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2006年04月14日

●中国人旅行者の増加 LVRJから

Las Vegas Review-Journalの記事から

 

より多くの中国人旅行者が大きな姿を現してきた LVRJから

 ゆっくりと、そして明らかに静かにではなく、中国人の侵攻がアメリカ旅行業界の前にヌゥと大きな姿を現してきた。

 

 アジア脱出がアメリカの海岸に到達する前に、 多くのアメリカのホテルとレストラン経営者はたくさんお金を費やすより多くの客を歓待しようとしていると水曜日にラスベガスで消息筋が伝えた。

 

 「中国人旅行者は、潜在的に他の全ての旅行市場を矮小化してみせるかもしれない。」とブルース・ボマリット、 ネバダ旅行委員会理事が言った。

 米国は昨年4,940万人の海外からの旅行者を受け入れたが、そのうち中国(香港を含む) からは40万5000人を含んでいると旅行と観光業界の米国商務省のオフィスは報告する。中国は、昨年は12番目に多い国であったが、 増加率は24%であり、現在増加中である。

 米国を訪れる中国人の約93%がネバタ州を訪れるということは、 ネバダ州ににとっては良いニュースであると、 ボマロットがマンダレイベイで行われラスベガス国際ホテルとレストランショーのパネルディスカッションの間に言った。

 中国人旅行者は、買い物が好きで、一般に他の国からの客よりもお金をたくさん使う。 彼らの米国平均滞在日数は10日~18日で、 彼らの旅行が東海岸であったとしてもネバダで時間を費やすことが可能になっているとボマロットは言った。

 

 まったく逆の噂はあるものの、米国政府は中国人へのビザの発行を制限していない。 米国を訪れようとする者は旅行の前に大使館のインタビューを完遂しなければならないが、近年この手続きも簡素化されてきている。

 

ネバダやリノ大学で経済学部を監督する中国人シュンフェン・ソンは、「母国はパワフルですばやく変化する経済を持っている」 と言った。

 中国の2005年の国内総生産(GDP)は2兆2500億ドルで、米国、日本、およびドイツに続く世界第4位であった。 600億ドル以上の外国投資と合わさって、13億の国民の中には旅行を楽しむ中流階級が急速に増加してきた。

 中国人の旅行の90%は中国国内である。昨年12億の中国人が旅行をし、この階層は、「成長する大きな余裕」 特に海外市場に対して提供するとソンは言った。

 

 トラベル&ツーリズム・インダストリーのシニアポリシーアナリストであるブライアン・ビールは、中国は2004年には、 2890万の外国訪問者を供給したと言った。

 ワシントンの不均衡なリーダー達は、ビジネスと外交の努力により逆転させたいと望んでいる以上に米国の市民は中国を訪れる。

 

 先週、米中政府首脳は、 国家間の往来を増やすために直行便空路の増便を含む近時の覚書について協議するためにロサンゼルスで会った。 「米国にとって非常に良い機会である。」より多くの中国人を米国にひきつけることについてビールは言った。


 これらの客を引き寄せ続けるためには、文化的な変化も起こるに違いない。
例えば、中国人旅行者は一般に外国へ旅行した際には中華料理を求めるとボマリットは言った。ラスベガスでリカルド・メキシカン・ レストランを所有するボブ・アンサラは、中華料理店ではないレストランが中国人旅行者をひきつけるヒントを尋ねた。

 ボマリットとソンは、アンサラと他の者に中国語でメニューを印刷することを奨めた。ソンは、20年も米国に住んでいるが、 メキシコ料理、イタリアン、アメリカ料理の内容になかなか慣れないために、しばしば外食の際に不快感を感じると付け加えた。


 ここ数年、中国へのネバダの興味は発展している。2003年10月にボマリットとロレイン・ハント副知事は、 アジアの国への州で最初のプロ・ビジネス・ツアーを率いた。ツアーは10日間で、北京、香港、マカオ、上海を訪れた。

 2004年6月、委員会は北京で最初の米国の州によって後援された観光案内所を開いた。そして3ヶ月前、 中国人を含むより多くの外国人旅行者を米国へ誘引するために作られた対策本部のリーダーに、ワシントンを本拠とする米国旅行業協会は、 ボマリットを選出した。

 

 3年前に、シンガポール航空がラスベガス/香港直行便を廃止して以来、中国からの直行便は無い。しかし、リー・ ジョンヒー大韓航空社長が、大韓航空がこの秋にソウルから週3便の直行便を就航させ、大韓民国と中国が2~3年以内に「オープン・ スカイ」協定(国際航空における自由航行。便数・路線・到着国を経由して第三国に運航する権利である以遠権などの完全自由化のこと。 「デジタル大辞泉」から)を締結すると信じているということを2ヶ月前にコリア・タイムズに話した。
そのステップは、2国間に無限のフライトを許容し、ソウル経由で中国人をラスベガスへ送り迎えする能力を拡張する。

 

 以前の投稿「ターゲットは中国の新年 Las Vegas Sun から」でも、 ラスベガスにおける中国人来訪者の増加とカジノ側の誘致作戦などが紹介されていましたが、数字上も増加が明らかになっていますね。 どうりで、目立つわけです。

 

 記事の中で、「 ゆっくりと、そして明らかに静かにではなく、 中国人の侵攻がアメリカ旅行業界の前にヌゥと大きな姿を現してきた。」(関西人もたいがい、静かではないが…笑)とか、 「中国人旅行者は一般に外国へ旅行した際には中華料理を求める」と書かれている部分には、大きくうなづいてしまいました(笑) エンプレスコート@シーザーズもほとんど中国系の人ばかりですから…。

 

 そのほか、「米国を訪れる中国人の約93%がネバタ州を訪れ」とか、 「米国平均滞在日数は10日~18日」というのにも驚かされました。 日本人旅行者で調査してみるとどんな数字がでてくるんでしょう。

 

 特に注意をひいたのが大韓航空のラスベガス直行便の部分です。「すわっ!新情報か?!」 と色めいたのですが、これは>以前に紹介した大韓航空社長がコリア・タイムズのインタビューに答えた内容から一つも進んでおりませんでしたね… (汗)

 ただ、直行便就航が年末のことかと思っておりましたら、「この秋」とのこと。JALの撤退即KAL就航となるのでしょうか…。 ワクワク