッペンデール、フンタジー、フォリーズ・バージャー、ケージの夕べ、カルチャー・ショック、ミッシーコクラン・ エンターテイメント、MGMグランドの作品、バンプス・ガール・レビューなどの出演者によるライブ・ パフォーマンスをフィーチャーする非常にセクシーなイベントです。幕間には、 ダンスフロアでラスベガスで最も誘惑的なボディーと体をクネクネすることができる。それは、ブースでキスするのに、 あるいはチョコレート・マッサージを受けるのに忙しすぎない場合である。チケットは、20ドルのみであり、チケットの入手、 ブースの予約は、(702)384-2899に電話してください。

 アクションは午後11時から始まる。あなたが少なくとも21歳以上でなければならないということは言うまでもない。

 

 バレンタインデーの様々な催しの紹介です。米国では、 バレンタイデーといえども男性が女性に対していろいろと贈り物をするようですね。嫁さんからは1週間前くらいにすでにバレンタインデー・ チョコレートはもらっています。「倍返しねっ!」という恐ろしいお言葉と共に…(泣)

 「バレンタイン限定チョコだから、私も食べさせてねっ」って、自分で食べた上に、倍返しって、ヒドクない?

 個人的には、3番目のクネクネが気になっています。誰か行ってご報告いただけませんか?

 

 そのほか、以下のボクシングイベントがあるようです。我が家は全然わからないですけど。


4. ウェルター級チャンピオン アントニオ・マルガリトとマニュエル・ "ショットガン"ゴメスとの試合がアラジンで2月18日(土曜)にアラジンで行われる。

 

2006年02月08日

●新空港をもっと早く! Review-Journalより

Las Vegas Review-Journal 論説から

●新空港上を飛び始めよ

 ラスベガスを訪れた者が暗くなった東の空を見上げる時、幾つかのライトの光の点を星と誤認する。 しかし、これらは動き、地平線へと落ちて行く前に、より明るくなってくる。これらの星は、 ちもろん南ネバダへたくさんの訪問者を運んでくるジェット旅客機である。ホテルのバフェに並ぶ人たちのように、 到着旅客機は並んで着陸してくるが、決して消え去ることは無い。

 

 マッカラン国際空港は、2005年には出発・到着客合わせて4430万人を扱った。合計では、2004年度に比べて7% 増加している。旅客の増加速度は、早まりこそすれ、遅れることはない。これから5年間、ストリップには新しい施設が建設され、 ラスベガスの定住人口は200万人を超える。

 

 マッカラン空港の設備改良に費やされる24億ドル以上は、時間はかせぐものの、 より多くの滑走路スペースを生み出すものではない。マッカランは2011年までには、 1年あたり最高5300万人の乗客まで増えると予測される。

 「我々は、できるかぎり早く設計し、建築しようとしている」とクラーク群航空管理官ランダル・ ウォーカーは言う。「我々の実際の唯一の懸念は、予定される空港設備建設能力を街の成長が追い越してしまうことである。」

 

 地元および連邦政府は、第2のクラーク郡主要空港を建設するために何年も活動してきた。 40億ドルをかける開発は州間高速道路15の東側、ストリップの約40マイル南のアイバンパー谷に計画されている。この新空港は、 最高で年間500万人の旅客をさばくことができる。

 しかし、郡の役所は5年間の空港建設による環境アセスメント策定の1年を費やしただけである。 空港が最も早く開港するのが2017年だが、それができる前の6~7年間マンカランは交通渋滞の中で運営を強いられることになる。 しかし、それはツーリストに依存する南ネバダ経済にとって良くない。クラーク郡で建設中の何万の新しい客室 (それにともなう何千人もの雇用)を満たす能力をもつ空港に向上させることが必要である。

 

 地元と連邦政府は、環境アセスメントと空路計画立案および計画の早期着工の議会承認を加速する途を見つけなければならない。 他に例を見ない高層ホテルや国家的芸術アトラクションを建設することができる地域において、 空港を建設するためにさらに11年も費やすべきではない。

 

