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2005年11月17日

●日本人観光客がX-Screamに取り残された。 レビュー・ジャーナルより

2005年11月16日付けラスベガス・レビュー・ジャーナルの記事から

 

ツーリストはライドに取り残された~停電はストラトスフィアを真っ暗にした

 

 火曜日(11月15日)の夜におきた停電は、ストラトスフィアのてっぺんのライドを停止(シャットダウン)させ、日本人旅行者のグループが90分の間、地上800フィート(約244m)に宙ぶらりん状態となった

 

 「車がそのエリアの変圧機にぶつかった時、午後5時45分に、タワーへの電力供給が止まった」と役員が言った。 タワーは暗くなり、通常、ストリップの上で高くバウンドし、回転し、ぐらつくライドは停止した。6人の取り残された旅行客は X-Screamライドに乗っていた。ホテルのウェブサイトによると、 それは866フィートという世界て3番目に高い絶叫マシーンである。


<ライドの説明について中略>


 しかし、電力供給が止まった時、ライドは乗客たちを引き戻さず、旅行客達は温度が50s台に低下し、風速1600mの状況下で、 タワーのふちから突き出して、ぶら下げられた。ライドは、電力が戻る7時15分まで突き出されたままだった。 ストラトスフィアのスポークスマン、マイク・ギルマーチンは言った。

 彼は、ライドは緊急時には、手動でX-Screamaを展望デッキに戻すことができるように設計されていると言ったが、 なぜ電力が戻るまで旅行客達が安全に戻すことができなかったか説明することができなかった。

 ラスベガス消防局のヘビーレスキューチームは7時4分に救助要請を受けたが、チームが到着するまでに旅行客は救出されていた。

 旅行客のうち5名(男性4名女性1名)は処置のため大学医療センターへ送られた。緊急ルームで待っている間、 女性はストラトスフィアのロゴつきのフリースで身を包んでいた。旅行客達は、インタビューを断った。

 

 電力が戻るまで、タワーの展望デッキまで上がるエレベータは停止した。約20人のアジア観光客のグループが閉鎖を知った時に、 うなり声はロビーを満たした。

 スリルを求める乗客たちをストラトスフィアのライドに取り残すというインシデント (訳者注 表面上は大事に見えないが重大事態に発展し得る事件)は、過去7ヶ月2度起きている。

<4月のインシデントの説明について後略>


ストラトスフィアのライドについてのウェブサイト上の記述

 

 我が家は夫婦ともども、運営側が主張する「安全」という言葉を信じないたちのため、ジェトコースター的なライドは大の苦手です。 スリルを超えて、生命の危険を感じる恐怖となってしまいますから(笑)

 それにしても半年に2回もインシデントが起こるというのは結構怖いものがありますね。スリル好きの人にとっては、 薬味になってよいのかもしれませんが…。

 

 とりあえず、日本人旅行者の方々は無事だったようですから一安心ですね。90分間の精神的な恐怖は大変でしたでしょうけど…。 この前のように、生涯無料パスをもらえるのでしょうか…(汗)

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コメント

アメリカでは、こういったケースでは結構な補償というかサービスが提供されるようですね。
ライドに乗っていた日本人観光客ということですので、リピーターではなさそうですから生涯無料券では.......。ラインパスも......。

アクシデントに遭遇した方々は、もうラスベガスは懲り懲りと感じたのかなぁ~。逆に虜になったりして。

私も知人2人がベネシアンのエレベーターで停電により缶詰になり、立ち会った事があります。約30分ほどの缶詰状態でしたが、無事救出後に私が交渉し、翌夕の食事を無料にさせた記憶があります。

あわよくば全員無料かと思って食事をしたのですが、きっちり頭割りで2名分のみが引かれていた記憶があります。

さて、彼らには何が提供されたんでしょうねぇ。悪口を言われないために、次回ラスベガスへ無料招待(エアー/ルーム/フードコンプ)は無理かなぁ。

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