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2006年12月21日

●Lenny's Las Vegasから2題(2006.Dec.21)

私のお気に入り Lenny's Las Vegas から

 

1. 大取引~ハラズは170億ドルの買収を受諾した

 

 今週のベガスにおけるビッグ、ビッグニュースだ。まだ聞いていないなら、そのニュースは昨日発表された。 世界最大のカジノ会社であるハラズ・ エンターテイメントは2つのプライベート投資グループからの171億ドルの買収を受諾した

 

 取締役会は、Apollo Management Group と Texas Pacific Group からの1株90ドルでの買収申し出を受諾し、一月以内に他からのより高い入札額があった場合の留保権を確保して株主承認を求めた。 買い手は取引において107億ドルの借り入れを予定している。

 

 新所有者は、 ラスベガスとアトランティックシティにおける大規模開発計画とともにハラズの現経営陣の継続を計画していたと、 取締役会長とゲーリー・ラブマンは取引の発表の後に言った。ハラズは取引が年内に契約締結にいたるであろうが、 特別委員会は今後25日間は第三者に対して高い株価で購入すべくアプローチし続けるだろうと言った。

 

 ハラズは売り上げにおいて世界最大のカジノ会社であり、ラスベガスにおいてはシーザーズ・パレス、バリーズ、パリス、 フラミンゴ、インペリアル・パレス、バーバリー・コーストそしてリオを、アトランティック・ シティにおいてはシーザーズとハラズを含めて世界中で39のカジノを経営している。また、2008年にはシーザーズ・ ウィンザーと改称されるカナダのカジノ・ウィンザー、ウルグアイのコンラッド・プンタ・デル・エステにも興味をもっている。

 年内にハラズは、英国を本拠とするロンドンクラブ・インターナショナルPLC(英国で7つのカジノ、エジプトで2つ、 南アフリカで1つのカジノを経営し、レバノンのカジノの経営コンサルタントをしている)の全ての株を取得することになっている。

 

 これはギャンブラーにとって何を意味することになるのだろうか。私はハラズが世界で最も成功したゲーミング会社の一つとして、 計画されている戦略になんらの変更も無いだろうと思っている。しかし、 新オーナーが特にストリップにある既存のカジノについてどのようなことをすると決定するか、興味を持って注視している。 所有下のいくつか、あるいはほとんどのカジノが近い将来、別の巨大カジノ& リゾートに建替えるために打ち壊し用の鉄球の下に来るかもしれない。

 

 なんでんかんでん掲示板のほうでもこちょこちょと書いていたハラズ買収記事です。 レニーさんは、所有者が替わっても既存の経営戦略についてはそのまま維持されるとの見かたですが…。

 個人的には、シーザーズをはじめとしてハラズ系の設定の良いビデポ台の撤去は、この買収と関係があると思ってるんですけどねぇ~。 とにかく少しでも売り上げをあげよう…ってことなんじゃないかと(汗)

 情勢が変わって、良い台が復活することを祈りつつもハラズにサヨウナラ

 

2. ベラージオのクリスマス

左側ペンギン マンハッタンには毎年信じられないほどのすばらしいディスプレイをする店がある5番街 (フィフス・アベニュー)があるかもしれない、しかしラスベガスは、ベラージオのコンサバトリー&ボタニカル・ガーデンのおかげで、 毎年ベガス独特のウインター・ワンダーランドを築き上げた。今年は、そびえたつクリスマスツリー、花々に覆われた白熊、 空飛ぶトナカイをフューチャーするキラメくディスプレイによって冬を歓迎している。


 45フィート(4.18m)の高さのシャスタモミは、 このまばゆいディスプレイの中心的な飾りである。ピンクと赤のポインセチアのキャンディーケイン縞(紅白縞のステッキ型キャンデー) によって取り囲まれて、その木は季節の色とともに瞬き輝くハイテク照明ディスプレイに収納されている。

 ほんの数歩先では、白いカーネーションを身にまとった白熊の家族が訪問者を魅了し、 すべて木の実とピーカンによって作られた6匹の荘厳なトナカイは、雪をいただく森林峡谷の上を飛ぶ。
 近くでは、 クランベリーの湿原がアメリカの最初の移住者に遡るクリスマスの食事のお気に入りの記憶を呼び起こす。

 

 あなたがたは、絶対に見逃したく無いだろうし、カメラを持ってきたくなるだろう。観覧はすべて無料で、 いぜんに訪れたことがない人たちのために、メインロビーからちょっと入ったところに位置している。これでもう、クリスマス気分だ。 ディスプレイは、1月6日まで続けられる。

 

 確かに、ホリデーシーズンのボタニカルガーデンの飾りつけはリキが入っていますよねぇ~(笑)ボタニカルガーデンについては、 うちのブログでも過去に取り上げております('06Sep'05Dec)。

 

 来週末に迫ったベガス帰還の際にもボタニカルガーデンを取材してきます。 今回は1眼レフカメラは持参せず、キヤノンのハイビジョンビデオカメラHV10のみを持参するつもりです。 ワイドコンバージョンレンズが品薄のため、予約注文していますが入手の見込みがたっておりませんので、 '05Decのような広角画像は期待できません(汗)

 '06Sepよりはきれいな動画をお見せできると思いますので、乞うご期待!

 

 レニーさんのコラム記事の紹介を絵で見てみるとこんな感じ…

 ということで、ワンダーランド★ラスベガスさんのところに、今年のクリスマス・シーズン時のボタニカルガーデン@ベラージオのラフ・ スケッチの画像が掲載されています。

 本ちゃんの写真は、ライブ・オンの「言いたい放題」12月3日と6日の写真に掲載されています。 ツリーと金の玉(http://www.liveonvegas.com/tmp/12036bel1.jpg) 森林峡谷上を飛ぶトナカイ(http://www.liveonvegas.com/tmp/12036bel2.jpg) おなじくトナカイ(http://www.liveonvegas.com/tmp/12036bel3.jpg)白熊 (http://www.liveonvegas.com/tmp/12065bel1.jpg

 

 その他は、カナリー@ノースラスベガスで1月5日と6日に行われるエルビス・ プレスリーの生誕72周年を祝う催しものの紹介と毎年恒例12月27日にUNLVのジュディ・ベイリー劇場で行われる、 ネバダ・バレーシアターの「くるみ割り人形」公演についてです。詳細は元記事をごらんください。

コメント

鈴木(ラスいこ)でございます。

http://www.reviewjournal.com/lvrj_home/2006/Dec-21-Thu-2006/business/11546893.html

 ハラズ買収関連のこちらの記事によりますと、この買収地によって、ハラズは107億ドルの借金をかかえることになるそうです。
この借金によって、経営の優先事項は変化することになると見られています。

 ひょっとしたら、リオやショーボート@アトランティックを売却することにより、この借金を一挙に減らすという方法をとるかもしれないし、他方で85000人の従業員の削減計画の続行が水曜日に発表されているそうな。

 いずれにしろ、買収発表の際にラブマンはストリップの再開発計画が遅れるかもしれないとほのめかしているとのことです。

鈴木(ラスいこ)でございます。

>ワイドコンバージョンレンズが品薄のため、予約注文していますが入手の見込みがたっておりませんので、 '05Decのような広角画像は期待できません(汗)

11月2日に予約をしたワイコンがようやく配達されました(ホッ)
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/dv-op/pop.cgi?category=lens&shohin_code=1305B001

0.7倍程度ですので、ワイド感はたいしたことありませんが、室内撮影で苦労せずにすみそうです。

それにしても、なんとか間に合ってよかった、よかった。

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