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2004年12月30日

●ウエルカムギフトとダビデ像

ウエルカムギフト シーザーズ初のウエルカムギフトは、画像のようにお水とフルーツセットでした。 お水をいただいておくと、滞在中に購入する必要が無く、ほんと助かります。とはいえ、我が家は強度の「ダイエットコーク中毒」 ですので、お水とは別途ダイエットコークを購入しております。ただ、シーザーズはコーク陣営ではなくペプシ陣営であるため、 甘ったるいダイエットを飲まされるはめに陥ってしまいます(汗)

 ところで、画像を見てお気づきになられた方はいらっしゃいますでしょうか…。実は、フルーツがあるにもかかわらず、 ナイフが無いのです。「どうやって食べろって言うのぉ~!」と嫁さんは怒りまくっておりました(笑)

 我が家としては、フルーツはいらないので、あとは日本茶セット(ティーバック、ダビデ像急須、ホットポット)があれば良いのですが…。暑いときも寒いときでも、 起き抜けに日本茶をすすると、生き返ります。あっ、もちろん紅茶でもいいんですけど…(笑) お茶請けにM&Mのチョコレートがあれば、「あぁ、ベガスだぁ~」と癒されるのですよ。

 

 ウエルカムギフトとは関係ないのですが、シーザーズ内でこのような像を発見いたしましたので、ご報告しておきます。 ダビデ像なんですが、クリスマス用の帽子をかぶっており、いかにも「お間抜け」に見えてしまいます。ただ、観光客には大人気で、 像の前で記念撮影をされる方がたくさんいらっしゃいました。帽子をかぶったダビデ像が珍しいのか、それとも別の「…」が珍しいのか…(笑)

 

2004年12月21日

●成田の時間つぶし…リフレッシュルーム

 9月帰還の際に利用したリフレッシュ・ルームを今回も利用しました。今回は、画像を撮影してきましたので、 前回の説明とあわせてご覧ください。

●成田空港リフレッシュルーム

場   所:第2ターミナル本館3階
利用時間: 7:00~22:00(受付時間は21:30まで)
設   備:シャワールーム10室

 シャワールームのほかに仮眠室もあるのですが、JGCだと無料になるのは、シャワールームだけで、 仮眠室利用の場合は、費用がかかります。

 受付で、JGCカードを提示、名前とJMB番号を記入すると、シャワー室の番号カードをもらって、ブースへ。

 シャワー室内は、脱衣場とユニットバス(洋式便器と非固定式シャワーと洗面台)ボディーシャンプーとリンスシャンプー完備、 そのほか、ヘヤードライヤー(弱い)櫛などがありました。ひどく狭いので、ゆったりのんびりとはいきませんが、 リフレッシュという意味では有用かな?なんといっても無料ですから(笑)そうそう、バスタブもありますので、お風呂につかることも可能です。

 今回利用の際には、私のユニットのドライヤーが故障しておりました。冬場に頭を洗ったあと、 乾かさないと確実に風邪を引いてしまいますので、くれぐれも入室直後にドライヤーが使えるかどうかの確認をされることをお勧めします。 簡単にはずれるようにはなっておりませんので…(汗)

 

右上に扇風機がついております。背が低い嫁さんは、手が届かず、扇風機を利用できずに、 「暑い、暑い」を連発しておりました(笑)

必ず、利用前にドライヤーの確認を…

ユニットバス部分です。非常に狭いですが、機能的にできております。
シャワーヘッドは可動式です。
入った洗面台のある場所にハンガーが二つついております。

 

●コンプ報告-シーザーズ

シーザーズのレストランでは、ほとんどのお店が請求書の控えをくれないため、 9月宿泊の際には正確なコンプ額を算出することができず、報告いたしませんでした。今回は、すべて撮影してきましたので(笑)、 確認できました。

ゲーム内容は、スロットとVP
【キャッシュバック】
  $530

【コンプダラー】
 パリス セントルイスカフェ $33.70
 サイプレスマーケット(フードコート)$14.24
 電話代 10回 $10
----------------------------
 コンプダラー残り $350

【フードコンプ】
28日 メサグリル    $112.88
29日 エンプレスコート $123.63
30日 カフェラゴ    $38.16
    テラッツア    $143.51
31日 百味       $73.10
 1日 808       $172.27
 2日 百味(昼は中華) $92.45
   ブラッドリーオグデン$228.98
----------------------------------------
    フードコンプ合計 $984.98

☆今回は、初めていったレストランについては、様子見ということでコース料理を食べたりしていますので、全体的に値段がおさえられています (笑)1日300ドルくらいが目安かな?と思っています。瀬踏みをしながら、限度を確認していく必要がありますね…。

