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2007年08月02日

●Lenny's Las Vegasから2題(2007.Aug.2)

わたしのお気に入り、Lenny’s Las Vegas から

1. 蝋人形館での結婚式

weddingマダム・タッソーは、みなさんの夢の結婚式を提供している。新しいアトラクションを考案することなら、ベガスのマダム・タッソーに任せなさい。今回は、ベネシアンのマダム・タッソーにおいて結婚式をあげる機会をみなさんに提供する。このサービスは、マダム・タッソー内部の"In Your Dreams"(貴方の夢の中)ウェディング・チャペル内においてとりおこなわれる。その場所は、現在"Marry Clooney"・エクスペリエンスというアトラクションを行っている所である。

 客がハリウッドで悪名高い独身男性と「結婚する」ため、ウェディング・ドレスをサッと着ることができる以外にも、カップルは実際の結婚式のためにチャペルを予約することができる。

 そして、ここが一番良いところなんだが、マダム・タッソーは幸運なカップルに結婚式代金無料を勝ち取るチャンスを提供している。

 もし、興味があるならhttp://www.mtvegas.com/ においてオンライン登録をしなさい。このプロモーションのエントリーは、8月12日(日曜日)までで、勝利したカップルは8月13日月曜日にオンラインで発表される。無料結婚式には、ウェブサイトでリストアップされている全てのアイテムを含む。これには、牧師さん、式のための花、ビデオ撮影など通例のアイテムを含む。

 式をあげたばかりの新婚カップルと招待客達は、映画、テレビ、スポーツそして世界中のできごとから選ばれた100体以上の有名人ロウ人形と追加の結婚式写真を撮影するために、アトラクションを見てまわることができる。

 いっそう良いものがある。「スターとともに汝らの結婚」というテーマの下、あらかじめ選択されたリストの中から、2体のマダム・タッソーの蝋人形有名人を結婚式の立会人や招待客として、結婚式サービスに組み入れることができる。有名人蝋人形カップルには、アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット、エリザベス・テイラーとトニー・ベネット、あるいはエルビスとマリリン・モンローなどが選ばれるであろう。スター達に混じって結婚式の価格や予約の詳細については、               1-800-292-1177        に電話するか、 weddings@madametussaudslv.com 宛にメールしてください。

披露宴(招待客上限130人)をスピリット・オブ・アメリカ部屋でとりおこなうこともできる。披露宴を含めるについては、マダム・タッソー・ラスベガス・イベント部(702-862-7805)に電話してください。

 いや、ほんと。次から次へと色々なアトラクションを考え出してきますねぇ~。マダム・タッソー。それをまた、逐一報告するレニーさんは、どんな「関係」?

 今回のアトラクションは、結婚ですって。今の嫁さんと別れない限りは、結婚式なんぞととんと縁がなくなってしまったわけですが、10、20、30執念おっと、もとい30周年記念にマダム・タッソーで再度結婚式をなんてことは可能かもしれませんね(笑)

有名人(蝋人形でなく生身のでも…)と写真を撮る趣味の無い私ですので、この情報はあまり役にたちそうにありません(大汗)

 

2. BIG BUCKS 大金~メガリゾートの役員報酬

 オーケー、私はすでに以前のコラム(「3. 大負け(LOSING BIG)」)でみなさんに、カジノがどれくらい稼いでいるか、そしてそのお金が実は、あなたや私のものだったということをお話した。我々が頻繁にカジノへ行かなくても、同じことなんだろうが。
いずれにしろ、ホテル&カジノは大金を作り出し、その成功に貢献している人たちがいるわけだ。トップの役員について話しており、彼らのポケットへと入っていく沢山のお札のことを話しているのだ。

 例として、何人かの成功した経営者について見てみよう。
MGMミラージの会長で、最高経営責任者であるテリー・ラニは、2006年の報酬総額は1570万ドルで、ゲーム業界において最も高い報酬を得ている。ラニは200万ドルの基本給を得ており、業界第3位である。彼の報酬には、 インセンティブ(要因)、延払い、その他の会社への費用、25万1686ドルの航空機使用料(ほとんどが南カリフォルニアとラスベガスの間である)を含んでいる。

 もしみなさんが、報酬が高すぎると思っているとしても、業界の専門家達は大きく曲線よりも下がらない限りは、役員への報酬総額は相当だと思っている。コーン・フェリー役員人材事務所のグレン・ショスタックが言わねばならなかったことがこれだ。「世界へ拡大していく組織のCEOへの需要は、かなり大きい。ゲーム業界に身をおく者は誰も、ビジネスにおける需要ゆえに、払いすぎだとは思っていないと私は感じる。」 転職先を探すなら、彼を雇うぜ!

