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2007年07月19日

●Lenny's Las Vegasから3題(2007.July.19)

私のお気に入り、Lenny's Las Vegasから

 

 いつものように、カジノや暑さに対して泣き言を言ったり、不平を言ったりすることからこのコラムを始めるつもりはない。たとえ最低気温が100度(37.78℃)以下には決して下がらないと信じていたとしてもだ。

 私が怒りっぽくて、無愛想であり、他のどこよりも、コンピュータの前のこの場所に座って、ベガスで起こっている事柄のうちで、何を皆さんにお伝えしようかと考えているのが好きなんだ。2週ごとに振り出されるほんのわずかな額の小切手を手に入れたいがために、より良いものを提供しようと思う。願わくば、拙文が皆さんにとって有用なものであればと思っている。もし有用でなかったとしても、私が時々すこぶる面の皮が薄く、精神状態が不安定なので、不平を言ったりしないでください。

 おっ!レニーさん、今日はグチじゃないのね?と思ってよく読んでみると、やっぱりグチじゃありませんか(笑)1日も早い優雅なリタイアを夢見る中年男性代表のレニーさんですから、この調子でどんどん不平・不満をぶちまけてくださいませ。それが楽しみで読んでいるもので…(笑)

 

1. ケンタウロス・アート・ギャラリーのルロイ・ニーマン回顧展

 私は、27年前ルロイ・ニーマンルロイ・ニーマン公式サイト)に初めて会った。モハメド・アリとラリー・ホームズの試合が行われるシーザーズ・パレスだった。彼は、主要なスmuhanmmadali ポーツ・イベントのほとんどの絵を描いており、彼の作品の多くがカジノ&ホテルの壁にかけられていた。また、シーザーズで公演をおこなっていたシェールに新しいタトゥーを描くために(実際に描いたのだ)そこにいた。

 我々は、プールサイドにこしかけ、スポーツ、芸術、そしてもちろん間近の試合について放した。すばらしい男であり、幸運なことにそれから20年間しばしば会う機会をもつことができた人。

 最初の話題の導入部としてこれを皆さんにお伝えしよう。もしあなたが彼の作品のファンであるか、ただ美術愛好家であったとしても、ファッション・ショーモールにあるCentaur Art Galleriesケンタウロス・アート・ギャラリー公式サイト) に立ち寄らねばならない。そこでは、50年の間ニーマン作品回顧展を1957年から2007年まで毎年開いている。回顧展は、8月26日まで行われている。  

 デッサンから絵画まで、450以上の作品が展示されている。100のオリジナルの作品も含まれる。展示のメダマは過去30年間に匿名の個人によって委託された26作品のコレクションである。コレクションは、メアリー・ルー・レットン、ジャッキー・ロビンソン、およびペイトン・マニングなどの理想的なアスリートを描いた絵画からなる。中心的なコレクションは5万ドル以上と評価されている。

 彼は、動物、名所、レジャー生活を含む様々な絵を描いているが、たぶんニーマンはスポーツをテーマとする作品によって有名になった。彼の作品においてよく知られたモノを描くことはたぶん、彼のアピールのルーツであると芸術家のトーマス・ホルダー(ネバダ大学、ラスベガスの美術部門の学長)は言う。

 「彼は、男のアーティストである」とS2美術館創立者であり、所有者であるジャック・ソロモン(ニーマンの長い友人、および元出版者)は言う。「ルロイの作品のほとんどは男性中心のスポーツで、男性的視点からの豊かな生活である」。彼の作品は、独特の特徴があるので一般大衆から非常に解りやすい。彼の絵画を見ると、すぐにニーマンの作品だと解る。署名を見る必要はない。カラフルで、いつもハッピーだ。」とソロモンは言う。

 

 引用文中のルロイ・ニーマンの公式サイトに彼の作品のコレクションが掲載されています。みなさんもどこかで目にした絵だと思います。確かに、カラフルでハッピーな感じですよね。でも、5万ドルじゃぁなぁ~(汗) 清水の舞台から飛び降りたつもりになったとしても我が家ではロイヤル1回分くらいが限度ですわなぁ~やっぱり(過去に「ベガス・バケーション」で飛び降りました 笑)