【価格がわからないもの】
 ルームコンプ  パレスタワー 6泊
 リモ迎え
 イブパーティー
 ウエルカムギフト フルーツとお水

☆全体的に、コンプの枠いっぱいは使っていないような気がします。

ギャンブル中心のプレーヤーは、寝食を惜しんでプレーをされ、コンプ額などはあまり気にされないようですが、我が家は、 美味しいものを思いっきり食べて、ジャグジーに入って、カジノでのリスクははそこそこに押さえてというのが理想です(笑)

●イブパーティー@シーザーズ

 イブパーティが9時からということで、 ちょっとお寿司でもつまもうと百味を利用した後、1時間前に着替えのために部屋に戻りました。すると、 すでに入り口であるプールのエントランスへ続く通路にはに紐(なんて表現したらいいのでしょうか)が張られ、 きれいな衣装に身をつつんだ10名くらいの人が並んでいました。

 昨年はMGMのイブパーティーに出席し、 シルク2軍のようなアクロバットや女性群舞やバンドなど華やかなショーや、きれいなお姉さん(お兄さん達もいらっしゃいましたが… あまり興味がないので(笑)等 華やかなイベントを見たので、ミラージ・ MGMと双璧をなすもう一方のカジノコンツェルンで あるシーザーズがどんなパーティーをするのか、是が非でも取材にいかねばと、しぶる嫁さんのご機嫌をとりながらいってまいりました。 ホストさんからも「ちょっとお洒落な格好で…」というメールもいただいおりましたので…


 が、しかし…。でっかいパビリオン会場に10席ずつくらい座れる丸テーブルが200台ほど。 前方舞台ではバンド演奏がされており、女性ボーカルが歌っております。サイドにはネオンサインが飾ってあるだけ。会場入り口にはサンバ衣装? に身を包んだ(というか、露出した)背の高い女性が10名ほど立っているだけでした。


 招待状には、席番号等はなく、 会場にはいってからも一体どこに座っていいものやらとんと解りませんでした。会場のウエイターに尋ねると、「どこでも座ってよい、 会場の後ろにバフェがあるので、そこで食べ物をとってくれ」ということでした。「えっ?ぱふぇ?(驚)」  アラジンゲストのたけぷ~さんによると、「アラジンのイブパーティーもわけの解らない『VIPパフェ』ってのですから…」 というお話でした。MGMでも、ベラッジオでもコースでサーブされるのにね…。


 だいたい、我が家はあまりバフェが好きではなく(美味しいバフェに遭遇したことがない…)、 百味でお寿司もつまんでそれほどお腹も空いてなく、会場の料理も見るからにゲロゲロでしたので(笑)、 結局会場には30分弱いただけで(そのうち15分くらいは入場のために列に並んでいる時間です)、 退散いたしました。


 後から某氏に取材したところでは、(老舗シーザーズにはハイローラーが多いため 筆者の想像)、パビリオン会場とは別に、 パレスタワーのボウルルームに(ハイローラー用 筆者想像)会場が設定されており、 同様に1000人程度が座れるテーブルが設置されているそうです。そちらでの食事や、 舞台でどのような出し物が演じられていたのかは聞くことができませんでしたが、サーブされていたシャンパンもゲストによって異なっており、 他の方にサーブされている「ドンペリピンク」を有料であっても欲しいとリクエストしても、断られるんだそうです(汗) その辺のランク分けが厳しいのは老舗であるが故かもしれまんね。ちなみに、某氏のお部屋にはお正月にはおせち料理がサービスされ、 鮭弁当などもあるとか…。

●カフェラゴって言うかぁ...

カフェラゴ入り口 朝食時に利用したカフェラゴの報告。

 VIPラインに並ぼうとすると、前に男が割り込み(とまでは行かないですが、急いで我が家の前に並ばれたようです)。続いて、 女性と男二人が登場。その一団の人たちがあまりに×××でしたので、早めにご報告(笑)割り込みされたような感じでしたので、 すこぶる意地悪な見方をしております(笑×2)あくまでフィクションとして読んでくださいませ。

 なんかいかにも一昔前の業界人風の男。長髪を後ろでちょん髷風にくくり、セーターを石田純一風に肩にかけ、 皮の黒パンツに朝っぱらからサングラス。絵に描いたような「いかにも」風に思わず笑いそうになりました。で、女性はといえば、 10センチくらいのハイヒールに髪型はプリンセステンコウのような長髪おかっぱ黒のタイトに黒のストキッング。おっと、 女性のことはやめておきましょう。で、そのいかにも男性が関西アクセントの東京弁風にしゃべっていた内容がブラックジャックの講釈。

