2005年10月24日

●We will rock you @ パリス '05Sep

パンフ パリスで上演されているクイーンの音楽をちりばめたミュージカル 「We will rock you.(ウイ・ウイル・ロック・ユー)」を見てきました。パリスのサイトはこちら。 左の画像は無料で配布されているチラシです。

 

 ミュージカル自体の内容については、「ロンドンのドミニオン劇場」 での公演について書かれている ボルケーノさんのこちらのサイト の説明がわかりやすいと思います。

 事前の予習ということで「あらすじ」と見所をチェックさせてもらいました。おかげで、 英語の不自由な私も笑うポイントをはずさずに済みました(笑)それでも、8割くらいのポイントは素通りしてしまいましたけどぉ~(泣)

 このミュージカルは、一部楽曲や設定を公演地向けにローカライズしておりますので、 ボルケーノさんの記述と一部異なるところはあります。例えば、伝説のギターがあるのがラスベガスのパリスという設定。そのうえ、 ラスベガスは温暖化による海面上昇により、水没しているということになっています(笑)でも、基本的なところは同じです。

 

【チケットはコンプダラーで】 

 VIPゲスト末席程度の我が家では、ショーのチケット代はホスト経由のコンプにはなりません。ただ、ホスト経由で予約をとってもらって、 支払いをコンプダラーで行うということは可能です。

 これだと、 直接プレイヤーズカードカウンターへ行ってショーチケットを予約取得する方法と違って、事前に予約も確定しますし、 ホスト経由で良い席がとれますので、なかなか使途がみつからないコンプダラーの消化という点と合わせて、 我が家にとっては非常に有益な方法です。

 

 チケットそういう方法でとったのが、右のチケットです。 座席は、CC列の30、 31。前から3列目の中央の席で、すこぶる良い席でした。演者のツバしぶきが見えるほどです。 これ以上前でしたら、しぶきを浴びることになりますので、ギリギリの線でしょうか…(笑)

 コンプダラーでの支払いだと、チケットの券面にしっかりと「COMP」の文字が印刷されているんですね。

 

 実は、「チケットは、パリスのチケットボックスで当日に受け取ってください」と言われて、「はいはい」なんて、 軽く受け返事をしていたのですが、「チケットボックスってどこ?」(汗)

 

【チケットボックスとショップ】

shop

 パリスのカジノをうろうろしていると、「We will rock youのショップ」 が目に入りました。店に入って、店員のおば様に「ウイ・ウイル・ロック・ユーのチケットボックスはどこアルか?」と尋ねますと、 「なんだって?ウイ・ウイル・ロック・ユー?ホテルのレジストレーションの先だよ」とヤ・サ・ シ・ク答えてくださいました(汗)

 こちらのお店には、このようなディスプレーがあり、T-シャツやら、クイーンのCD、 グッズなどが売られています。

 

 下のようなマネキンも展示されているのですが、舞台の衣装ではありませんので、ご注意を…。

キャラ1  きゃら2

 Beeさんのブログに、 1年前('04Sep)のマネキンの画像があるんですが、やはり内容は違いますね。当然といえば、当然ですけど。

 

チケットボックス さて、おばちゃん@ショップの言ったとおり、 ホテルのレジストレーションの横にチケットボックスがありました。昨年5月にパリスに宿泊したというのに、 チケットボックスに関する記憶がまったくありません…。

 無事、パスポートを見せてチケットを受け取りました。おっと、劇場の場所を聞いておかねば、 「劇場はどこアルカ?」とお姉さま@チケットボックスに聞くと、「横よ」と劇場にっこり…。

 おっしゃるとおり、チケットボックスの横に劇場がありました。 MGMミラージ系のようにもっとハッキリと解るように看板なりディスプレイなりを掲示して欲しいものです。「横よ」って言われると恥ずかしいから(汗)

 

【ショーの内容について】

 

cd 我が家は英語が不自由なため、ミュージカルでは事前の予習が必要ということで、 上記ボルケイノさんのサイトであらすじを確認するとともに、左のロンドン公演のライブCDを車に積んで、夫婦で何度も聞くこととしました。