 ラスベガス帰還の度に目にするマッカラン空港の滑走路工事。何年も何年も工事をしているように見えます(笑) ラスベガスを訪れる人たちを捌くために滑走路の拡張を行っていたのですね。年末帰還の際には、Dゲート内の工事も行っておりました。

 午後3時~5時くらいの間バゲジクレームのターンテーブルは人でいっぱい。 MGMミラージグループによる新ホテルの建設やローカルカジノの建設ラッシュを考えると、 たしかに早晩マッカラン空港の処理能力をオーバーするこは目に見えていますよね。

 そんななか、ラスベガスの新空港の建設計画があるということなんでしょうが、遅々として進まないと。2017年まで、 我が家がラスベガス帰還を続けているかどうかわかりません(メガ出したら、ベガスを卒業してのんびりリゾートを楽しむか、 ベガスにコンドミニアムを買って、ローカルカジノでポチポチVP、食事はコンプde バフェ、なんて生活をしているかも知れませんので…) が、直行便も無くなることですしマッカランの処理能力向上はぜひとも早急にやって欲しいものです。

2006年02月07日

●ザ・シグニチャーで予約を受け付け始めたMGMグランド Review-Journalから

Las Vegas Review-Journalの記事から

ザ・ シグニチャーで予約を受け付け始めたMGMグランド

 MGMグランド・プロジェクトにおけるMGMミラージ・レジデンスの建築は続いている。 ストリップのリゾートはコンドミニアム・プロジェクトのホテル・コンポーネントであるザ・ シグニチャーにおいて予約を受け付けている。

 MGMグランドは、MGMカンファランス・センターの裏にあるオードリーレーンにおけるMGMグランド・コンドミニアム・ プロジェクトの新しいホテル・コンポーネント、「ザ・ シグニチャー」の予約を今朝MGMグランドで受付始めた。

 

 「550平方フィートから1,450平方フィートの広さのスイートは、 1泊200ドルから始まる。MGMグランドのスカイロフト・ユニットとは異なり、 3タイプのユニットはすべてワンフロアであり、はおのおのプライベート・バルコニーをもつ」と、 MGMグランドのシグニチャー最高責任者フレデリック・ルビストは言った。

 MGMグランドにおける居住区の3棟はおのおの576のコンドミニアム・ユニットをもち、そのうち90%はホテル・ コンドミニアムとして運営されるためにMGMグランドに戻される。

 建築は15ヶ月前に始まった。最初のタワーは5月1日にオープンし、 2つ目は12月、3つ目は2007年5月にオープンする。

 

 マーケティングの副責任者であるデビッド・バンカルスビークは、分離され、各々にエントランス、バレ、コンシュルジュ・ サービス、プールエリアを持つビジネス-クラスとして運営されると言った。

 彼は、「3棟の36階の16ユニットはブティック・ホテルとして運営される」と言った。「サイズと各々のタワーの独立的運営は、 それらをフォーシーズンズやリッツ・ カールトンのような、ラスベガスの施設よりもより大きいものにするだろう」とルビストは言った。

 「我々は、一晩に20部屋とか50部屋といったより小さなグループをターゲットにする。それは、 MGMグランドにおける製作物に対する賛辞であり、我々は実際、MGMカンファランス・センターより近い」とルビストは言った。

 「我々は、ミーティング計画者と分譲マンション営業所においてユニットを事前に見る機会があり、 施設に対する強い需要があるということを確信している」と彼は言った。

 

 各タワーは、MGMグランドのレストラン、ショー、専門店、および他のアメニティにアクセスすることもできる。

 ☆記事に添付されているタワーの画像はこちら


 

 さすがに宿泊施設が古びてきたMGMグランドですが、この新しいタワーの客室がオープンしたらずっと新しくなりますね。すでに 「スカイロフト」は提供されていますが、お値段的に高いですものねぇ~(2月・ 3月の料金を見てみたら、$590~$2800 どっひゃぁ~)。とてもじゃないけど泊まれない(汗)ビデオを見る限り、 なかなか素敵なお部屋ですけど…。

 

 シグニチャーは、$200からあるようですからリーズナブルかな?MGMが定宿の皆様、いかがです? ぜひともご報告をいただきたいものです。

 スイート部屋コレクターの私としては、「スカイロフト」に強く惹かれておりますが…(笑)