 「ブラックジャックはね、『君死にたまうことなかれ』なのよ。素人はね、 自分の手札を19や20にすることに一生懸命になるだけどね、それじゃだめなんだよ。親の手札が問題。自分の手札はどうでもいいんだよ。 『君死にたまうことなかれ』なのよ」

 何が、『君死にたまうことなかれ』なのか良くわからないのですが、どなたか教えていただけますでしょうか…。

 おっと、肝心のカフェラゴの感想ですが…。あまり行く価値はなさそうです。やむを得ず使用する場合は別として、 「わざわざ利用するまでのことはない」というのが、我が家の結論です。特に、朝はバフェコーナーかあるいは朝定食から選ぶしかないようです。 味ももうひとつですから、もう少しゆっくり起きて、フードコートのサイプレスマーケットプレイスか百味を利用するほうが、 はるかに美味しいと思います。

●ベガスの雨

 結局、定刻40分遅れでマッカラン空港に到着。なんとベガスはどしゃぶりの雨。 いつもならキラキラ輝くマンダレイベイの建物も雨にけぶって、見えるのはラクソーノの三角形とならぶシルエットだけという状態でした。 こんなの初めてですね。天気予報では、本日(29日)も昨日に引き続き1日中雨の予定だそうです。 いつもならもって来る折り畳み傘を今回に限って、置いて来たというのに…。

 9月帰還の際の「MGMリムジン失踪事件」のこともあり、「シーザーズのリムジンは待っていると思う? 」「きっと待って無いわよ」と会話しながらバゲージクレームへ降りてくると、案の定、名前のプラカードを持った人たちの姿は無し。 「やっぱりねぇ~」とがっかりしながら荷物が出てくるのを待っていると、「あのプラカード、Suzukiじゃない?見て来て!」と嫁さん。 確認に行くとリムジンドライバーのブライアンさんでした。ということで、シーザーズは待っていてくれました(喜) まぁ、 今回はデラホーヤいなかったことが幸いしたのでしょうかねぇ~(笑)

リムジン内部 黒塗りシーザーズのリムジンに初めて乗ってホテルへ。「あっという間についてしまうMGMに比べて、 乗りがいがあるよね」と嫁さんに言うと「フン」と鼻で笑われてしまいましたが、トンネルを抜けてマンダレイ、NYNY、 モンテベラッジオの西側の道を通って向かう行程は結構長かったですよ。特に、 雨のせいでいつもに比べて車が多く渋滞気味でしたから余計ですね。シーザーズのリムジンは、 車内にライン状のイルミネーションが施してあり、赤・黄・青と色が変化しておりました…って、こんな表現じゃまるで信号みたいじゃん…(汗)

 


 

●ニューヨークからラスベガスへ

ニュヨーク大寒波 12月26日(日)にニューヨーク入りしましたが、 この日から大寒波。 マイナスの気温には慣れていない関西育ちのわれわれ夫婦は、ほとんど屋外での行動ができなくなってしまいました(笑) 「大げさなことを…」なんて思われるかもしれませんが、27日から28日にかけて最低気温がマイナス11度ですよぉ~。 いくら夏よりも冬のほうが好きな私といえども、鼻や耳が千切れそうな寒さには耐えられません。
ニューヨークになんかに来るんじゃなかった」と嫁さんブツブツ。 結局、ニュヨークではウッドベリーアウトレットへ行っただけというもったいない滞在の仕方でした…(汗)

 翌朝、ラガーディア空港からシカゴ経由でラスベガスへ向かいます。某氏のはからいでUGを手配していただいたため、 ファーストで飛べるので、そんなに急いでチェックインする必要もないと思いながらも2時間前にラガーディー空港に到着。 チェックインすると1時間前の便に振り替え手荷物検査の長蛇の列にイライラしながらも無事搭乗。シカゴまでは2時間強のフライトでした。 シカゴからラスベガスまでの便は従来のままですので、シカゴでの待ち時間が増えただけでした(泣)

シカゴオハラ空港 当初は、こちらの便もアップグレードしていただける予定だったのですが、Ted便 (エコノミークラスのみ)になってしまったので、 某氏の好意にもかかわらずアップグレードしたくてもできない状態になっていたのでした。

 左の画像にありますように、このときはスマトラ沖地震が起きた時で、「なんか、えらくツナミ、ツナミっていってるなぁ~」 程度の感覚でしかありませんでしたが、その後、新聞やTVを見てびっくりしました。

