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2006年09月10日

●アジア路線が大韓航空ラスベガス直行便を可能に LVSunより

Las Vegas Sun の記事から

 

 大韓航空は、中国人ツーリストを首都(ソウル) からラスベガスへ直行便で運ぶという新しい役目にとりかかろうとしている。

 

 コリアン・エアは、9月22日から週3便の飛ばしはじめる。それにより、日本航空が東京- ラスベガス路線を撤退することにより、放棄されることになったかもしれないアジア市場を開発することになる。

 

 JAL便の撤退は、ネバダ・ツーリズム・オフィースが失敗するはずのない市場と吹聴したものを開発することを試み、 失敗した2つのアジアの航空会社を作り出すことになった。

 日本航空とシンガポール航空が失敗した路線を成功させることができると、何が大韓航空に思わせているのか?

 

 大韓航空は、 他のアジアルートとの接続において抜きん出ていると全米航空ルートマネージメントチームの総支配人であるKD ハンは言った。
 大韓航空は、最近ハブ空港であるソウルと北京・上海それぞれとの間で毎日3便の直行便を飛ばす権利を取得した。 北京と上海はネバダ州とラスベガス市場キャンペーンの重要なターゲットとされている都市である。

 

 数年の間、ネバダ州事務所とラスベガス・コンベンション・ビジター・オーソリティの首脳は、 エンターテイメントのメッカとしてのラスベガスと西部のカウボーイの故郷と開かれた広大な空間としてのネバダを売り込むため、 中国本土中を旅した。

 

 「ボナンザ」の再放送は中国のTVでよく知られており、レイク・タホ近郊のポンデローサ牧場への旅は、シーザーズ・ パレスでの一夜と同じくらい好まれているかもしれない。中国人旅行者達のある者達は、牧場が閉鎖されたとき、うちのめされていた。

 ネバダは、2年以上も前に北京で観光案内事務所をオープンすることを正式に認証された米国で初めての州だった。そして、 スタッフ達は、うまくネバダをショーを見て、食事をし、 グランドキャニオンを訪れる楽しい場所として中国ツアーオペレータと旅行業者に売り込んでいる。


 大韓航空は、母国で運行している路線よりも多い、中国を横断する17フライトを提供することによって、 ネバダへの中国人の興味をかきたてることを希望している。

 

 

 大韓航空の国際線のハブ空港である超現代的なインチョン(仁川)国際空港から、 ダイレクトにアジア60箇所に飛ぶ。韓国の国際線路線は32カ国、 92都市におよぶ。

 

 ハンは、大韓航空はデンバー、ソルトレーク・シティ、 フェニックス居住者にとっての海外へのゲートウェイとしてラスベガスを以前の航空会社よりも強く打ち出すであろうと言った。 すでに大韓航空は、デルタ、ノースウエスト、コンチネタル航空会社と乗客をラスベガスからアジアへ運ぶために、 接続する協定を締結していると言った。


 そのパートナーシップを促進する西の米国西部都市における広告キャンペーンは進行中であり、 そこではラスベガスから韓国への飛行時間が他の西海岸のゲートウェイ空港からと事実上同じであるばかりでなく、 マッカランでは国際便が少ないために、税関におけるディレイが最小であるということをセールスポイントとしている。

 

 大韓航空北米マーケティング・チーフであるジョン・ジャクソンは、デンバー、ソルトレークシティ、 フェニックスからラスベガス経由でアジアに行く乗客を年間5000人と概算している。

 

 

 航空会社は、マッカランの役員達から、ホテルのチェックイン時間に合わせて大韓航空の到着時間を午後遅く (筆者注 午後4時55分)にし、ヨーロッパからのフライトの到着とかち合わないように、 異なった曜日(筆者注 復路火金日、往路月水土) と時間に設定すべく助言を得た。復路便については、 殆どの接続便に都合のよいソウル着午前6時となるよう、夜中(筆者注 午前0時50分) に出発するようにした。

 

 

 JALは乗客400人以上の搭乗能力をもつ4つのエンジンを装備し燃料を食うボーイング747ジェトを飛ばしたのに対し、 大韓航空は300席のより効率的な2つのエンジンを装備するボーイング777を飛ばす予定である。 (747はより重く登録された飛行に使われるだろう)

 ハンは、ラスベガス線がデイリー運行となるだろうと予測している。他の航空会社とその取締役達は、同じように予測したが、 障害に直面することになった。

 シンガポール航空は、 ラスベガス/香港間の直行便をSARSの突発とアジア旅行とイラク戦争開始後の旅行への恐れにより減便後撤退した。

 JALの削減は、航空会社によるより高収益な国内便のための、 不採算国際線の移し変えに焦点を合わせた撤退の殆どとともに、全体的な縮小の一部として行われた。

 

 大韓航空のソウル/ラスベガス直行便が、いよいよ来週金曜日9月22日から飛ぶこととなりました。我が家も、9月26日(火曜日) に関空/ソウル/ラスベガスと大韓航空直行便を利用する予定となっております。大韓航空は初体験なので、ワクワクしております。

 この記事では中国人ツーリスト客をターゲットにしているようですが、当然日本人客もターゲットなんでしょうね。成田近郊の方々は、 「大韓航空のはラスベガス直行便じゃない」とおっしゃいますが、成田を経由して直行便を利用していた者にとっては、 成田がソウルに変わるだけ、さらに羽田から成田への陸路が減る分使い勝手が良くなる者もいます(我が家もそう)。「成田経由直行便」か 「ソウル経由直行便」の違いだけ、チケット代金の安さも手伝って、今後利用者は増えてくるでしょうね。

 

 週3便の日程がJAL直行便と同じ火金日なのは何故だろうか、どうして発着時間がそのようになっているのかと思っておりましたが、 この記事を読んでなぁ~るほどと納得しました(笑)しかし、1日も早くデイリー運航になってほしいものです。ベガス5泊の我が家の日程では、 週3便は使いにくくてしかたがありません。

 

 ところで、JALにサヨウナラをした我が家は、スカイパスに入会するとともに、マイルを貯めるためJALカードからスカイパスカードに移行してしまいました(汗)ソウル経由直行便の利用した感想は、 後日こちらに掲載したいと思っております。