2006年02月06日

●「ラスベガス バフェ」 Las Vegas Review-Journalから

Las Vegas Review-Jouranal Chris Jones氏 の記事から

 

ラスベガス バフェ

 セルフサービス・レストランの長い歴史は、いまだカジノにとってビッグ・ ビジネスである。
 

 食べ放題のバフェのようにラスベガスの極上の魅力を惹起するものはそれほど無い。 有名人シェフと飾り立てられたZagat格付けの成長する卓越性にもかかわらず、セルフサービスの豪華なパーティは、 約60年の間地元ホテルカジノにおいてビッグ・ビジネスであり続けている。それらは、ダウンタウンから派手なストリップまで、 いまだに強い。


  「バフェは、ラスベガス体験の象徴的な特質の一つである。」ベラジオの社長ビル・ マクベスは言った。「都会のように、望むものは何でも手に入る」

 ラスベガスにおいて、バフェはどれだけあちこちにあるか。
 

 これを考えてみてください。27億ドルのウィン ラスベガスと6億ドルのサウス・コーストが昨年オープンした際には、 それぞれにバフェの準備ができていた。

 MGMミラージが新しいホテル&カジノ開発のためにストリップのカジノ~ボードウォークを閉じたその日、 1月9日においてもボード・ウォークのサーフ・バフェは朝食を提供した。

 AAAの5つダイヤモンド賞を受賞するレストラン・ラインナップをもつベラージオーは、毎年150万人のバフェ客をひきつける。 多くの人が、寿司とアラスカ・キング・クラブの週末ディナーに$34.95を支払う。

 通りの向かいのバリーズでは、「ステアリング(立派な)ブランチ」(税別$65)の予約を奨めている。日曜日のみ、 あぶったマイネ湾のロブスター、キャビアそして贅沢なシャンパンが振舞われる。

 


  「ネブラスカにおいてさえ、トラベルチャンネルで見て、ラスベガスのバフェについては知っている。」最近、リオのカーニバル・ ワールド・バフェで5人の家族と一緒に食べたスコット・ヘルツォグは言った。
 「家族のうちの何人かは中華が好きで、何人かはシーフードが好き」スコットの母親シャロン・ヘルツォグは、 並んだテーブルからカニの脚、BBQリブ、半分食べかけのサラダを付け加えて言った。「私達は、 これから歩いてカロリーを消費する必要があると思うわ」と食べ終わった彼女は冗談を言った。

 


 ヘルツォークのテーブルの先の食物の口径(?)はまた多くを語った。 「ホテルキッチンからの残り物を載せた大きな銀のトレイの日々は過去の話である」と関係筋は言った。

 「今日のバフェの食べ物の質は、ほとんどの中級のカジュアルレストランよりも良くないとしても、同じくらい良い」 とステーション・カジノの飲食開発副責任者のジェフ・ディヴィートは言った。

 

 ステーション・カジノは、ラスベガスにおいて8つのバフェを運営している。会社は近時、ヘンダーソンにおけるサンセット・ ステーションのフィート・バフェを数百万ドルかけてリニューアルし、4月18日にはサマリンにおけるレッド・ロック・ リゾートオープン時に9番目のバフェが加わる。

 同様に、MGMミラージは、10のストリップのカジノにおけるバフェのうち2つを強化した。 2004年11月にラスベガスを本拠地とする会社がトレジャーアイランドの「ディッシュ」をオープンし、 続いて2005年1月にミラージで「クレービング」が続いた。これらの成功により、 MGMグランドのバフェのアップグレードがすぐに続くかもしれない。

 

 「それらは、アンカーテナント(多くの客を引き付ける店舗)である。」マクベスは言った。「レストランは主に夜に稼動する。 しかし、バフェは朝食、昼食、夕食である。1日に18時間稼動する。」

 バフェは、主催するホテル・カジノに新しい客を連れて来て、食事のために他の場所へ行こうとする客を引きとめる。

 一般に、それらの利ざやはレストランより少ないが、全てのMGMミラージのバフェは高収益である。そして、 それらはスロットマシンからショー、販売店まで、カジノの他の場所のお金を使う顧客を引き付ける。


