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2006年01月09日

●ロサンゼルス5時間待ち? '05Dec

 ロサンゼルス5時間待ち?   

 ここのところの海外発券ビジネスクラスの締め付けにより、繁忙期(年末年始、GW、お盆など) における直行便(JL26便)のIクラス予約は取れなくなってしまいました。もともと割り当てが無いのか、 少ないのかは解りませんが330日前の予約でも、キャンセル待ちが50人というような有様で、 Iクラスによる繁忙期の直行便利用は実際上不可能といった状態です。

 

 ロサンゼルス経由ということになると、ロサンゼルス→ラスベガス間は往復ともに別切り (JAL便の予約とは別予約で、 しかも別料金で発券する)のチケットとする必要があります。しかも、直行便(JL26便) のキャンセル待ちがOKになった場合は往路のロサンゼルス→ラスベガスは当然利用できないのですが、 往復チケットでは往路を放棄すると復路の予約も飛んでしまうので、 やむなく往路と復路別々のチケットを購入せざるを得ません。

 別切りチケットだと基本的にディレイのリスクは自分で負わなければならないため、 1時間~2時間程度のディレイを想定した余裕を持った接続便の利用を考える必要があります。機内預け荷物をしない方は、 便変更可能なチケットにしておけば、前の便に振り替え利用が可能となりますが、帰還時にショッピングをする我が家は、 大型スーツケースが2つ必要なため、預け荷物をしないわけにはいきません(汗)

 そのうえ、 米国国内便カンターでのスーツケースの預けなおしを避けるため成田のチェックインカウンターで米国国内便も含めてバゲジタグをつけてもらっていることやリムジンの予約もしていることから、 便変更に伴う手配やリスクのことを考えると「まぁ、4時間待ちもしょうないかぁ~。」ということになります(汗)

 今回は、その値段の安さにつられてアメリカン航空を選択したものだから、午後2時台と午後7時台の2つのフライトしかなく、 前の便への振り替えをしようにもできない状況でした。

 

 JL62便は15分ほどの遅れで出発したのですが、「強いジェット気流に後ろからおされて」(機内アナウンスのまま) 到着時間より30分ほど早くロサンゼルスに到着してしまいました(汗) この時間帯は、成田発、 関空発のJAL便に大韓航空等が集中するため、入国手続きに時間を要し、さらにアメリカン航空でのチェックイン等が必要となり、 2時間は要しますが、それでも9時に到着してしまうと、まるまる3時間はゲート前で待たなければならなくなってしまいます。

 ちなみに、成田でJALとともに米国国内便のタグも一緒につけてもらうと、 ロサンゼルスでアメリカン航空のチェックインは必要なものの、タグ情報の入力を再度行う必要は無いようで、今回アメリカン航空のセルフ・ チェックイン機械で簡単に済んでしまいました。多少の不安はあったものの、無事荷物はマッカランのターンテーブルに出てきましたから、ノー・ プロブレムなんでしょう(汗)

 なお、ゲート前3時間待ちの件ですが、 アメリカン航空友の会のでぶんさんから情報をいただきました。アメリカンのラウンジ、Admirals ClubにはOne-day PASSという制度があり、 規定の料金を支払えばラウンジを利用できるそうです。また、来年JALがワンワールドに加盟すると、 エリート会員はAAのラウンジを利用できるようになるかもしれません。

 

lax 3時間の間、ボブダンしたり、ボブダンしたり、ボブダンしたりしておりましたが(笑)、 それにも疲れると、人間ウォッチングをしておりました。

 左の画像は待っている間の一コマです。左から2番目のスターウォーズおたく(と思われる)おにいちゃんが結構面白かったです(笑) おにいちゃんの左側の女性はお母さんでしょうか。

 こんなことして、時間をつぶすしかないんですよねぇ~。あぁ~しんど。

 

 えっ? 明日中に大阪に帰れるの?

