●プロジェクト・シティセンター（CityCenter）着工 LVRJから
MGMミラージの70億ドルのプロジェクトCityCenterは、 合衆国において最も大きい民間資本による建築へ10,000立方ヤードのコンクリートを配送するトラックの搬送隊の到着によって、 日曜日の深夜に開始された。
1800万平方フィートの複合都市コミュニティを監督するミラージ・リゾートの社長ロバート・ ボールドウィンは、この注入はラスベガスの歴史における最も偉大なものの一つであり、 プロジェクトの建築における第一歩であると述べた。さらに彼は、そのプロジェクトへのMGMミラージの関与を強調し、 会社にとってパラダイム・シフト（理論的枠組みの移動）を記すものであることを述べた。
MGMミラージが、ホテル・カジノ開発とともに、 居住用コンドミニアムと大きな小売モールを統合するこんなに大きなプロジェクトを引き受けるのはこれが初めてあるとボールドウィンは言った。
MGMミラージ社長テリー・ラニは、プロジェクト・シティセンターは、 「ラスベガスにおいて他に似たものが無い生の経験を作り出すという我々のビジョンにおいて重要なマイルストーン（一里塚） を記すことになる。」
ドイツ銀行アナリストのアンドリュー・ザーネットは、プロジェクト・シティセンターは「今後５年間以上企業成長を主導する」と言った。
ラスベガスを本拠とする応用解析のコンサルタントであるブライアン・ゴードンは、 そのプロジェクトがラスベガスの大きな変化を表していることに同意した。
「これはラスベガスが開発してきた方法におけるシフトである。われわれが伝統的に見てきたような、 ホテルを翼につけられた３つのカジノタワーではなく、これは、ラスベガス・ストリップにおける１平方フィートごとの価値を最大限にする、 本当に自己完結型の大都市圏のリゾートになるであろう。」と彼は言った。
過去のストリップ開発と最も大きな違いは、プロジェクト・ シティセンターがある居住用コンドミニアムと全ての人に何かを提供するアメニティー、 そして近隣のリゾートに人出を作り出す十分なエンターテイメント含むことである。
来週、ペリーニ・ビルディング社は、 セザールのペリで設計されたホテルカジノタワー(プロジェクトの最もビジュアルな建築におけるコンポーネント)の12フィートの深さの基礎のためにコンクリートを第３フェーズとして注ぎ入れるであろう。
100万立方ヤードの土砂が、コンクリートの注入のための道の舗装と新しいタワー建設工事のために取り除かれた。
MGMミラージは、設計とプロジェクトのフェーズの設計監理のために、600人を働かせているとボールドウィンは言った。 2008年の建築のピーク時には、7200人の雇用者がプロジェクトに従事する。そして竣工してオープンした時は、 12000人の従業員を持つ。
プロジェクト・シティセンターは６０階層、4000室のペリ・ホテル－カジノ（現在、コンクリートを注入している） をフィーチャーする。それは、400室のカジノを併設しない２つのホテル、 50万平方フィートの小売店と飲食店とエンターテイメントのベニュー、そして居住用コンドミニアム。
MGMミラージュは、今朝の記者会見で建築上の設計チームに、スタジオ ダニエル・リベスキンド、マーフィー/ヤーン・アーキテクツとロックウェル・グループの追加を発表すると思われる。これらの会社は、高級店、 グルメ向きのレストラン、およびユニークな歩行者の環境を持つ現代の都市の住宅区域など、プロジェクトにおける小売、 居住用部分を設計するとボールドウィンは言った。
「顕著な世界的な作品群によって賞賛されているスタジオ ダニエル・リベスキンド、マーフィー/ヤーン・アーキテクツとロックウェル・ グループの追加は、ラスベガスの未来の姿を具体化し、この街における新しい成長のための基準を設定することにより、 設計チームを完全なものにする。」と彼は言った。
いよいよ始まりましたね、「プロジェクト・シティセンター」。MGMミラージが社運をかけて… と日本の企業なら言うところでしょうか…（笑）
私の頭も古くなってしまったのでしょか、 このアトムの背景にできてそうなガラス多様の古臭いSF画家が描いたのかと見まがう近未来的完成予想図は、 なんとなくベガスには合わないような気がします。
とはいえ、なんでもありのベガスですから、建ってしまえばうまく背景に溶け込んでしまうのでしょうね。 エッフェル塔はもちろんのことピラミッドさえ街の景色に取り込んでしまう街なんですから…。