 「バフェを閉鎖したときに、ビジネスモデルにおけるその効果に気がつく」マクベスは言った。彼は、ミラージのバフェ「カービング」 が5ヵ月半リニューアルの際に閉鎖せずにボールルームで仮設営業をした。
 「バフェは、コストパフォーマンスにより敏感な地元の人たちにとって長く一般的である。」とデヴィートは言った。近年、 客が手でプレートを待てるように、料理を小さなポーションにしたり、 実演調理を導入することによって食べ物の品質をアップさせたステーションカジノの「フェスト」やリオのカーニバル・ワールド・ バフェが現れた。

 「それらの改良によって、バフェへの需要はさらに大きくなった。」とディヴィトは言った。

 ステーションのバフェの利益は、会社のカフェスタイルレストランまたはコーヒーショップと同等である。 「バフェは、 かつてのように目玉商品ではない」とディヴィトは言った。 「ラスベガスのレストランの価格上昇につれて、バフェ愛好者はもっと支払いたくなるだろう」ともディヴィトは言った。それは、 バフェ運営者が昔の1.99ドルの前任者より良い食べ物を提供することを可能にした。

 

 固定価格は、ある者が消費する一つの食べ物の価格を無意味にし、バフェのアピールを支える。そして、バフェの 「全ての人に合うモノがある」という選択も同様である。

 「人々は、多様性(バラエティ)を欲し、選択したい。それらは、同じように聞こえるが、実は違う」マクベスは言った。

 「コーヒーショップのメニューは多様なアイテムを提供する。しかし、例えば人々は一度座って4つの料理を注文しない。でも、 バフェにおいては複数の食べ物を選ぶことが可能になる」彼は言った。


 「一つを選ぶのが難しい?選ばなくてもいいんですよ。」マクベスは言った。
 

 

 新しいバフェは、見かけ上プレミアム(ひとつ上)を位置づけている。「ディッシュ」の外観は、ジェフリー・ ビアズから来ている。誰が勘定を払った?MGMグランドのウルトラ・ラウンジ、ミラージのカービングは、 マンダレーベイのアウレオル・レストランと同様に、香港やローマのホテルの設計をしたアダム・ ティハニーがデザインした。


 「サンセット・ステーションのバフェの平方フィートあたりの装飾コストは、グリーン・バレー・ランチの高級ステーキハウス「ハンクス」 と同等の費用がかかった」とディヴィトは言った。レッド・ロック・リゾートのバフェはよりいっそう精巧になると彼は約束した。  「人々は、もっと良いもの、もっとすごいものを要望し、我々はその要求に応えている」と彼は言った。

 「ハラズ・エンターテイメントは、リオのカーニバル・ワールド・バフェの内装のリニューアルに800万ドル費やした」 と飲食監督ジョー・グリマルディは言った。

 「あなたはもう、最低であるように見えるガラスのくしゃみよけの上の表示ラベルを見ないであろう。今は、 食べ物はライトアップされて、より洗練されている」とグリマルディは言った。「座席の配置にはより多くの思慮が傾注されている。 バフェはもはやカフェテリアではない。」

 

 オンライン辞書の食べ物史によると、バフェの起源については知られていないが、 同じテーブルで一度に多くの人々に食事を提供することは、古代・中世文化にさかのぼる。名前は、フランスが起源であるが、 オックスフォード英語辞典に最初に印刷されたのは、1792年である。

 

 コンセプトがラスベガスに紹介されたのは、昔の広報担当ハーブ・マクドナルドがおおよそ60年前にローカル・ ポテンシャルで偶然発見したことによると広く知られている。
 エル・ランチョ・ベガスで遅くまで働いていたマクドナルドは、シェフに冷製肉とチーズをさらに用意させた。彼が、 カジノバーで食べているのに近くのギャンブラーが注目した。

 マクドナルドは、素早く冷製の食べ物をテーブルに準備する許可を得た。彼のサービスは、 空腹だがレストランで食事をするためにゲームを中断するほどではないギャンブラーにアピールした。
 マクドナルドの1ドル「バッカルー・バフェ」は流行り、彼の食べ放題コンセプトはラスベガスの売り物として残った。