 また、「ボストン・ パブリック」のナップサックの記述をいぶかしく思われる方がいらっしゃると思います。もちろん、 私がポストンパブリックのファンであるというのは言うまでも無いことなのですが(笑)、 偶然にもこのナップザックの持ち主が機内では私の横に座ったのでした。で、ベガスに着陸するまで、ビデオポーカー練習機 (タバコの箱くらいの大きさで、白黒液晶画面がついていました。)をやりっぱなしでありました。 ボストンパブリックといいビデオポーカーといい、少し親近感を感じたひと時でありました…。

 On Time でいけるはずだったのが、全員が搭乗するまでに手間取り、ドアが閉まったのが離陸予定時間の30分後、 さらに滑走路手前でなぜかエンジンを停止(英語が不自由なもので、エンジントラブルかとドキドキしました。)。 無事再始動したものの待ち時間が約20分。結局離陸したのは、1時間遅れとなりました。
 
 それにしても、Tedでの機内4時間はつらいものがありました。 普通に座っていても膝が前の座席にあたるような狭さですから…。やっぱり、国内移動は1時間が限度です(汗)。 ベガスは直行便に限ると再認識したしだいです。

●アメリカン・キュイジーヌ ブラッドレー・オグデン(Bradley Ogden) @ Caesars Palace

 9月帰還の際に美味しかったので、今回オオトリとして最終日のディナーにこちらのお店を選びました。 事前にメニューの和訳も行い、準備を整えていったのですが、正月ということかプリフィクスコースということで、 いつものメニューとは違ったものでした…(汗)以下がそのメニューです。赤字になっているのが、今回注文した料理です。

 

Bradley Ogden
Sunday January 2.2005

Amuse

First Course

Efingham Bay Oysters
Pineapple-Jalepeno,Margarita,Verjus,Coctail
Rambutan Viniagrette

Crispy Quail Breast
Stuffed Fuji Apple,Potato Dumpling Parsnip Puree

Butternut Squash Soup
Shrimp Fritter ,Toasted Hazelnuts,Shaved Fennel

Maytab Blue Cheese Souffle
Market Greens, Asian Pear, Candied Walnuts

Seared Foie Gras
Tuna-pineapple "Lasagne",Jicama
($15 Supplement)

Entrees

Steamed Atlantic Halibut
Trumpet & Cashew Crust Waterchestnuts Bok Choy

Wisconsin Pheasant Breast
Sweet Potato Pave, Roasted Cauliflower,Golden Beets

Millbrook Farms Venison
Chanterlles, Roasted Winter Vegetables,Crispy Sweetbreads

Seared Wagyu Striploin
Wild Mushrooms, Red Wine Essence
($65 Supplement)

Dessert

Artisian American Cheeses
Citrus Sorbets
Butter-Banana Chocolate Tasting
Pumpkin Caramel Spice

Pre-Fix 95

 

 

 

Crispy Quail Breast

うずらの胸肉。外はパリパリ中はジューシー。いい焼き上がり。美味しい!

Seared Foie Gras

フォアグラ美味しかったです。手前は甘みのあるソース。サイドは、 マグロとリンゴを重ねたもの。芸が細かい!

Steamed Atlantic Halibut

おひょう(ヒラメの大きいやつ)ですが、ソースがいまひとつピリッとしない。 ボケた味でした。シーフードは今ひとつなのかな?

Wisconsin Pheasant Breast

キジ。ちょっとチキン系に飢えていたので。焼き方はよいのですが、 全体に味付けがしっかりしていません。四角いのは、サツマイモです。ほの甘い味付けでした。

Butter-Banana Chocolate Tasting

チョコレートテイスティングですが、甘々。

Pumpkin Caramel Spice

これもねぇ~(汗)

 

 

 以上 Prefixで$95/1人、フォアグラについては$15追加料金、 コーヒーが$4 総額が、税込$228.98となっております。

 前菜は美味しかったですが、メインがもう一つでした。デザートは特徴は無しということで、 あえて食べなくてもよさそうです。

 やっぱり、レギュラー時に比べて、選択肢も少ないし、味も今ひとつという感じでした。

 ただ、前菜はやっぱり美味しかったので、できたら前菜ばかり食べた方がよかったかもしれません (できないでしょうけど…笑)。次回GW帰還時は、2回訪れたいと思っています。

●taste of Hawaii and exquisite Euro-pacific cuisine 808 @ Caesars Palace

 

 

Chef's Tasting
Amuseプリプリエビのマリネ風ですが、これはすこぶ美味しかった。期待感をあおります。

Deconstructed Ahi Rollバラバラにされたアヒ巻き アヒタルタル、アボガドサラダ、カニのセヴィーチェ (カニの小片と薬味をマリネにした前菜)、白寿司ご飯とトリフドレッシング