 

2. ランダー契約延長

 

 いいニュースがある。疑いなくリタ・ランダーは、ファニエスト・コメディアンである。もし、ファニエスト・女性コメディアンというのが無ければ。彼女は、ハラズのヘッドライナーとして2010年まで契約延長することにサインした。  

Rita Lunder  「私はここで働くのが好きで、ハラズの全ての人を愛している。劇場は美しく、お客様達もすばらしい。契約延長の申し入れがあった際、私の背をより高くするってことを意味しているのかと思ったわ。」  

 この契約延長は、ランダーが来年のいつかの時点において、1万枚のチケット販売記録を達成することを意味する。ラスベガス・ストリップにおける彼女の公演は、6年前にはじまった。さらに、彼女は7月と8月に$20のローカル対応チケットを導入した。枚数制限チケットが先着順制でラスベガス居住者に販売された。  

 ランダーはまた5冊目の本(50代になったことについてのエッセイ、『50代になったなんて信じられない("I Can't Believe I'm Filthy.")』によって、文学的方面でも活躍している。本は、今年の後半に出版される。また、2つのテレビ番組プロジェクト(コメディアンのジョン・ロビィッツとともに、中年になって一緒に住むことを強制された兄妹を演じる)にも出演予定である。

 何分か前に彼女と話し、プロジェクトについて尋ねた。しかし、彼女は「まだ非常に早い段階なので、それについてしゃべり過ぎたくないわ。でも、テレビ業界で最も素晴らしい脚本家と一緒に仕事をしており、とてもエキサイティングよ。」

 悲しいニュースとして、ランダーは15歳の飼い犬ボンカーが先月亡くなったことを私に伝えた。「非常に難しかった。新しいペットを飼うかどうか、いつになったら飼えるかどうかは解らない。まだ準備ができてないから。」

 

 ランダーさん、しっかりとストリップでの公演を確立させてらっしゃいますねぇ~。英語力の乏しい我が家は、スタンダップ・コメディは敷居が高すぎて天井に着きそうなので、とてもじゃないけど行けません(大汗)

 

3. 大負け(LOSING BIG)

 

cardhat8  ベガスのカジノがより大きいカジノに建替えるためのお金をどこから得ているのかと思っていたが、もうあれこれ考える必要は無い。ネバダ・ゲーミング・コンロール委員会発表の最新の数字によると、ネバダのカジノが5月に史上最高の月間利益をあげたことを記録した。これは、あなたや私がいつもよりたくさん負けたことを意味している

 ネバダのカジノは、5月にギャンブラーから11億4300万ドルを勝ち取った。これは、2006年1月に作られた11億4100万ドルの記録を200万ドル超えている。

 カジノは、ブラックジャック・プレイヤーから去年に比べて5.1%増の1億3400万ドルを勝ち取った。クラップスからは19.8%増の4090万ドルを、ルーレットからは15.1%増の3720万ドルを勝ち取った。テーブルゲームの合計では3億6750万を勝ち取ったことになる。他方、スロット・マシンは7億6200万ドルで空前の記録である。 

 ギャンブラーは、5月にテーブルゲームに去年から6.1%増の29億ドルを賭け、スロットマシンは、1%以上減の118億ドル賭けた。 

 あなた方は、石油会社こそがあなたのサイフの中身を空っぽにする唯一のものだと考えていたのだ。

 

 我が家のGW帰還は、嫁さんのロイヤル2回のおかげで、プラスで帰ってまいりましたものの、私の大負け分はネバダ・ゲーミング・コントロール・ボード発表の数字の中に入っているのですね…(汗)

 ところで、「スロット・マシンのプレイヤー側の賭け額が1%以上減額しているというのに、カジノ側の勝ち額が空前の記録となっている」ということが意味しているのは、スロット・マシンに関しては、カジノ側が渋くなってきており、プレイヤー側の負け部分が増えてきているということなんですね。ビデポ改悪やライオンちゃんをはじめてとするスロットの動向を数字が証明しているということなんでしょう…(大汗)