 「私に発明の才能があったとは言えない。私は、まさにそのとき、その場所で空腹だっただけだ」 と2002年に亡くなったマクドナルドは、1988年にレビュー・ジャーナルで述べている。

 

 我が家は、最近バフェには全く行っておりません。もともと「食べ放題」にあまり魅力を感じず、特に中年期になってくると、 上質のものをちょっとだけ食べたいと思うようになりました。若いときは、量さえあればよかったんですけどねぇ~(笑)

 となると、量で勝負というわけには行きませんので、ローカルカジノは別として、ストリップのバフェはどう考えてもコスト・ パフォーマンスが悪いとしか思えなくなってしまいます。

 「バフェはかつてのように目玉商品ではなくなった」と本文でも書かれていますが、30ドルも60ドルもして、あの内容では…。

 

 とはいえ、「バフェはラスベガスの名物」ですから、是非チャレンジを(笑)そういえば、 我が家が定宿としていたNYNYも現在のシーザーズもバフェはありませんね…(汗)

 

 ちゃんと、バフェ・トリビアも最後に付けてくれています(笑)なんでラスベガスはバフェばかり?と思っていたのですが、 こういうワケだったんですね。へぇ、へぇ!

2006年02月05日

●夜景~バーバリーコーストなど '05Dec

 さて、'05年末年始報告もいよいよ最後となりました。次回ベガスはGWとなりますので、 まだ3ヶ月も一生懸命仕事をしなければなりません(笑)ベガス帰還を心の糧に毎日がんばりましょう。

 

 バーバリー・ コースト 

 あと数年したら姿を消してしまうかもしれないホテル&カジノです。といっても、一度も中に入ったことはありませんが…(汗)

 

4コーナー バーバリーコースト

 

 ベガス最終日の1月1日、久しぶりにブールバード・モールをのぞき、Vonsのガソリンスタンドでガソリン補給の後、 レンタカーを返すためにベラージオーへ向けてフラミンゴロードを西に進んでおりましたが、渋滞でなかなかすすみません。

 そこに、けたたましいサイレンの音。パトカー3台ほどと消防車が2台ほど同一方向に向かって飛ばしてゆきました (西行きは渋滞ですから、消防車は東行きレーンを逆走しておりました)。西行きレーンの渋滞にはまってしまったパトカーは、 サイレンを入れたり切ったりしながら、前の車を無理やりどかせて空きスペースを作り、進んで行っておりました。かわいそうに1台の乗用車は、 サイレンを鳴らすパトカーに後ろから追い立てられて、歩道上まで乗り上げて走路を空けていました。 いじめのように後ろでギャンギャンやられたら、嫌でしょうねぇ~(汗)

 「火事かなぁ~」と夫婦で話していたところ、消防車・救急車・パトカーはフラミンゴロードのバーバリー・ コースト前に全て停車していたのですが、煙などはまったく出ておりませんでした。いったい何があったんでしょうね。

 

 フラミンゴ 

 ハラズグループによる買収による、4コーナー東側ベネチアンまでの一体利用が数年後に計画されるであろうことから、 誰でも知っているこのネオンサインも消えてしまうかもしれません。

 

フラミンゴ
フラミンゴ入り口
フラミンゴ

 

 

 いつもネオンサインの一部がパームツリーによって切れていたので、今回全景を撮影してまいりました。

 

 シーザーズ 

 過去の報告により、皆様にはすでに見慣れた風景かもしれませんが、今回せっかく超広角レンズを持っていったので、 誇張された遠近感をご覧にいただこうと思います。

 

シーザーズ
シーザーズ2
ロビー噴水
ロビー

 

 

 フラミンゴ通りの通行止め@大晦日 

 夜景つながりということで、大晦日のストリップホコ天(歩行者天国)状態にするために、 各道路を封鎖しているパトカーとぞろぞろ歩いている歩行者達です。

 

大晦日の通行止め
大晦日の通行止め

 

 カウントダウン後、午前2時くらいにオーガスタスタワーの部屋から西側を撮影しました。 I15からフラミンゴロードへ入ってくる道などが封鎖されています。カウントダウンにストリップへ入ってくると、帰りが大変なんですねぇ~。