 彼の見方は、事実によって裏付けられる。ラニが基本給は50万ドルで1995年にMGMミラージの経営をしていた時は、1つの主要な財産と7,000人の従業員を持つ株式会社だった。その後、1997年にニューヨーク・ニューヨークをオープンし、2000年5月にはライバル社であったミラージ・リゾートを64億どるで買収するのを彼はリードしてきた。2005年4月にはマンダレーリゾートグループの79億ドルの2番目に大きな買収を通して会社を指揮してきた。今日、MGMミラージは、ラスベガスに10の巨大ホテル・カジノを所有し、マンション開発、ゴルフ・コース、世界市場と未来への開発計画へ投資している。1997年には年間6億ドルだった売り上げを、2006年には70億ドル、従業員数6万7000人まで伸ばした。どんなふうに見ようが、かなり好印象である。

スティーブ・ウィン~どうして我々は驚くべきなのか?~ゲーム業界で最も高い基本給、2006年には280万ドルだった。インセンティブとそのほかの報償を合わせて、ウィンの報酬総額はほぼ1000万ドルにになった。ウィンは会社所有のジェット機を利用し、その費用23万7285ドルは会社もちである。そりゃいいに違いない。もし私がプライベート・ジェットを所有していたとしても、やっかいだから、ほとんど飛ばないに違いない。

ラニのように、ウィンは早いペースで会社を成長させている。2005年4月にオープンした27億ドルのウィン・ラスベガスの後、会社は9月にはウィン・マカオによってアジアに進出した。建築中のウィンの次世代である21億ドルのアンコール・プロジェクトとマカオ・カジノの別のホテル・タワーやその他の計画は会社の価値をより高めていくに違いない。

 2006年に200万ドルの基本給を得たハラズ・エンターテイメントの会長兼CEOゲイリー・ラブマンも後塵を拝していない。彼の報酬総額は1420万ドル(飛行機利用の43万5786ドルと警備費27万ドルを含む)である。ほとんどの人が出くわしたところで気が付かない人を守る費用としては額が多すぎるように思う。

 そして、それは金をかき集めるためにストリップ大通りを走りまくる男達ばかりではない。ステーション・カジノの会長兼CEOであるフランク・フェリッタは、昨年、インセンティブや遅延支払いそのほかのサラリー支払いを含む総額が220万ドルの基本給と合わせて1200万ドルを得た。彼の個人的警護費用は総額で57万1447ドルであり、航空機利用に10万7544ドルを得た。彼の経営の下、会社はパレス・ステーション1軒から15軒まで増やし、そのほかにも建設中や計画中のものもある。

 「役員たちは高い報酬を得すぎだ」という議論もあるだろう」とUNLV大教授、カジノ産業オブザーバーであるビル・トンプソンは言う。「株主が株価に満足している限り、役員報酬については気にしないと思う。会社が金を失っていても、それとは別のことなんだ。」

 トンプソンに同意せざるを得ない。上記の人達はみんな驚異的な仕事をし、彼らのそれぞれの企業の成長から利益を得ているだけでなく、ラスベガス自体もブームを継続でき、何千もの職と強い経済を提供した。確かに、彼らは金を稼ぎすぎだと思うよ、でも私よりもたくさんもらっている人はみんな、もらいすぎだと思っているから…。

 ここまで金額が大きくなると数字の羅列としか見ることができませんね(笑)レニーさんが書いているように、「自分よりたくさん報酬を得ている人は、みんな多すぎる」と思ってしまいますねぇ~(大汗)
 ここにあげられた方々の様に、お金に結びつく才能のない私は、もはやメガかフォーチュンしかありまへんなぁ~(と言い続けて何年だろう…泣)