●"The Producers"@ Parisも90分バージョンか? LVRJから
今年後半にラスベガス・パリスで7公演/週でオープンするメルブルックスの「ザ・プロデューサー」 は用心深いアプローチをとる。
控えめなスケジュールは、ショーが「それに応じて高まること」を可能にするであろうと、 ニューヨークを本拠とするリチャードフランケル・プロダクションのミュージカルを監督するのを手伝うであろうデイビッド・ コールドウェルは言う。
これは10公演/週の初期のスケジュールによって、ゲートの外でゴタゴタした「ヘア・ スプレイ」や90分より長いパージョンで10公演/週により主要な役をダブルキャストにする必要があった 「アベニューQ」とは対照的である。
「モンティ・パイソンのスパマロット」についての初期の報道においても、 野心的な公演スケジュールのために主要な役はダブルキャストでゆくとの発表がなされた。しかし、「ヘア・ スプレイ」が、週の公演の数をすばやく10から8に減らしたことによって、遭難信号と受けとられたので、 スケジュールをゆっくりと組み立てていくアプローチは、広報的見地からより良い。
余裕あるスケジュールは、「ザ・プロデューサーズ」が90分より長いバージョンでの公演が可能になり、 俳優公平組合のガイドラインに準拠していることを意味している。しかし、(ロングパージョンでいくかどうかには)期待しないでください。 ショーの後援者達は、選び出された作品がラスベガスの観客が望むものより以上に良いと確信しているように見える。
「そこでのスタイルのようだ」フランケルは先週言った。「ラスベガス旅行者は、手に入れられるものがあまりに多くあるので、 ショーを夜の計画の(全体ではなく)一部にしたいと思っている。」
"The Producers"の1967年映画バージョンは88分だった(いくつかの情報ソースでは90分とされている)。 しかし、映画にはミュージカルナンバー(楽曲)が2つしか含まれていない。
「ウエスト・ブロードウェイ」 化は着々と進んでいっているようですが、 なぜかしらマンマミーア@マンダレイベイ以外は苦戦しているようです(汗)
その原因の一つが「ラスベガス短縮バージョン」 にあるとも言われていますがどうなんでしょう?確かに、チケット代は本家ブロードウェイより高いのに、 内容は短縮版というのは納得がいかないですが、絶え間なく動き回るラスベガスで、 のんびりミュージカル観劇というのももったいない気がします。そこは90分で切り上げて、次の楽しみへ… というのも解らないではないですからねぇ~。
まぁ、いずれにしてもシルクはもうたくさん、満腹です(笑)