2006年02月03日

●日本からの直行便は廃止されるかもしれない Las Vegas Sunから

Las Vegas Sun  Richard N. Velotta  の記事から

 

 "日本からの直行便は廃止されるかもしれない。" JALは費用節減の動きの中で、ラスベガスへの運行をやめることを考えている。

 

 日本航空は、アジアからラスベガスへの唯一の直行便をやめるかもしれないが、 現地観光旅行役員は、極東で最も大きなソースであり、 ラスベガスの海外市場で2番目に大きい日本におけるマーケティングを積極的に継続していくつもりである。

 

 費用節減手段としていくつかの国際線ルートを運休することを考慮するためにJALの評議会と来週会うことが予定される状態で、 マッカラン国際空港役員は、東京から週3回の直行便を含むラスベガスルートが「明確にまな板の上にある」と伝えていた。

 

 JALのスポークスウーマンは、いずれのルートも決定には至っていないと言ったが、 国際線のルートの収益性を回復することを試みるために、「全てが精査中」である。

 

 専門家は、JALが今年度4億ドルの損失について報告するであろうと言っている。

 

 キョウスケ岡田、東京のラスベガス会議と観光客オーソリティは、Eメールで、「いかなる正式決定もまだ広報されていないが、 JALの販売代理店が旅行卸売業者に、直行便が10月までに無くなるであろうと日本で言った」と伝えた。

 

 日本のマスメディアは、 JALがラスベガスルートに加えて大阪とロサンゼルスの間と広島とソウルの間でフライトを調整することを考慮していると伝えている。 日本航空はすでに福岡とホノルル間のフライトをやめた。

 

 JALのラスベガス便は2004年において73%の搭乗率であった。日本航空南カリフォルニア事務所の広報担当キャロル・ アンダーソンは、2005年にはパーセンテージは少し落ちているが、航空会社がより大きな機体を使ったからであって、 搭乗者の数は一定であると言っている。

 

 ハリー・カサップ(マッカランの空輸開発のマネジャー)は、「昨年、 JALが国内エアラインである日本エアシステムと合併して以来、望んだとおりの運営ができていない」と言った。

 カサップは、「高騰し続ける燃料価格によって、直行便において、 4つのエンジンをもつボーイング747を飛ばすコストが、 収益性を維持することを難しくする」と言った。岡田は、「ほとんどの乗客がレジャー目的の格安チケット客であるため、 ラスベガス直行便において高価なビジネスクラス席を販売するのに苦労している」と付け加えた。 JALは「メンテナンスクルーと客室乗務員に関係している一連の安全災難」のため、 いつもひいきにしてくれる顧客のある部分を失ったと岡田は言った。

 「ラスベガスにとっては残念なことだが、ボーイング777や将来の787などにより適合するルートである」とカサップは言った。 777は、そんなに沢山の座席が無く、2つだけのエンジンによって飛ぶため、より経済的である。日本航空は、 21機の777を保有している。

 カサップとLVCVAのテリー・ジチンスキーは、JALの役員会の懸案中の決定事項に気付いているが、 いまだ日本最大の航空会社を消し去る用意は出来ていない。

 ジチンスキーは、「JALがラスベガスルートをやめてしまうならば、LVCVAが日本でラスベガスマーケティングし続けて、 訪問者をロサンゼルス、サンフランシスコ、ポートランド、オレゴン、シアトル、またはバンクーバー、ブリティッシュ・ コロンビア州経由のフライトを使う気にさせるであろう」と言った。

 ジチンスキーは、「直行便がある場合に、旅行客がより心地よく旅行できるという統計上の証拠は全く無いが、 卸売りのツアーオペレーターは直行便がある際には、需要は増えると言っていた」と付け加えた。

 

 米国商務省は、2004年(統計が利用可能な最も最近の年)に、 21万7,000人(2003年から29%の増加)が日本からラスベガスを訪問したことを報告した。 日本より多いのはイギリスのみである。