期待とおりの美味しさでした。マグロとアボガドはもちろん愛称ぴったりですが、 これにカニのほぐし身と酢メシがピッタリ。

Pan Seared Scallops ホタテ貝のあぶり焼き) アウグロ(?)、天然マッシュルーム、クロトリフのビネグレットソース (フレンチドレッシング)

メニューに書いてあるのは、上記のものですが、実際はイカリングとビーフステーキ。 ドレッシングは選ぶことができますが、もちろん我が家はシーザーズドレッシング。味は…イカリングです(汗) 量が多すぎて、これだけでお腹一杯になります。

Lobster Coconut Thai Bisque ロブスターとココナッツのタイ・ビスク) (特に貝類または野菜の裏漉(ご)しで作った濃厚なクリームスープ、 ロブスター、イカ、 コリアンダー。

一口、口にしたときは「香草くさい!」となります。嫁さんは、それだけで「もう、パス」 でした。ただ、鼻が慣れてくると、濃厚な味が病みつきになりそうです。私は、美味しいと感じました。ただ、 もうこのあたりからお腹は一杯になってきています。

Wok Charred Mahi Mahi(中華なべで料理する黒こげのマヒマヒ ) (食用としてのシイラ (dolphinfish)の魚肉)アジア野菜、 ライムジンジャー

どこが黒こげ? 誤訳のようです (笑)外側パリパリ、身はしっとり。ソースはしょうゆ風味。

Seared Ahi(アヒのあぶり焼き)
白いんげん豆のラグー(煮込み)、 焼いたニンニクのピューレ、パリパリのアヒルの皮、ジンファンデル(米国 California 州産ビニフェラ系(vinifera)の小粒の黒ブドウ) の還元

たたきのような感じで、 外からあぶったようになっています。これも結構美味しいものでしたが、いかんせんお腹がいっぱいで…。

 

 せっかくメニューの日本語訳をしたのに、持参するのを忘れてしまったため、 シェフのテイスティングコース(税抜き$79)を注文しました。

 全体的に量が多いため、コース(といってもデザートは無しです)の中ごろには、 お腹がいっぱい。「まだ出てくるの?」 という感じでした(笑)私は、ぜひ再度訪れたいと思っておりますが、嫁さんは「そんなに魚ばっかり食べられないわよ。タイ風カレーなんちゃらってのは臭かったし。 あんなのが美味しいって、鼻がおかしいんじゃない?」と言いたい放題でした…(笑)
   お店の雰囲気はよいです。ただ、今回壁際(キッチンとの境) の2人席だったんですが、椅子が高すぎて足が床に届きません(汗)これはちょっと座りにくかったです。 カウンターの椅子みたいです。ウエイターさんは、ハワイ系の方が多いように見受けられました。

 結構アジア系の女性客が多いという印象を受けました。やはり、味が合うんでしょうかねぇ~。

 私がちょっと気に入らないのは、どうやらこちらも店内喫煙可となっていること。テーブルに案内されたとき、 隣の客がタバコをプカーっと。煙がうちのテーブルまで流れてきて…。幸い、食後の一服だったようで、 早々に出て行ってくれたので助かりましたが…。

 

 

●フォーラムショップス 拡張部分

 11月にオープンしたフォーラムショップスのエクスパンション(拡張)部分を見てきました。さすがブランド系のフォーラムショップ。 高級感をかもしだすようにうまく作っていますねぇ~。3階フロアー構造で真ん中部分が吹き抜け。

 旧フォーラムショップから進んでいきますと、 左の画像のエスカレーターが現れます。こちらを上ると直接3階部分にいけます。そのまま直進すると、 2階部分にでるようになっています。

 

 

 

各階の回廊をぐるっと回らなければ、上下階へのエスカレータに乗ることができませんが、 こちらのエスカレータを利用すれば、ぐるぐる回らなくとも元に戻れます。 3層の回廊に張り付くようにお店が配置されております。各階のお店をみて回らないと上れない、 下れない。
中央が吹き抜けになっていて、1階部分が池と噴水になっています。 天上部分も豪華に見えますねぇ~。
1階の池と噴水。まだコインは投げ込まれていなかったと思います(笑) 左側のエスカレータです。上下への動線を再現しようと試みたのですが、 はっきりと思い出すことができませんでした(汗)
  中にあったお店のショーウインドウに思わず足を止めてしまいました。撮影している私に対して 「恥ずかしいから、早くしてよ!」と嫁さんの叱責が飛びました(汗)

 

2004年12月20日

●Southwestern cuisine メサグリル @ Caesars Palace

午後7時に予約を入れていたので、時間通りにお店に行ったのですが、すぐに席には通されず、順番待ち…。 確かに満席ですが…。「失礼だわ。これじゃ 予約をした意味がないじゃない。MGMだったら、すぐに席に通してくれるのに。」 と嫁さんがブツブツ。結局、テーブルに通されたのが、20分後でした。「これだけ待たせるんだから、美味しいんでしょうね… と嫁さんの不気味なつぶやき…(笑)