 ところが、このCD、我が家ではすこぶる評判が悪いです。まずは主役の声質。「私、 この声、嫌い!」と嫁さんが一言(笑)さらには、「コーラスもへたくそねぇ~。 なんか学芸会みたいだわねぇ~」 激しく御意! おっしゃるとおりでございます。 何度も聞いて、予習をするはずだったのですが、数回聞いただけで、このCDはお蔵入りとなってしまいました。 欲しい人がいらっしゃいましたら、お譲りしますよぉ~(笑) で、結局、ライブCDは聞かずに、本家クイーンのベスト盤を聴いておりました。

 

 不安を抱きながらの公演でしたが、ふたをあけてみると、「すばらしい!」としか言いようがありません。 CDが学芸会だとすると、こちらはプロです。声質はもちろん、声量、テクニック、そしてダンスまで、感激しました。

 

ガガガール

 随所に笑いがちりばめてあり、というかほとんとコメディです(笑)英語力不足のため、残念なことに、 8割は置いてきぼりをくらってしまいます。周りが笑っているのに…(泣)

 とはいえ、私よりもさらに英語力のおちる嫁さんも「あなたが訳してくれないから、 何を笑っているか良く解らなかったけど、面白かったワ。なんとなく解るし!」と申しておりますので、 英語がまったくダメでも楽しめると思います。

 

 上の画像は、導入部分であるマインドコントロールを受けた若者達が音楽に合わせて、一糸乱れず(ってのは言いすぎですが…) シンクロして踊る場面です。画像をみていただくとわかるのですが、女性はお腹の部分が露出しているのですが、彼女達 「腹筋割れています」(汗) しっかりとトレーニングされているのでしょうねぇ~。男性陣は…。あまり興味がないので、良く見ていません(笑) ただ、 主役のガリレオ君は、ちょっとお腹が出ておりました。「おっさん体型ねっ! 」と嫁さんが申しておりました(汗)

 

キラークイーン

 こちらの画像が悪の女王キラー・クイーンです。若者達をマインドコントールして、思いのままに操っております。我々がみた公演では、 キラー・クイーンの役者さんが違っていて、ソウルフルなアフリカ系アメリカ人のおば様でした。このおば様、歌がうまい。

 周りで踊っているお姉さまたちは、すこぶる刺激的な衣装です。このようなお姉さまたちが、ツバしぶきが見える距離で (表現があまりきれいではありませんね 汗)、胸元あらわに、扇情的に踊られるのですから、もうたまりません…(汗)とくに、 魅惑的な女優さんと視線が絡んだりして…(絡んでいるというのは私が思っているだけですけど)。

 嫁さんには、ナイショですけど、We will rock youは私にとって非常にセクシーな舞台でした(ラ・ファーム@MGMよりドキドキした)。

 

主役 「お腹が出ている」と悪口を書きましたが、 主役のガリレオ役の役者さんはあまり踊りませんが、歌はすこぶるうまいのです。 クイーンのナンバーのハイトーンもしっかりと歌い上げてくれます。

 ヒロインのスカラムーシュ役の女優さんは、ロンドン公演と同じように、背背が低く、細いのですが、そこが可憐ですこぶる魅力的です。 体に似合わずパンチのある歌い方をされますし。

 

 嫁さんは、「もう一度、絶対みたい。年末も見れるかなぁ~。」などと申しておりました (9月帰還でコンプダラーを使い切ってしまったので、年末は見れないでしょう…汗)。クイーンのナンバーのすばらしさはもちろんですが、 よくできたミュージカルだと思いました。中だるみなく、フィナーレに突入していきます。確かに、 「2回目もきっと見たい」 と思うショーでした。

 

* 公演の画像は、ショップのディスプレイの写真を拡大したものです。ショーの撮影、録音は禁止されています。  

Posted by 鈴木(ラスいこ) at 17:52 | Comments [0] | Trackbacks [1]