 2003年以前の2年間は、9/11のテロリストの攻撃、SARSの突発、 およびイラクと戦争を行っている米国へ旅行することに対する日本人の気乗り薄によって、日本からの観光旅行は減少していた。

 JTBラスベガス事務所のスポークスマンは、 直行便が無くなることによるラスベガス旅行への影響についてコメントすることができないと言った。

 

 「JALからの最終決定は届いていないから、直行便を引き継ぐことについて代わりの航空会社にアプローチすることを渋っている」 と言った。可能な候補者の中で、JALのライバルであるANAは、ほとんどの太平洋航路においてボーイング777を使っており、 現在も東京・ロサンゼルス間を飛んでいる。

 「直行便を飛ばすことができる能力を持つアジアの航空会社はたくさんある」とカサップは言った。 「JALは素晴らしいパートナーであるし、東京・ラスベガスはこれからも成長できる市場であることは全ての人が認めるであろう」

 岡田は、「航空会社は、多くの国際線機材(ソース)を中国市場に割り当てた」と言い、ANAを楽観視していない。

 

 東京ラスベガス間の直航便はノースウエスト航空(ラスベガスの最初の国際便ルート)で1998年6月に始まった。 JALはその年の10月に市場に参入し、ノースウェストは2001年4月に撤退した。JALは、9/11の後、 数ヶ月にフライトを欠航させて、現在、1週あたり3回の往復便としている。

 

 ラスベガスサンでJAL直行便についての記事を見つけましたので、紹介します。この記事で書かれているように、 日本での報道はすでに決定事項であるかのように報道し、我々もそのように受け取っておりました。

 でも、「現時点では決定事項ではない」んですよね(汗)今朝、 今年の年末関連の予約に関してJGCデスクに問い合わせをおこなったところ、現時点('06 Feb 3) では年末の関空/ロサンゼルスや成田/ラスベガスの予約が入るんです(驚)近々、最終決定がされて撤退の方向に進むのかもしれませんが、 機材を747から777に変えて、ぜひとも関空便(我が家にとっては優先度は上 笑)、直行便ともに維持して欲しいものです。

 

 ちなみに、年末便を特典でとろうとしたらJGCデスクになかなか電話がつながらず、つながった時には関空/ロサンゼルス、 成田/ロサンゼルスともに特典ビジネスの空き席はありませんでした…(汗)とりあえず、成田/サンフラシンシスコを押さえておいて、 関空/ロサンゼルスはキャンセル待ちになっております。

 実は、AAの関空/ダラス経由を本命として考えていたのですが、「残席ゼロと表示されております」という冷たいお返事でした。 JALからのAA特典枠って取ったことがないのですが、ほとんど取れないんでしょうかねぇ~(汗)

2006年02月02日

●Lenny's Las Vegasから3題(2006.Feb.2)

私のお気に入り Lenny's Las Vegas から

 

1. フーターズ・ホテルがグランド・ オープン

 フーターズ・ホテルのWeb Siteはこちら

 新しい…、少なくとも新しい名前で完全にリニューアルされたホテルが今週末にオープンする。スーパー・ボール・ ウィークエンドには、数々の楽しい催しが予定されている。フーターズ・カジノ・ホテル(トロピカーナの東、以前のサンレモ)は、 明日花火とオスカー・グッドマン市長によるフーターズ・カレンダーガール達への市の鍵贈呈と共に一般にオープンされる。 ラスベガスだけだ。


 
 一般に開放されるプール・パーティとブタの丸焼きとともに、 たくさんの祝賀催事が正午に開始する。ウェイン・アレンの司会による、他のスポーツVIP達とのプレ・ スーパーボールの作戦説明(チョーク・トーク)が午後3時に続く。フーターズのレストランの一つであるポーチ・ ドッグ内で行われ、無料である。午後7時カジノのセンター・ステージにおいて40人のフーターズ・ カレンダーガールと会うことができる。午後9時まで、13マティニバーで女の子達によるサイン会が行われる。

 

 日曜日の午後1時に戻ってくると、カジノ中でスーパーボールを楽しむことができ、フーターズ・カレンダーガールは再度、 手ずからカレンダーを販売し、サインをしてくれる。楽しいし、ゲームでいくらか稼げるかもしれない。

(注) 上の画像は、フーターズのサイトの画像を引用したものです。 
   (The image above is quoted from HOOTERS Web Site.)

