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2006年08月01日

●ツーリストはストリップの熱さに注意! LVRJから

Las Vegas Review-Journalの記事から

 

 乾燥した暑さ、その強さはツーリストを驚かせる。 多すぎる酒と多すぎる太陽は、合わさって現実の健康被害となっている。

 

 理屈としては、砂漠の夏が暑いというのは解っている。

 ラスベガスの住人はそれを知っていて、1年に少なくとも2ヶ月以上100度(37.78℃) 以上の日々とともに生きる方法を見出してきた。

 

 しかし、ハネムーンや長期休暇、急な逃避のためにここへ来たツーリストはどうだろう。彼らはストリップ上で115度 (45℃) となった時にどうなるのか正確に知っているだろうか。

 

 最近の金曜日午後3時にストリップを歩いているツーリストに対する非公式調査は、ツーリスト達がここが「ホット」 であることを期待していることを示している。暑さ(ホット)とは違うホットだが…。

 

 これが、シーザーズのフォーラムショップの外の噴水のそばの影に、ニュヨーカーのティナとマーク・ パウエル夫妻が座っている際に言ったことだ。二人のスケジュールが合ったので、 彼らは7月の間に初めてラスベガスを訪れることを決めたとマークは言う。

 

 100度(37.78℃)以上の温度は、彼らがその気候の中で旅行中の計画を立てなければならないことを意味していた。 「暑さに打ち勝つために、朝早くから出発するので、どこへだっていける」とマークは言う。夫婦が休憩を取り、 次の移動について計画している際に、マークはコロナビールを一口飲む。彼らは、宿泊ホテルであるトレジャーアイランドを出て、 エクスカリバーまで歩いていき、引き返してきた。暑さは彼らに効いた。彼らは、ホテルの中を歩くことによって、 宿泊ホテルへたどりつく方法があるのかしらと思った。

 

 アルコールと一緒になった暑さは、 気候に順応していない人々にとって危険な組み合わせであるとホテル&リゾートの役員は言う。

 

 「昨日はかなり気分が悪かった」とオレゴン在住のビンス・メイヤーは言う。彼は、家族と1日中外を歩き、 あまり水を飲まなかった。「屋内にいると気分が良くなることに気づいた。暑さは私をくたくたにさせる。水を買って、飲んだが、 私はちょっと怒ってボトルに5ドルを支払った。私は男性に、一番近い水のみ場への方向を示して来るれように頼むと、 彼は私が狂っているかのように見た。彼はここにはそんなものは無いよと言った。」

 時々、ツーリストはカジノとカジノの間の距離についての判断を誤るとストラトスフィアの広報担当マイケル・ギルマーチンは言う。 彼らは水を飲まないで、予期しているより遠くまで歩くはめになる。

 

 リゾート&ホテルの救急要員(ほとんどがセキュリティ・ガードだが)は、 熱射病や暑気あたりの兆候に気づくように訓練されるとストラトスフィアの安全管理者であるトニー・カトレッティは言う。彼らは定期的に、 客に水を飲ませ、アルコールをやめて食事を取るように喚起する。すこぶる暑い日には、 ストラトスフィアの従業員はタワーを訪れる客に水のボトルを提供する。

 

 「この都市では、人々は暑さを感じない。なぜなら、非常に乾燥しているため、発汗し体液を失っているとは思わないからだ。 特に大胆なタイプの人は、ここへ付いたときから、カジノからカジノへ歩き回るので、たくさんの体液を失っている。」 とカトレッティは言う。

 

 毎年、ベラージオの従業員は屋外労働による暑さストレストレーニングコースを経験する。それは、 彼らに彼自身あるいは他人における暑さに関連する病気のサインを識別する方法を教えるとMGMミラージの広報担当イベット・モネは言う。

 他のMGM施設の従業員も暑い気候への準備を行っている。
 「うちのセキュリティ・スタッフは、医療救助を必要とするかもしれないいかなる客にたいして一年中用心深く注意いしている。 それはうちのセキュリティ担当官及び我々のホテルを訪れている間に病気になるゲストを助ける第一線のリゾート・ スタッフの最優先事項である。」とモネットは言う。「より暑い月の間、 我々は特に駐車中の車に置き去りにされている子供やペットを見つける努力に特に警戒を怠らない。こういうことは、 我々の駐車場においてはかなり稀なことではあるが、私達は、識別し、それらの状況において救助するために特別の注意を払う」。

 

 暑さは、ツーリストストリップを楽しむことを思いとどまらせることはなく、暑い気候は新たな企業家をも生み出す。ある男は、 1本1ドルでボトル入り水を売ることにより、最近の金曜日のストリップの歩道上ですこぶる商売繁盛している。

 「彼は、1日の終わりに、100万長者になっているかもしれない。」とマイヤーは皮肉を言う。 ストリップについての一つのナイスなことを彼は付け加える「すこぶる暑い(ホット)ので、歩き、飲めることは良いことである。 すべての都市でそれができるわけではない。」

 

 「ラスいこ」に来てていただいている方々の多くはラスベガスに魅せられた皆様なので、こんなことは常識だとは思いますが、 お盆帰還を控えている方に再度注意を喚起するためにこの記事を紹介します。

 我が家はだいたい9月に帰還することが多いので、8月に帰還したのは過去に1回だけです。9月でも結構熱く、 ストリップ上を歩くと照り返しで、「暑い」というより「熱い」という感じですね。

 とはいえ、レンタカーを使うようになってからは、ストリップを長距離歩くことは無くなり、 駐車場から入り口までの間だけが熱気にさらされる瞬間となってしまいました。ですから熱さを感じるのは、 車に戻ってハンドルを触ったときです。「熱ぅ! 」って…。

 

 5月GW帰還の際も、シーザーズからベラージオへ渡る陸橋の上で、数人の兄ちゃんがアイスボックスに入れたボトルド・ ウォーターを売っていました。素性の知れない水ですから、ちょっと手が出ませんよねぇ~(笑)

 

 ホテルの従業員の皆様も「熱中症対応」のトレーニングをなされているようですから、 気分が悪くなったら即セキュリティーに救助を求めたほうが良いようです。