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2006年10月14日

●ギ・サボア Guy Savoy@シーザーズ 2回目 '06Sep

今回、'06年5月にオーガスタスタワー@シーザーズにオープンしたフレンチ・レストラン 「ギ・サヴォア」へ行ってきました (それも2回も 汗)ので、報告いたします。

1回目の利用報告はこちら。

 

 7月にはしんしんさんからもご報告をいただいております。

 シーザーズの公式サイト   【営業時間】  水~日 PM5:30~PM10:30

 

【10月1日 チェックアウト日】

 大韓航空10便が0時50分発のため、10月1日最終日は午後10時30分くらいにチェックアウトする予定とし、 ラスベガス最後の晩餐ということで、午後6時15分の予約をお願いしました。

 時間にお店にいきますと、「お帰りなさいませ、再度のご来店を感謝いたします」と、 2回目の利用であることを前提に迎えてくれました。過去シーザーズのレストランにおいて、オグデンや808、 エンプレスコートなど1滞在に2回利用することがありましたが、こんなふうに歓待してくれる(…と思わせるような)接客は初めてです。

 

名刺

 席に着くと、男性がご挨拶に。「再度のご利用を感謝いたします。今日の調子はいかがでしたか?」と…。名刺をいただいたので、 よく見ると、Frank Savoyの文字。なんとまぁ、息子さんではありませんか。ワイルドなお父さんとは異なり、2枚目の優男 (やさおとこ)。「次回は、一緒に写真をとってもらおうかしら…」とすっかり気に入ってしまった様子の嫁さん(笑)気持ちよく、 ディナーをいただくことができました。

 

 しんしんさん、きなこさん、れみさんからの情報から、アラカルトは量が半端じゃないということを事前に認識しておりましたので、 おのおの前菜とメイン1品ずつ選ぶこととしました。…が、嫁さんが注文しようとした小カモは2人からのオーダーということで、前菜が 「エビのカルパッチョ」と「フォアグラとホワイトミートのモザイク」 、メインが「小がも」ということにしました。

 

 

ニンジンスープ
スープ容器を上げると
ニンジンのスープ。容器を取ると…
シーズニング カルパッチョのパン
バターと塩・こしょうの容器 カルパッチョの付け合せパン
エビのカルパッチョ トマト
エビのカルパッチョ 芸の細かい付け合せのトマト
モザイク モザイクのパン
白身肉、フォアグラのモザイク

 

 

 一番上の画像は、10品コースでも最初に出てきたアミューズです。注文していないので、 決まって出てくるのでしょう。あっ、前回の報告では忘れていましたが、しんしんさんがおっしゃっていた、 フォアグラのサンドイッチも出てまいりました(我が家の感想としては、 あまり美味しくはありませんでした…大汗)。

 アミューズはニンジンのスープということでした。味は…忘れました(汗)前回と同様に、スープの容器を上げるとしたから…コロッケ?

 

 しんしんさんが、「かわいい」とおっしゃっていた、調味料とバターの容器(蓋を取る前)も撮影してきました。

 

 注文のアラカルトに進みますと、まずはエビのカルパッチョ。上に載っている薄い膜状のものが、生のエビの身です。さらに、 それを囲んでいるのがミニ・トマト。細工の細かいのが、ミニ・トマトの中をくりぬいて、詰め物をしていることです。エビに驚き、 手のかかったトマトにも驚きとサプライズ続き。味も言うこと無しでした。

 

 次が白身肉とフォアグラのモザイクですが、てっきりテリーヌとばかり思ってしまいしまた。 JALの洋食の付け合せはいつもテリーヌが出てくるんですが、決まってゲロゲロ。その味が脳裏に再現されます。

 が、しかし。これはテリーヌではありません。3色の層になっているのですが、それぞれがフォアグラ、白身の肉(鶏系?)、 そして緑のが…(忘れた 汗)。それぞれに美味しいんですが、合わせて食べるとさらに美味しい。

 

 そして、最後にメインの小がも "Rosted duckling and citrus-scented turnips($110)子ガモのローストとシトラスの香りのカブ"。1羽の小がもをローストして、 二人で分けるようです。取り分ける前に、こんがり狐色に焼かれた小がもがテーブルに運ばれ、「こちらを切ります」と確認させられました(笑)

 

かも かも
子カモのロースト(胸肉)、この下にさらに細切れ肉が
付け合せ もも肉

 

 

 まずは、上のかぶらをぐるっと取り囲んだ小がもの胸肉。いわゆる「カモのロースト」です。焼き具合、味とも言うことなし。 付け合せに上左の皿がでてきます。何かパスタのように見えるんですが、白いのがマッシュポテト?で、その裏にアボガド?が詰めてある。 言葉で表現しにくいんですが、とにかく芸が細かい。その上、美味しい。

 これだけ食べると、お腹一杯。「チェックをお願い」と言ったら、「いえ、もう一皿ございます。先ほどのものが胸肉でしたが、 こんどは足とキドニー、舌です。こちらも美味しいですよぉ~」とおっしゃる。

 左上の画像の皿が運ばれてきたので、「これで最後?」と尋ねると、笑いながら「最終です」とのことでした。鶏好きの私としては、 皮がパリッとした脚は胸肉よりも美味でございました。もうちょっと、量が少なかったら言うこと無いのですけど…(笑)

 

 当然、これで満腹となってしまいましたので、デザートもコーヒーもいただかずに、お店をでることとなりました。小がもの量は、 4人くらいで適量だと思います。2人だと、もうアップ、アップです(笑)ただ、価格的にはこれで110ドルですからお安いですけど…。

 

 エビのカルパッチョが$28×2、 フォアグラのモザイクが$26×2、そして小がもが$110で、 合計$218、税金が16.9ドルでトータル234.9ドルとなりました。もちろん、これにチップが必要ですけれど…。

 

candy そして、お店を出るときにお土産がいただけます。しんしんさんのときは、 紙のバッグに入っていましたが、我々のときは箱に入ったキャンデーでした。手作りのキャンデーで、味はもちろんすこぶる美味しい!

 

 サヴォアは皆さんにお勧めできるお店です。機会がありましたら、ぜひ一度利用してみてください。 すっかり気に入ってしまった我が家は、12月帰還の際は、また2度利用するつもりです。