 

 

 Bread    

すっぱいパンではなく、通常のパンでした。味はなかなかよかったです。

 

 

 

 

 Blue Crab Cod Griddle Cake   

カニのケーキ(カニをほぐし身にして、ケーキのようにベイキングしたもの)$16

 

 

 

 

 Spicy Tuna Tar Tar   

 アボガド、わさびの醤油風味です。808のDeconstructed Ahi Rollとかぶっていますが、 こちらはちょっと生臭かったです。 $14

 

 

 

 Coffee Spice Rubbed Rotisserie Filet Mignon 

 お肉、焼き具合は問題ないのですが、下と同様、大量の胡椒がかかっているようで、唇がヒリヒリします。$34

 

 

 

 New Mexican Spice Rubbed Pork Tenderloin  

 肉自体はよいものを使っており、焼き加減も良いのですが、大量のコショウを使用しているようで、口がヒリヒリします。 さらに追い討ちは、ソース。ポークのソースは「何?この味は…」という印象。私は、味噌のような感じ、 嫁さんは薬品臭いという表現でした。付け合せの納豆のように見えるのは、スイートポテトでこれは美味しかったです。$36

 

 

次回は、無しね。 これだったらオグデンヘ2回行ったほうがいいわ」 とは嫁さんの感想でした。 「ネッ、隣の席のおじさんも、お肉を残してたでしょ」って…

 全体的に焼き物料理が多いようです。肉系のほかにシーフードもありますので、ヒョッとしたらこちらの方が美味しいのかもしれません… 。「20分待たされる値打ちは無い」というのが、我が家の評価です。ちなみに、ベガス時間午前 9時にシカゴ空港のスタバで食べた昼食(カプチーノとレモンパウンドケーキ)以来何も食べていなかったので、 お腹は空きまくっていました。

 

 

 

●イタリアン Terraza @ Caesars Palace

 予約時間にお店にいったところ、 案内されたのが20人も座れるような大テーブル。なんかおかしい(汗)。飲み物の注文を取りに来たのですが、 ボトルドウォーターを御願いしても、グラスに注ぐものの、ボトルは持ってこない。料理のオーダーもとりにこず、 メニューもこちらから頼んで、初めてもってくる始末。


 「なんかおかしいわよ」と嫁さん。 「他の人のパーティーのメンバーと間違われているんじゃない?とそこへ東南アジア系のファミリーが登場、 われわれに向かってベラベラとまくし立てます。で、結局、案内のお姉さんが、われわれをそのパーティーのメンバーだと思い込んで (テラッツアの前は生バンドが入るパーになっていて、ちょっとうるさいので、よく聞こえなかったのかもしれません)、案内されたのが真相だそうです。 う~ん、 英語が不自由だといろんなアクシデントに遭遇してしまいます(汗)

 

 

 その後、無事、ロマンチックな二人席に案内されて、きちんとオーダーもとってもらえました(笑)

 

 Complimentary   

先付け。ピーナッツとオリーブ、そしてチーズと何かを混ぜ合わせたようなもの。

なんと、この見た目が悪いチーズの混ぜ合わせが美味しいのです!パンに乗っけると絶品。

 

 

 Bread   

 こちらのパンも美味しい。酸味が無い普通のパンです。イタリアンに多いオリーブオイルは出てこずに、パターが出てきました。 パンにオリーブオイルをつけて食べるのは苦手なので、これはうれしい。

 

 

 

 Prosciutto con Finchi

$13.00
メニューと異なり、生ハムの付け合せはリンゴと栗だったと思います。

 嫁さんは、「生ハムはメロンでなきゃ! 塩っぱいだけじゃない!」とくそみそ。私は、栗・ リンゴと一緒に食べると結構いけると思いました。栗が硬いのが今ひとつですが…。

 

 Spaghetti al Pomodoro   

$11.50
fresh tomatoes,garlic,basil
スパゲッティ・ポモドーロ 新鮮トマト、にんにく、バジル

嫁さんは 「メンがもう一つよねぇ~。 手打ちかなんかしらないけど、ママースパゲッティのメンならもっと美味しいと思うわ…おいおい。

 

 Scottadito   

$39.00
子羊のロースト

焼き具合、味ともによかったです。ただ、骨付きが3本出てくるんですが、量が多すぎ(汗)

 

 