 今回の米国国内便は、往路のゲート前3時間待ちに加えて、復路アメリカ・ウエストのディレイにより、 フライト30分前のチェックインが危うくなるというアクシデントもあり、最後までドキドキさせられました。

 今回利用したアメリカウエスト203便は午前9時15分ラスベガス発10時20分着というスケジュールで、 JL69便は12時30分発ですから、乗り継ぎ時間2時間10分という十分余裕をみているつもりでした。

 ところが、ゲート前カウンターにアメリカウエストの担当者が到着したのが、ボーディング予定時間の5分前。 アメリカウエストではおなじみのオーバーセルのせいか、カウンター前には十数名の列。我が家の5月帰還の際の状況と同じ状況の方々です。日本人エルメス軍団 (4人の女性がみんなエルメスを持っている)の母親も「I can't go home」なんちゅうて、嘆いておりましたが、 なんとか無事に乗ることができたようです。残念!(なんでやねん)

 とにかく、そんなこんなで搭乗開始が30分遅れの9時15分(離陸時間やんかぁ~)。大丈夫、大丈夫。30分遅れても、 まだ1時間40分ある。飛行機がようやく動き出し滑走路へ。と、手前で突然停止。さらにエンジンまで停止…。オイオイ大丈夫かよ。 サウスウエストの2機が先に離陸した後にエンジン再起動、結局離陸したのは1時間遅れの10時15分。大丈夫、大丈夫。 まだ1時間10分の乗り継ぎ時間がある。

 飛行機は順調に飛行を続けて、いよいよロサンゼルス空港へ着陸態勢へ。そこに機長からのアナウンス。 「ロサンゼルス空港の風雨のため管制塔からの指示で、いつもとは逆方向の東側からアプローチすることとなった」 なんのことやらよく解らなかったのですが、トムブラッドレー側から着陸すると、 滑走路を走って一番端のアメリカウエストのターミナル付近で減速し、ゲートへ停まることとなるわけですが、 トムブラッドレーとは逆方向から着陸すると、延々滑走路を元に戻ってゲートへ停まる必要があるわけです。 それだけ時間が余分にかかるってこと。

 大丈夫、大丈夫…って、チェックイン締め切りまであと30分しか余裕がないんだよぉ~。これ以上遅くなると大変。嫁さんに、 「下手したらロサンゼルス一泊ね。」と説明。ランディング後、延々とタキシング。結局我々が飛行機を降りて、 ゲートに出たのはなんとボーディング開始5分前の11時55分

 ダッシュするほど若くはないので、早足でターミナル1(トムブラッドレーから一番遠い) のアメリカウエストから、トム・ブラッドレーへ向かいました。

 で、JALのチェックイン・カウンターへたどりついたのが、12時3分。「JL69 便、関西行きのチェックインはできますか」 「ハイ、承ります」ということで、なんとか無事1月3日に大阪に帰り着くことが可能となりました。

 「定時運行ですが、ラウンジで搭乗前にゆっくりされるなら、こちらの…」オイオイ。定時ならもうボーディングが始まってるだろ? ラウンジなんて寄ってられるか?と心の中で思いながら、ボーディング・パスを受け取って、早々に搭乗ゲートへと向かったのでした。

 

 スーツケースのコネクティングが心配だったのですが、最終的に関空のターンテーブルにはいつもより早めに荷物がでてきました。 2つ目がまだかな?と待っていると。「鈴木様、鈴木様」と2つ目のスーツケースを引っ張って女性係員が出てくる。 「背面が濡れてしまいまして、申し訳ございません。割れ物等ははいっておりませんでしたでしょうか?」 基本的にこちらのスーツケースには、 着替えのみだったので、「大丈夫、大丈夫」と荷物を受け取り、とっとと税関を通って出てまいりました。結局、中まで水は浸透しておらず、 スーツケース自体もそんなにズブズブという感じでもありませんでした。それにしても、おおげさになんだったんでしょう? 水溜りにでもおとしたんでしょうか?