 

  まだ、1度もラスベガスのホテル&カジノのオープンニングに遭遇したことはありませんが、このフーターズ・ ホテルのオープニングはぜひ見たかったですねぇ~(笑)

 GW帰還の際の"To Do"リストのトップにフーターズ・カジノ訪問を記入しておきたいと思います。 サンレモがどれだけ変わっているか興味津々です。えっ?「施設より、お姉さん達に興味があるんだろう」って?そんなもん、 あたりまえでんがな、まんがな(笑)

 

2. バニアンの木@ベラッジオ

 ベラッジオの印象的なロビーからコンサバトリーとボタニカルガーデン(温室&植物園) はいつも私の好きな場所であったが、今回、それは、いつにもまして、勝(まさ)っているようだ。オードラ・ ダンザック率いるコンサバトリースタッフたちは、フロリダのランドマークを救い、 その新しいホームであるベラッジオに連れてきた。


 
 有名なパーム・ビーチとして提供された有名なバニアンの木は、100年以上フロリダの名物(ランドマーク)だったが、 誇らしげにコンサバトリーの壮大な中心飾りとして立っているここに、運ばれてきた。木は、2006年の中国の正月、春、夏、 秋のショーにも残る予定だ。

 

 この顕著な100フィートのパニアンの木は、致命的な菌類に侵されていると診断され、 このエリアの他の木を保護するために破壊される必要があると決定された。これは、ダンザックが、想像したこともないような、 並みはずれた展示を作製したという欲望とビジョンを持っていた時期でもあった。決定はされた。しかしながら、このモンスター・ トリーをどうやってここに運んでくるかが問題であった。あなたが想像するように容易なことではなかった。その木は、パーム・ ビーチで1週間をかけて、枝ごとにバラバラにされなければならなかった。20万ポンド(90トン)の木をラスベガスまで運ぶため、 50フィートトレラーが12台リースされた。ダンザックと彼女の140人の園芸スタッフは、再組立プロセスを指示し、 バニアンの木のデビューのために1ヶ月を費やした。

 

 旧正月の展示の間、ランとスペインコケとともに枝が織なすバニアンの木の間を通り抜けることができる。春、夏、秋のショーの間、 この木を利用したガーデニングは繰り返し使われる。木は、ショーごとに形を変えられ、 コンサバトリーのセンターの展示物として飾られる。 シルクドソレイユのミュージシャンによって作曲されたベラージオオリジナルの音楽を奏でる最先端のサウンドシステムは、 照明と噴水とともに、花の芸術性を蘇生させることに役立つ。ダンザックは、「自然の華々しい美術品の1つとして、 ベラージオが収蔵する多くのユニークな傑作作品の中でも、木は目立った地位に値している」と言った。


ディスプレイは11月26日まで展示される。

バニアンの木@ベラージオーに関する画像などが掲載されている記事はこちら

 

 上の画像付きの記事を紹介しようかと思っていたのですが、Lenny's Las Vegasで先に話題が出たので、 リンクだけにしておきます。バニアン・ツリーを使ってどんなディスプレイが出来ているか非常に興味があります。

 バニアン・ツリー@ベラージオーも"To Do"リストに記入しておかねば…。

 

3. シルクの作品

 これは、あなた方アートファンの方々には興味深いかもしれない。シルクドソレイユの文化的で、社会的な仕事部門は、 ハイティーレセプションにおいて、第2回「コレクティブ・アート・エキジビション」を開催する。 ラスベガスで公演されている4つのシルクド・ソレイユの演目のスタッフと出演者が作った40以上の様々なジャンルの作品が、 2月3日~26日の間、「アーツ・ファクトリー」(107 E Charleston Blvd)の1階で展示される。
後略

 

4. 驚くべきデータ

 内容は、前回紹介したものとまったく同じです。

 

 4の「驚くべきデータ」は、1月26日の「ギャンブルデータ」の記事と同じです。レニーさん、 どうやら前回と同じ内容を再度出してしまったようです。こりゃあきまへんでぇ(汗)