 Spaghetti fra Diavolo  

 $65.00
スパゲッティ デビル風
ロブスター、エビ、トマト

でかい皿に、ロブスター1尾、エビが数尾、そのほかシーフードが入っています。 これは美味い。ただ、嫁さんは…「美味しいけど、やっぱりメンがねぇ~。惜しい

 

 NYNYとMGMのイタリアン3店で食べたことがあり、そこの不味さにびっくり、 「アメリカのイタリアンひどい、食べられない」と思っておりましたが、こちらテラッツアは美味しかったです。

 担当のお兄さんも、 仕事が好きで一生懸命やってられるというのが見受けられて、すこぶる良かったです。なんか、演じているって感じなのですが、 言いたいことをりかいしていただけるでしょうか。

 ただ、全体的に量はおおいです。最初は、 以上のオーダーにチキンを頼もうとしたのですが、担当のお兄さんが途中でさえぎり、「ポモドーロはハーフサイズでいいと思いますよ」と言い、 チキンのオーダーは通らずでした。結局、これでもお腹が一杯になって、デザートまではたどり着かなかったのです。 「ハーフサイズをお勧めした理由を理解いただけましたでしょうか」 とお兄さんは最後にそっと付け加えました。


 もう一度、別の料理も試してみたくなるようなお店でした。嫁さんは、「ラスベガスへくる前に、近所の美味しいイタリアンへ入れてってあげるから…」 といって、2回目は来るつもりは無いようです…(汗)一人でくるか?

以上に、水$5が付け加わって、 全部で税込み$143.51でした。

 

●セキュリティーチェック大当たり

 年末・年始帰還の際、 今回も空港でのセキュリティーチェックにひっかかってしまいました(汗)

 しょっぱなが成田/ニューヨーク。チェックインの際は、珍しくスーツケースを開けられることも無く、 フリーパス。幸先いいじゃんと思ったのもつかの間、搭乗ゲートから飛行機に搭乗する途中で手荷物チェックに引っかかってしまいました…(泣) 以前に、トップで乗り込んでチェックに引っかかったことがあったので、十分間合いをとって乗り込んだのに…。

 次に引っかかったのが帰りのマッカラン空港Dゲートのところの手荷物検査で、 嫁さんはダボッとした服を着ていたのが原因、私は靴を脱がなかったのがまずかったのか、二人ともラインからはずされて、 ボディーチェックを受けてしまいました。嫁さんは、「何度も上着を脱いで機械を通せ」といわれたのですが、脱ぐと下着姿になってしまうので、 拒否(そりゃ、ボディーチェックになるわなぁ~笑)。変な服を着ているあなたが悪い。私は、金属ゲート前で、靴ぬぐの?って聞いたのですが、 係員は、こいこいと私を手招き。ゲートは鳴らなかったのですが、ボディーチェックへ。椅子に座らされて、靴脱がされて、 靴下の上から金属探知機でチェック。次に、立て、後ろ向けと厳重なチェック。嫁さんは、「たまったもんじゃ無いわねぇ~」

 最後に引っかかったのがトムブラッドレーの手荷物検査。 ニューヨーク近郊のアウトレットで購入したスワロフスキー金属皿(箸つき)それまでの検査ではまったく引っかからなかったのに、 トムブラッドレーでは、中身を見せてということになって…。検査官は、「アンユージューアル」を連発。どうも、 モニター画像で同様のものを見たことが無かったので、現物チェックをしたかったようでした。 金属プレートの上にクリスタルが貼ってあるのですが…。「そんなもんを買うから…」と私が言うと「中身を見たかっただけよ。 去年もベルサーチの蜀台を見られたでしょ!個人的な趣味よ、きっと」と嫁さん。

それにしても、なんでわれわれ夫婦はよくひっかかるんでしょうかねぇ~。不審そうにみえるのでしょうか?

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●中華料理 Empress Court@ Caesars Palace

 

 コマ犬が2匹鎮座する間を抜けてエレベーターに乗って、5階くらいでしょうか。 乗り込んだ反対側の扉が開くとそこがエンプレスコートのお店です。 日本国内のエレベータ速度だと5階くらいかなということなので、実際には何階なのかは解りません(汗)。店内は、 天上が高い円形の部屋になっています。です。数分待った後、テーブルへと案内されました。
皆さんのご協力を得て、メニューを和訳したのですが、お馬鹿な私は、メニューを自宅に置き忘れてしまっていたのでした。 アラカルトを選択するのは面倒なので、結局一人55ドルのエンプレスコースを注文してしまいました(笑)。これが失敗。 パールのコースなら、少しずつ美味しい料理が出てくるのですが、こちらのコースは街の中華屋さんのチャーハンや八宝菜がドォォン、 ドォォンで出てくるイメージです(汗) 今回のコースに限っては、繊細な味付けとは程遠いです。

