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2007年07月09日

●Sushiwa 寿司わ レビュー記事 LVRJから

Las Vegas Review-Journalの記事から

隠れた宝物: 今なら混雑していない、より受け入れやすいスシ

場所 790 Coronado Center Drive (at Eastern Avenue), Henderson


電話: 263-5785 寿司わの公式Web LVRJのVide動画 

営業時間: Monday - Thursday 11:30am-10:30pm、
       Friday - Saturday 11:30am-midnight、Sunday 5pm-10pm

Heidi Knapp さんの記事では、食事・雰囲気・サービス・全体評価 全てAでした。

 

 たぶんあなたは知らないだろうが、知っておくべき場所について、あなたにお伝えする機会。これは私のお気に入りのレビューだ。

 それは「寿司 Sushiwa」だ。スシ・バーのニュー・ジェネレーションだと思っているものの一つだ。似たようなものは他には無い。そんなに込んでいなし。

 何がSushiwaを他のスシ・バーと違ったものにしているのか?
その主なものは、寿司をよりアメリカ人に受け入れやすくしている点だ。商売上手だ、なんといってもアメリカにあるんだから。寿司と刺身のほとんどは、マグロや、ハマチ、鮭など、一般的によく知られた(とにかく、アメリカ人に知られた)食材が使われている。様々な料理が、非常にクリエイティブな組み合わせで作られている。あるものは、厨房における伝統そのものであり、そしてあるものはアレンジされている。

 

 寿司には独創的な名前がつけられる傾向があるが、その多くはファミリー向けの新聞にはあまりふさわしいものではない(もちろん、Sushiwaのメニューは、他に比べるとより家族向けなのだが。)そして、そのほとんどは、(寿司の)所有者である日本語に逆らって、韓国語となっているようだ。

 最後の点については、私はあまり確信が無い。レストランのオーナーとは友達ではないからだ。しかし、特別メニューにコリアン・バーベキュー・スシ・ロール($15)をあげているのが決定的証拠だと思う。

 

 厨房における伝統から借りてきたものとは何か解るかい?これは、本当に美味しい。ロールの内側もそして外側も韓国風バーベキューが使われているんだ。この類の多くの店の韓国とのつながりを考えると当然の選択のように思えるかもしれないが、私が以前にはまったく経験したことが無いものであり、まさに創造的なものである。

 トマトは、他の店では寿司には使わないが、この店ではヘンダーソン・ロール($13)に使われている。この少しユーザー・フレンドリーな(客に解りやすい)翻訳は、カリフォルニア・ロール~吐き気を催す寿司ビギナーにとって取っ掛かりの寿司~をベースにしている。つまり、カニ(crabだが、しばしば"krab"の場合もある)、アボカド、そしてキュウリが入っている。故郷のスペシャルとして、ツナと等しく薄切りにされたトマトがトッピングされ、たくさんの色と質感、香りを提供している。

 寿司の中にマンゴーバンザイ・ロール($12)にそれが入っており、大のマンゴー好きというわけではない私でも抵抗することができなかった。だって、それこそが境界ぎりぎりの素晴らしいものだったからだ。こんな風にして、私はマンゴーを食べることができたんだ。そのかぐわしい甘みは、圧倒的ではなく、ほんの少量。それをスパイシーなツナとからりと揚げたハマチ、もちろん寿司御飯をあわせた、ハーモニーでますます、美味しくいただくことができる。

 エビの天ぷらロール($8)は、今日わが町のいたるところで目にしているもののように聞こえるが、2つの日本の厨房の伝統にアボカド、キュウリ、そしてカニ(crab あるいはkrab)が合わさっている。なぜなら、エビの天ぷらに寿司飯という組み合わせだけでは、単調でそれほど良くはなかっただろうから。

 特に感銘を受けたのが、Sushiwaの料理の盛り付けかただ。特に顕著なのが、ポッキー・ロール($11)副題"アボカド・ラバー"だ。基本的にまるままのアボカドがサーブされる。アボカドは、皮がむかれ、穴があけられ、スライスされていのだが、バラバラにはなっていない。それには、カニ(crabあるいはkrab)とビンナガ・マグロが詰められ、そのスライスの一つ一つが、素晴らしい香りの組み合わせとなって、斬新なだけでなく、極めて美味しかった。

 新世代の多くの寿司バーのように、Sushiwaは、サシミ・メニューをのぞいてほとんどの寿司がロール系である。ロール系でないものの一つは、Screaming Orgasm~○的絶頂の叫び~($15)である。これは、わが町のあちこちで沢山見受けることができる(私は、そういうところへは行こうとは思わないが)。他の同様の物と同じように、刻まれた野菜の山(主に大根)に独特のあとを引くソースがかけられている。通常は、マグロのストリップが絡んでくるが、この場合は非常に魅惑的な盛り付けのために、野菜の山の上におかれた広いストリップだった。

 グッド・ギョーザ($5)~実際は餃子(potstickers)だ。美味しく、温かい枝豆($3)は素晴らしい前菜だ、そして天ぷらのアイスクリーム($6)は見かけよりも美味しく、デザートに良い。

 

 サービスは機敏で、楽しく、魅惑的かつ落ち着いた雰囲気だった。(あなたのグループに寿司を食べられない人がいるなら、照り焼きやカツもある。)実際、Sushiwaで美好ましくないものは無かった。
まもなく、混雑する店になってしまうであろうということをのぞいては。

 

 筆者絶賛のレストラン・レビュー記事です。「(寿司の)所有者である日本語に逆らって、韓国語となっているようだ。」という部分は、ベガスに多い韓国系オーナーの寿司店のことを指しているのでしょうが、寿司発祥の地の国民の一人である私としては、ちょっと複雑な気分ではあります。とはいえ、他国料理を日本風にアレンジしてしまうのが「わが国の良さ」なんですから、とやかく言えるような立場ではありませんね(笑)どんな名前だろうと、食べてみて美味しければ言うことなし!です。

と、書いたのですが…。公式Websiteのメニューやビール、日本酒の品揃えを見る限り、韓国風味は感じられないようですねぇ~。

 

 ビデオの動画を見ていると、なかなか美味しそうではありませんか。リトルブッダ@パームスの体験で、ロール系@米国も侮れないと思っておりますので、コリアン・バーベキュー・ロールやマンゴー・ロール、もといバンザイ・ロールなど是非とも試してみたい一品ですね。

 行かれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を聞かせてくださいませ。