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2006年07月12日

●ギ・サボア Guy Savoy@シーザーズ '06Jun しんしんさん提供

 しんしんさんから、この5月にシーザーズ・パレスのオーガスタスタワーにオープンしたフレンチ・ レストランギ・ サボア」についてのご報告をいただきましたので、転載させていただきます。ありがとうございました。 (オープンについてのニュースはこちら

 シーザーズの公式サイト   【営業時間】  水~日 PM5:30~PM10:30

 

きなこさんからの情報によると、現時点では週末の予約は取りにくいそうです。

 


 

 今回は、ミラに泊まったのでミラのジャパマ経由でGuySavoy(ギ・サヴォワ) の予約をお願いしました 予約が取れた時点でホストから「ドレスコードのあるレストランですから必ず守ってくださいね」と言われました。 最初からそのつもりでいましたが、こういうことははっきり事前に伝えてもらえた方が行ってから赤っ恥をかくことがないのでいいですね。 ミラでのチェックインの際にホストが「Savoyの新聞に乗った記事をコピーしておいたので御覧下さい」と(嬉)


 いつもは事前のメニュー確認はしないのですが、 ここは高級店ですし自腹も覚悟していたのでメニューや料金がわかった上でいけるというのは安心につながりました。

 

●新聞に掲載されていたメニュー

 

【Starters】  前菜

Oysters in ice gelee ($40)
牡蠣のアイス・ジェリー包み

 

blue fin tuna tartare "Toro and Maguro,"with carviars,poached egg and scalding shelfish finaigrette ($80)
黒マグロのタルタル「トロとマグロ」キャビア、湯煎タマゴ、焼いた貝のフレンチドレッシング添え

 

artichoke and black truffle soup,toasted mushroom brioche and black truffle butter ($68)
アーティチョークと黒トリュフのスープ、トーストしたブリオッシュ(甘い軽いパン)と黒トリュフのバター

 

roasted foiegras and red cabbage nage,Savoy cabbage with horseradish and mustards($65);and ローストフォアグラと赤キャベツのナージュ仕立て(ナージュは「泳ぐ」という意味で魚介類を茹でた汁をスープにしてかけた物)、 サボア キャベツわさび大根とマスタード添え

 

potatoes and leeks($30) ポテトと西洋ニラネギ


 

【Entrees】  メイン


Crispy sea bass with delicate spices($75)
かりかりしたスズキ、風味の良いスパイス添え

 

Maine lobster,bouillon,root vegetables and onion rings ($85)
メーン湾のロブスター、ブイヨン、根野菜とオニオンリング

 

escalope of wild salmon ,parsley jus and Paris mushrooms ($55):
天然鮭の薄切り、パセリ汁とパリのマッシュルーム

 

roasted veal chop,black truffle potato puree and veal jus($140, for two)
子牛厚切り肉ローストビーフ、黒トリュフじゃがいものピューレと子牛の肉汁

 

squab,fava beans and truffle butter ($60)
ひな鳥、そら豆とトリュフバター

 

roasted duckling and citrus-scented turnips($110)
子ガモのローストとシトラスの香りのカブ

 

crispy veal sweetbreads, petite potato and black truffle sandwiches($75)
かりかりの子牛のすい臓、ちいさなじゃがいもと黒トリュフのサンドイッチ

 

a selection of cheeses ($20)
チーズセレクション

 


【Extras】


Menu Prestige a 10course tasiting menu($290)
評判高い10品メニューのコース テイスティング・メニュー


5品のHalfコースあり

 

【Desserts】    各種$22

Avocado and pineapple 
アボガドとパイナップル

chocolate fondant
チョコレート・フォンダン

crunchy praline and chicory cream
ぱりぱりしたプラリーヌ(アーモンドまたはヘーゼルナッツをキャラメルで包んだフランス菓子)とチコリー・クリーム

grapefruit terrine and Earl Grey tea souce
グレープフルーツのテリーヌとアールグレイ紅茶ソース

chocolate ganache infused with Tonka bean
トンカ豆を詰め込んだチョコレートクリーム

a dessert trolley with ice cream,sorbets
アイスクリームとシャーベットのデザートワゴン

traditional French pastries
伝統的フランス菓子

 

 

 内装はとってもシンプルでシンプルすぎ?と思ってしまうほど。 思っていたほど高級店といった感じはしません。女性が色とりどりに着飾ることによって店内に花が咲くような感じでしょうか。

 

 私たちが通された席は4テーブル入る個室で、窓からはストリップの景色ともう1つの窓からはベラジオが見えました。 レストラン自体が低層階なので景色はオーガスタスタワーの部屋からの方がずっといいです。

 

 最初にテーブルにセッティングされている塩、バター、キャンドルなどが入っている入れ物がとってもかわいいです。 蓋をとる前は雫のような形でそれぞれ大きさや色がちがい、ガラスの置物だとばかり思い、 中に何かが入っているとは全く思ってもいませんでした。

 

bread
candle&butter
パン
キャンドル&バター

 

 

 

 メニューを出される前に出てくる一口サイズのフォアグラのサンドイッチ美味しかったです。でも実は私、 おいしいけどフォアグラは食べないと心に決めていたのです。
数年前にポール・マッカートニーのフォアグラ反対運動を知ってから、確かに非人道的な生産方法だな~と思い、 自らは積極的にオーダーしないと心に決めたのです。でも 、出されてしまった場合は、感謝をしつついただこうと。

 

アミューズ フォアグラのサンドイッチは手渡しなので、撮影できず

 

 

 その後メニューを出されて悩んでいるとまたまたフォアグラのサンドイッチが・・・・(汗)。でも美味しいんです あぁ~(大汗)。 今後も自分からオーダーすることはないでしょう(笑)

 

 コースは290ドル 高ぁ~ 量的にも私たちには多いと思ったので、単品で頼み、すべての料理をシェアしてもらいました。 少なめに頼んだつもりが、メイン到達前にもうお腹はいっぱい。メインは、お肉一切れしかいただけなかったのです。 もったいないよぉ。 残すことが苦手なので、余ったら必ずお持ち帰りをするしんしんなんですが、さすがにこのお店では気が引けて、残して帰りました。 一番の楽しみにしていたデザートも頼むことができず大失敗です(涙)

 

 

sea mar
tuna_tartare

Sea Mar

ツナタルタル

 

 

 味はどれも美味しかったですが、個人的にはロブション(高級な方)のほうが美味しいかな~。 ただオーダーする料理にもよるとは思いますし、この日私は鎮痛剤を5時間おきに飲むような体調の悪さもあったので、 体調の良いときにいただいていれば、本当はもっと美味しく感じられたのかもしれません。

 

artichoke soup
Veal Chop
アーティチョーク・トリュフ・
スープ
子牛のローストビーフ

 

 

 45ドルのグラスシャンパン(会計までいくらかわからなかった)を二杯とオレンジジュースを入れて全部で432ドル(チップ別)。 デザートを食べていれば500ドルちょっとぐらいですね。

 

お土産

 店を出るときに小さなかわいい紙バッグをお土産に頂きました。中身は数種のキャラメルのようなものだと思います (まだ食べていないので味は分かりません)。

 (転載者注: ぬいぐるみはお土産ではありません…)

 

 店内のレストルームは女性用は1つしかないのでタイミングが悪いと常に並んでいるようです。 外に出ると同じフロアにすぐホテルのレストルームがあるので、混んでいる時はそちらを利用する方がいいかもしれません。