【エンプレス・コース】

 Crispy Crab Claws Minced Squab in Crystal Wrap
 パリパリしたカニ爪 
ヒナ鳥ミンチのクリスタル包み

 カニ爪のフライです。これは美味い。パール@MGMにもありますが、あちらはネリ物っぽい(カマボコ風味)なのですが、 こちらはしっかりとカニ身の感じがします。クリスタル包みもちょっと味が濃い目ながらも、美味しい。期待が高まっていきます。

 

 

 

 Seafood Wonton Soup      
 海鮮ワンタンスープ

 これは普通のワンタンスープ味はちょっと薄め。期待がしぼんでいきます(汗) 追加オーダーでフカヒレスープを頼めばよかったと夫婦で後悔。

 

 

 

 Four Seasons Seafood Fried Rice   
 四季の海鮮炒飯

 揚州( 五目)チャーハンのようでした。味的には、パールよりも美味しかったです。再度期待は高まってきます。

 

 

 

 Sauteed Prawns,Walnuts,Fresh Fuits with Mayonnaise
 新鮮な果実、 くるみと炒めたエビのマヨネーズ和え

 マヨネーズ和えということなら、もうちょっと甘みが欲しい。プリプリ感は言うこと無いのですが、今一歩。惜しい! 醤油をかけて食べたら美味しいでしょうね…(汗)次回は、醤油・ソースを持参することを決意しました(笑)いか3品は一挙に来ました。

 

 

 Double Vegetables with Shredded Dried Scallops
乾燥ホタテのキザミとダブル野菜

 野菜炒め八宝菜風味。これは味が濃い過ぎます。期待感はどんどんしぼんでいきました。で、ホタテはどこにあったのでしょう?

 

 

 

 

 Stir-Fried Sirloin,chicken with Oyster Sauce
 サーロインと鶏のオイスターソース強火炒め

 これも味が濃い。それにしても、エンプレス・コースでこのメニュー?あまりにしょぼ過ぎ。 こちらのお店では、コースはやめたほうがよさそうです。次回は、もうちょっと高めの一品料理を頼もうと思っています。

 

 

 

 Mango Pudding    
 マンゴープリン

 マンゴーの果肉は入っていないものの、とりあえずは合格レベル。

 

 

 

 

 結局、全体評価としては、「まぁそこそこの中華やさん」という感じです。味じたいは悪いわけではなく、 まぁ、そこそこ美味しいのですが、やっぱりパール@MGMと比較 するとねぇ~。家庭の中華料理とといったところでしょうか。 次回は、もうちょっとお高いものを注文して、試してみるつもりですが、ちょっと残念。

 さらに残念なのは、こちらのお店は、喫煙可なのですよぉ~。
アメリカのレストランって、分煙ばかりと思っていたのに、となりの席の中国人が灰皿を給仕からもらい、一人はパイプ、 他の一人は紙巻タバコをプカプカと…。嫌煙派の人は、申し出れば対応してくれるようです。次回は、禁煙テーブルを指定することとします。 換気が行き届いているのか、タバコの臭いはしなかったようですが、食事中の紫煙はちょっとパスしたいものです(20年ほど前、 タバコを吸っていた際は、もちろん回りのことは気にせずにプカプカやっていたのですがね…)

2004年12月19日

●男ってやつは…@フォーラムショップス

  ラスベガスへ行くと、嫁さんは必ずビクトリア・シークレットに寄ります。 他にもお店はありますが、 ここのところはいつもファッションショー(モール)とデザートパッセージのお店を訪れております。 両店は同じコンセプトでウインドウデコレーションをしているはずなのですが、なぜかしらデザートパッセージ店の方が暗いです(汗)

今回、フォーラムショップスの新館との接続部分(プレイポーイストアの向かい) にできていたのが下の広告壁面。5月オープンということでしたが、我々の滞在中にはオープンしておりませんでした。もう開店しているかな?

 

 

 非常にセクシーな写真で、埋め込み式のモニターにも同様の映像が流れております。 この前を移動する男性は、当然これらに視線が釘付け状態となるわけです。もちろん、私も例外ではなく、写真撮影とあいなったわけですが、 嫁さんが一言「歩いている人がみんな、ポカぁ~んとして。ほんと、男ってヤツは… 」。そりゃ、男の性(サガ)でんがな(汗)

と、振り返ると「プレイボーイ・ストア」 入らなくては!

 

 

 でも、単にプレイボーイ誌のロゴストアみたいなもの。全然セクシーじゃないし、面白くもない。2度と訪れることはないでしょう…。 「全く、男ってヤツは…」 仰せのとおり!